外壁断熱塗料の効果は?遮熱塗料との違いや助成金の利用も解説

外壁断熱塗料の効果は?遮熱塗料との違いや助成金の利用も解説

外壁塗装で注目される断熱塗料は、単に見栄えを良くするだけでなく、家の快適性やエコ性能を高める効果があります。断熱塗料の効果や原理、遮熱塗料との違いを正しく理解して、賢く利用することが求められています。

この記事で分かること
  • 外壁断熱塗料の効果と基本的な仕組み
  • 遮熱塗料との違いと使い分け方
  • 補助金など助成金制度の活用方法

結論として、断熱塗料を適切に選び施工すれば、冷暖房の効率アップや省エネ効果が期待でき、助成金を活用することでコスト面でもお得な施工が可能になります。本記事では、その具体的な仕組みや選び方のポイントを詳しく解説していきます。

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監修者:藤孝憲

監修者:藤 孝憲
保有資格:宅地建物取引士・SEO検定1級・CFPなど

資格を活かし、中立的な立場で記事の執筆・監修を行っている。常に生活者目線で専門用語もわかりやすく解説し記事を執筆している。

目次

断熱塗料とは?

断熱塗料とは?

断熱塗料は、外壁塗装のタイミングで導入でき、室内を快適に保ちながら光熱費削減も期待できる、実用的で合理的な塗料です。

外壁に塗布することで、家の中と外の熱の出入りをコントロールし、夏は涼しく冬は暖かさを維持しやすくなります。その結果、冷暖房にかかるエネルギーを抑え、光熱費の低減につながります。

断熱リフォームには床や壁をはがすような大掛かりな工事もありますが、費用が高額で簡単には踏み切れません。その点、外壁塗装は10年程度ごとに必要となるメンテナンスであり、この機会に断熱機能を持つ塗料を取り入れれば、外観の美しさや外壁本来の防護機能に加えて、省エネ機能も一度に得られます。つまり、外壁断熱塗料は「必須メンテナンス+省エネ機能」を同時に実現できる、一石三鳥のリフォームと言えるでしょう。

外壁断熱塗料の効果・メリット

外壁断熱塗料の効果・メリット

外壁断熱塗料は、快適な住環境づくりに直結し、省エネ・防音・結露防止・耐久性向上など多方面でメリットをもたらす塗料です。単なる省エネ効果にとどまらず、暮らしの質を高めながら長期的なコスト削減も可能にします。

室内が快適温度に

断熱塗料を施工すると、夏は外気の熱を遮断し、冬は室内の暖かさを逃がしにくくなるため、一年を通じて快適な室温を保ちやすくなります。

実際、塗料メーカーの実験では真夏でも屋根の温度を大きく下げる効果が確認されています。8月に無塗装の屋根が50℃を超えるのに対し、断熱塗装では約36℃に抑えられています。これは人肌程度まで温度が下がっていることになり、その効果は数値ではっきりと示されています。

屋根の表面温度比較実験

スクロールできます
無塗装断熱塗装温度差
実験① 2019年5月48.4℃21.1℃ー27.3℃
実験① 2019年8月52.3℃36.5℃ー19.5℃
(プレハブ倉庫屋根の表面温度を塗装状態と無塗装状態で、表面温度を比較)株式会社WAKO調べ

節電効果がある

外壁断熱塗料は、エアコンなどの冷暖房機器の使用を減らし、光熱費の節約につながります。

消費電力比較実験

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無塗装断熱塗装温度差
実験① 夏季7日間24.72kWh21.01kWhー15.0%
実験① 冬期7日間95.0kWh74.6kWhー21.5%
(プレハブ倉庫のエアコン消費電力を、塗装状態と無塗装状態で比較)株式会社WAKO調べ

総務省調べの2023年1~3月・4人世帯の平均的な電気料金は1万9,941円です。したがって施工後、電気機器のみの暖房使用の場合、電気代だけで1シーズンあたり約4,000円が節約できる可能性があることになります。

防音効果がある

一部の断熱塗料には、外部の騒音を軽減する効果があります。

断熱塗料の主成分であるセラミックが音を反射する性質を持ち、また厚塗りできる特徴があるため、電車や車の走行音、さらに屋根では雨音が小さくなる効果も期待できます。静かな住環境づくりに役立つ点もメリットです。

結露の防止になる

結露の防止になる

断熱塗料を施工すると外壁が外気の冷たさを受けにくくなり、その結果、室内側の壁の表面温度が下がりにくくなります。

これにより冬場でも結露が起こりにくくなり、カビやダニの発生を抑え、室内環境の衛生面改善にもつながります。結露による家具や壁材の劣化も防げるため、家の寿命を延ばす効果もあります。

塗装の寿命が長い

断熱塗料は一般的な塗料よりも耐久性が高く、長寿命であることが大きな特長です。

例えばシリコン塗料の10〜15年に比べ、断熱塗料は15〜20年以上の耐用年数と言われています。次の外壁メンテナンスまでの期間が長くなり、その分長期的には工事回数が減るため、結果的にコストパフォーマンスも向上します。

外壁断熱塗料のデメリット

外壁断熱塗料のデメリット

外壁断熱塗料には多くのメリットがありますが、施工費用や効果の感じ方には注意が必要です。
実際には、高額な費用をかけても建物の構造や立地条件によっては効果を感じにくい場合もあります。そのため、導入前には「費用対効果」や「住宅の条件に合った効果が得られるか」をしっかり確認することが大切です。

施工費用が高額になる

断熱塗料は一般的な外壁塗料に比べて費用が高めになります。塗料自体が高価であり、また用途や部位に応じて下地処理など手間のかかる施工が必要になる場合があるからです。

たとえば30坪の家で外壁と屋根を塗装する場合、シリコン塗料なら100万~120万円程度で済むのに対し、断熱塗料では130万~200万円と、1.5倍から2倍ほどかかることがあります。

ただし耐用年数が長いことに加え、光熱費削減によって差額を取り戻せる可能性があります。さらに快適性の向上といった付加価値を考えると、トータルでは断熱塗料の方が「長期的に得をする選択」と評価できます。

効果の保証はない

外壁断熱塗料の効果は、家の構造や断熱状況、塗った塗料の色などによって変わるため、一律に「必ず効果がある」とは言い切れません。

例えば、もともと白を基調とした家や高断熱構造の住宅では、効果を実感しにくい場合があります。また濃い色の塗料を選ぶと熱吸収の影響で、断熱効果が薄れるケースもあります。


口コミで施工前との比較に関する声をご紹介します。

  • やる前とやった後では家の中の快適さが違ってきて満足
  • 室内の温度も4度近く下がった。塗り替えて良かった
  • エアコンをつける日にちが半分になり、省エネを痛感
  • 塗装した部分としてない部分を手で触るとその差は歴然
  • 2機のエアコンのフル回転でも汗をかいていたのが、今はエアコン1機で十分

加えて、断熱塗料は色のバリエーションが少ない商品もあるため、デザイン面での選択肢が限られることもデメリットのひとつです。

このように費用や効果の個人差を理解したうえで、断熱塗料だけでなく「遮熱塗料」との違いも比較検討すると良いでしょう。

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断熱塗料と遮熱塗料の違いは?

断熱塗料と遮熱塗料の違いは?

断熱塗料と遮熱塗料は似たように思われがちですが、作用の仕組みや効果の持続性に大きな違いがあります。遮熱塗料は「夏限定の暑さ対策」、断熱塗料は「夏も冬も快適かつ省エネ効果があるオールシーズン型」という位置づけです。

遮熱塗料とは?

遮熱塗料は、外壁や屋根に当たる太陽光の赤外線を反射することで、熱の発生を抑える塗料です。そのため夏の室内温度上昇を防ぐことには効果的です。

しかし冬も同じように太陽光を反射してしまうため、室内が冷えやすく、暖房費の削減にはつながりにくいというデメリットがあります。さらに断熱効果は持たないため、年間を通じた省エネ性は限定的です。

一方で、価格がシリコン塗料と同程度と低めで、施工費を抑えられる利点はあります。耐用年数も10~15年ほどと一般的な外壁塗料に近い水準です。

断熱塗料

断熱塗料は、外壁から伝わる熱の流入や流出を抑えることで、夏は涼しく冬は暖かい住環境を実現できる塗料です。

夏は外からの熱気を遮り、冬は室内の暖気を外に逃がさないため、通年にわたり快適さと光熱費削減につながります。遮熱塗料とは異なり「夏だけでなく冬も効果を発揮する」点が最大の違いです。

さらに耐用年数は15~20年と長く、メンテナンスの頻度を減らせるのもメリットです。

遮熱塗料と断熱塗料の違い

  • 遮熱塗料=夏の遮熱のみ 耐用年数10~15年 
  • 断熱塗料=夏・冬両方で断熱効果を発揮 耐用年数15~20年

外壁断熱がおすすめの家は?

外壁断熱がおすすめの家は?

外壁断熱塗装が特に効果的なのは、日当たりがよく、熱がこもりやすい住環境の家です。具体的には以下のような住宅が挙げられます。

  • 金属屋根の家(熱を伝えやすいため室内に高温が伝わりやすい)
  • 3階建てや2階リビングの家(日射時間が長く、直射日光の影響を受けやすい)
  • 吹き抜け構造の家(屋根や外壁の熱が階下に伝わりやすい)

また都市部はヒートアイランド現象により気温が高くなりやすく、地球温暖化の影響で真夏日や熱帯夜も増えています。そのため、都市部の住まいでは特に外壁断熱対策が重要です。

加えて、自治体によっては断熱塗料施工への補助金や助成制度もあるため、費用負担を軽減しながら導入できるケースもあります。省エネ・快適性の両立を考えるなら、断熱塗料はおすすめの選択肢です。

都市部で断熱塗料の必要性が高い理由

都市部の住まいはヒートアイランド現象の影響を受けやすく、断熱塗料の必要性が特に高い環境です。緑地の少なさや道路・建物の照り返し、自動車やエアコンの排熱により、気温が上昇しやすいからです。

加えて、地球温暖化の影響もあり、全国的に真夏日や熱帯夜の回数は増加しています。こうした背景から、都市部では「家全体が加熱されやすい」という深刻な課題を抱えています。

そのため、自治体によっては断熱塗料施工を対象とした助成制度もあり、住環境改善や省エネ対策として断熱塗装を導入する動きが広がっています。

代表的な外壁断熱塗料の比較

代表的な外壁断熱塗料の比較

外壁断熱塗料には複数の代表的な製品があり、それぞれに「耐久性・施工性・価格・安全性」といった特徴があります。用途や重視するポイントによって最適な製品は変わるため、違いを理解して選ぶことが重要です。

キルコ(旧キルコート)

キルコは、断熱・遮熱機能に加えて防音性や耐ひび割れ性能に優れた塗料です。特にモルタル壁など、ひび割れが起こりやすい外壁に適しています。

中空ビーズを高密度で含む塗膜により、遮熱性も高く、環境省のヒートアイランド対策技術において効果が実証されています。同じシリーズでも用途に応じた複数のラインナップがあるため、選ぶ際には仕様を確認する必要があります。

ガイナ

ガイナは、JAXAと日進産業が開発した技術を応用した塗料で、断熱・遮熱効果の高さから幅広い分野で活用されています。住宅外壁以外にも、工場・船舶・屋外プール内壁などで使用される実績があり、信頼性が高い点が強みです。

また内装用としても販売されており、結露防止・防音・消臭などの効果を発揮するのも特長です。色のバリエーションも豊富ですが、価格は比較的高めです。

断熱コートEX

断熱コートEXは、他の断熱塗料と比べて価格が安く、外壁施工時にもトップコートが不要なため、施工コストを抑えられる点が魅力です。

さらにツヤあり仕様を選べるため、仕上がりが光沢を持ち、汚れがつきにくい効果も期待できます。予算を抑えつつ断熱機能を得たい家庭向けです。

ワコーエコシールド

ワコーエコシールドは、ホルムアルデヒドの発散等級で最高ランク「Fフォースター」を取得しているため、内装にも安心して使用できます。加えて遮熱性や不燃性能にも優れており、安全性を重視する家庭に向いています。

特にアレルギー対策や室内環境への配慮が必要な場合に選ばれることが多い塗料です。

比較すると、外壁下地にかかわらず美しい仕上がりを求めるなら「キルコ」、信頼性や採用実績を重視するなら「ガイナ」、コストを抑えたいなら「断熱コートEX」、室内施工や空気環境の安全性を重視するなら「ワコーエコシールド」が最適といえるでしょう。

スクロールできます
製品名耐用年数価格目安(1kg)特徴
キルコ15年~3,800円・施工時のひび割れが少ない。
・壁面が汚れにくい。
ガイナ15年4,000円・採用実績No.1。
・内装用にも普及している。
断熱コートEX8~12年1,540円・価格が安い。
・つやあり仕上げができる。
ワコーエコシールド10~15年3,380円・遮熱性能が高い。
・不燃性能に優れる。

外壁断熱のより効果的な施工

外壁断熱のより効果的な施工

外壁断熱塗料の施工による効果をより活かすためには、「色選び」「室内への施工」「断熱材との併用」に注意しましょう。外壁断熱は、表面の反射率や建物全体の熱の逃げ道によって効果が大きく変わります。
たとえば、明るい外壁色を選ぶだけでも表面温度を数℃下げられ、さらに内壁や天井・床下の断熱補強を組み合わせれば、冷暖房費を10〜20%ほど削減できるケースもあります。

ここでは、外壁断熱の性能をより高めるための3つのポイントを詳しく解説します。

色選び

断熱効果を最大限発揮するためには、外壁色を明るめに選ぶのがおすすめです。

暗い色は太陽光を吸収しやすく外壁表面が高温になりやすい性質があります。一方、白や薄いベージュなどの明るい色は光を反射しやすいため、断熱塗料本来の効果をより高めることができます。好みを反映させつつも、省エネ性を優先するなら明るい色が有効です。

室内にも施工する

外壁だけでなく内壁にも対応した断熱塗料を使用すれば、さらに効果を高められます。

施工はペイント用の下地クロスに貼り替えたうえで塗装するのが一般的ですが、クロス貼りに比べて工期や費用は高めになります。また、柄や模様を自由に選べない点もデメリットです。

それでも冷暖房効率が上がり、快適性が向上するため、長期的にはメリットが大きい方法といえます。

断熱材と併用する

断熱材と併用する

断熱塗料を外壁に塗布するだけでなく、壁や天井裏、床下などの断熱材を強化したり、窓を二重窓にしたりすることで、断熱効果はさらに高まります。

費用や工期の目安は以下の通りです。

スクロールできます
工事の種類価格相場工期
壁に断熱材を施工4千~3万円/㎡2週間~1ヶ月
天井の断熱化4~8千円/㎡2~4日
床下の断熱化4~8千円/㎡床下から追加する場合=1、2日
床材の張り替えも行う場合=3~6日
内窓(インナーサッシ)8~30万円/箇所1、2日
外壁・屋根の断熱塗装外壁=2.3~4.5千円/㎡
屋根=3~6千円/㎡
1~4週間

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断熱塗料で外壁施工すると助成金が利用できる!

断熱塗料で外壁施工すると助成金が利用できる

断熱塗料による外壁工事は、自治体の助成金制度が利用できる場合があります。費用の一部が補助されるため、コスト負担を抑えて施工できる可能性があります。

具体的には、全国の約3分の1の自治体で外壁塗装に利用できる助成金制度があります。断熱塗料を施工する場合は、主に以下の目的によって助成が認められます。

  • ヒートアイランド現象の緩和
  • 光熱費削減による省エネルギー効果
  • 耐久性の高い塗料使用による資材削減

また、地域によっては移住支援や空き家対策の一環として外壁塗装が補助対象になることもあります。特に築年数が古い家屋の場合は、屋根や床・壁の断熱材強化と合わせて申請すると認定されやすいケースもあります。

申請の際の注意点は?

助成金を活用するには、申請条件や手続きをしっかり確認することが欠かせません。注意すべきポイントは以下です。

  • 現在は外壁塗装を対象とする制度がないケースがある
  • 交付の決定前に着工された外壁工事は助成の対象外となる場合がある
  • 工事の条件が合わないケースがある(業者指定など)
  • 税金の滞納があると受理されない可能性がある
  • 建物の見取り図や平面図が必要なことがある
  • 申請や認定には時間がかかるケースがある

こうした条件を把握し、着工前の段階から制度を確認することが安全策です。

外壁塗装の価格相場

一般的な外壁断熱塗装の費用は、延床30坪の住宅で約95万~115万円が目安です。

費用の内訳は「塗料代」「人件費」「足場代」が中心で、断熱塗料の場合は塗料自体の単価が高く、下地作業にも手間がかかるため割高になります。

自治体による助成金では、施工費用の10~20%、金額にして10万~30万円程度が支給されることが多いです。制度内容によってはさらに高い割合での支給が行われるケースもあります。

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外壁断熱塗料のQ&A

外壁断熱塗料のQ&A

本記事のまとめを兼ねて、外壁の断熱塗料施工に関する、よくある質問をまとめました。

外壁の断熱塗料は本当に効果がある?

実験結果や口コミでは、良好な結果が多数報告されています。しかし施工前の状態との比較となるため、効果の感じ方は差があります。

外壁の断熱塗料でより効果の高い色は?

白やベージュなどの明るい色の方が、太陽の光を反射するため効果が高まります。太陽光の赤外線が、戸外からの主な熱源となるためです。

外壁の断熱塗料を購入してDIYできる?

部分的なDIYは可能です。外壁全体の施工などは、下地処理に技術を要したり、足場を組んで危険を伴う作業があったりするため、塗装業者に依頼することをおすすめします。

外壁の断熱塗料は内壁にも塗れる?

内壁にも塗れる断熱塗料があります。塗料選びは色や仕上げのほか、ホルムアルデヒドの基準など安全性を目安に、塗装業者と相談しましょう。

外壁の塗料選びはどうすれば良い?

効果は価格に比例するわけではありませんので、コストや仕上げのつやや色、汚れにくさ、不燃性や遮音性などの要素をもとに、塗装業者と相談しましょう。

断熱塗料と遮熱塗料の違いは?

遮熱塗料は熱を反射してさえぎり、断熱塗料は熱の伝わりを抑え、温度が逃げるのを防ぎます。遮熱塗料は夏季の暑さ対策にのみ対応でき、断熱塗料は季節を問わず、快適性と省エネ性能を発揮します。

断熱塗料での外壁塗装で補助金は利用できる?

自治体によって、利用対象の助成金を設けている場合があります。申請の際はさまざまな条件が設定されているので、塗装業者とも相談し、よく確認しながら進めましょう。

外壁の塗装だけで暑さ・寒さ対策はできる?

断熱塗料の施工だけで相当の効果が得られることもありますが、併せて内壁や窓、天井、床などの断熱リフォームも行うと良い場合もあります。

同じ塗料ならどんな業者に依頼しても大丈夫?

断熱塗料は下地処理に技術を要することもあり、しっかりした施工ができると評判の業者を探して依頼することが大切です。

まとめ

まとめ

外壁断熱塗料は、夏も冬も室内を快適に保ち、光熱費を抑えられるなど、住まいの快適性と経済性を大きく向上させる有効なリフォーム手段です。遮熱塗料との違いや代表的な製品の特徴を理解することで、ご自宅に最適な施工方法を選ぶことができます。

ただし、断熱塗料は独自の特性を持つため施工技術が重要であり、不適切な工事では十分な効果を発揮できない可能性があります。したがって、信頼できる業者を選ぶことが成功のカギとなります。

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