【2026年最新】鎌ケ谷市に外壁塗装だけで使える助成金はない|新婚・空き家・耐震の補助制度を解説

鎌ケ谷市には、外壁塗装だけを対象にした助成金はありません。
ただし、結婚を機に市外から転入した新婚世帯や、空き家バンクに登録された住宅をリフォームする人は、外壁塗装の費用も補助を受けられる可能性があります。

耐震改修や窓の断熱改修の補助は、外壁を塗り替えるだけの工事には使えません。

外壁の色あせが気になってきた。鎌ケ谷市で塗り替えに使える補助金ってあるのかな?

この記事では、一級建築士の監修のもと、外壁塗装に関わる鎌ケ谷市と国の補助制度を、公式サイトと要綱の内容で整理します。

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この記事でわかること
  • 鎌ケ谷市で外壁塗装の費用が補助の対象になる可能性がある2つの制度
  • 結婚新生活支援事業の対象になる夫婦の条件と補助の上限額
  • 耐震改修・窓の断熱改修の補助が外壁塗装に使えない理由
  • 補助金を使えないときに外壁塗装の費用を抑える方法

本記事は、外壁塗装業者600社以上が掲載する塗装業者比較メディア「ペイプロ」が、一級建築士 山下昭一氏の監修のもと作成しています。

この記事を監修した人

監修者:山下 昭一

一級建築士 山下昭一氏

保有資格:一級建築士
早稲田大学理工学部建築学科を卒業後、設計事務所での勤務を経て独立。現在は株式会社山下建築設計事務所の代表を務める。同事務所は東京都知事登録第63906号の一級建築士事務所。

公式サイト:株式会社山下建築設計事務所 会社概要

※本記事の制度情報は、2026年10月3日に鎌ケ谷市・国の公式サイトで確認した内容です。受付状況や補助額は変わることがあるため、申請の前に担当窓口または公式サイトで最新の情報をお確かめください。

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【結論】鎌ケ谷市に外壁塗装だけを対象にした助成金はない|新婚世帯・空き家バンクの物件なら補助を使える可能性がある

【結論】鎌ケ谷市に外壁塗装だけを対象にした助成金はない|新婚世帯・空き家バンクの物件なら補助を使える可能性がある

鎌ケ谷市が実施している住宅関連の補助のなかに、外壁塗装だけの工事を対象にしたものはありません。外壁塗装の費用が補助の対象になる可能性があるのは、新婚世帯の住宅費やリフォーム費用を補助する「結婚新生活支援事業」と、空き家バンクの物件のリフォームを補助する「空家等リフォーム推進事業」の2つです。

ただし、2つの制度とも、公式の資料に「外壁塗装」とはっきり書かれているわけではありません。
住宅の修繕や性能を保つ工事が対象とされているため、外壁の塗り替えが当てはまるかは、申請の前に窓口で確認が必要です。

外壁工事とあわせて確認したい5つの制度を、一覧にまとめました。

スクロールできます
制度名主な対象補助率・上限額令和8年度の受付外壁塗装だけで使えるか問い合わせ窓口
結婚新生活支援事業(鎌ケ谷市)新婚世帯の住宅費・引越費用・リフォーム費用3つの費用の合計
上限30万円
(夫婦とも29歳以下は60万円)
令和9年
3月31日まで
(予算に達し次第終了)
△
(夫婦の要件を満たし、修繕に当たる場合)
企画財政課
企画政策室
047-445-1073
空家等リフォーム推進事業(鎌ケ谷市)空き家バンクに登録された住宅のリフォーム費用の3分の2
上限100万円
公式サイトに記載なし
(窓口へ要確認)
△
(空き家バンクの物件・市内業者の施工が条件)
建築住宅課
住宅係
047-445-1472
木造住宅耐震改修促進事業(鎌ケ谷市)昭和56年5月31日以前に着工した木造住宅の耐震診断・耐震改修改修は5分の4
上限115万円
11月30日まで×建築住宅課
建築係
047-445-1466
住宅用設備等脱炭素化促進事業(鎌ケ谷市・窓の断熱改修)窓の断熱改修費用の4分の1
上限8万円
令和9年
1月29日まで
(設置後に申請・予算枠に達し次第終了)
×環境課
温暖化対策推進係
047-445-1227
みらいエコ住宅2026事業(国)窓や外壁・屋根などの断熱改修上限40万〜
100万円
交付申請
12月31日まで
(予算上限まで)
×登録事業者が申請を代行

「△」の2制度も、外壁塗装だけを単独の制度として申し込むものではありません。
夫婦の要件や物件の条件を満たしたうえで、リフォーム費用の一部として外壁塗装が認められるかどうかが分かれ目です。

出典:鎌ケ谷市「鎌ケ谷市結婚新生活支援事業」、鎌ケ谷市「鎌ケ谷市空家等リフォーム推進事業による補助金交付申請について」、鎌ケ谷市「鎌ケ谷市木造住宅耐震改修促進事業による補助金交付」、鎌ケ谷市「令和8年度鎌ケ谷市住宅用設備等脱炭素化促進事業」、国土交通省「みらいエコ住宅2026事業 対象要件の詳細【リフォーム】」(2026年10月3日確認)

新婚世帯のリフォーム費用を補助する「鎌ケ谷市結婚新生活支援事業」|最大60万円

鎌ケ谷市結婚新生活支援事業

結婚新生活支援事業は、結婚を機に鎌ケ谷市に住み始める夫婦に、住宅費・引越費用・リフォーム費用の合計を、1世帯あたり30万円(夫婦とも29歳以下なら60万円)まで補助する制度です。

ご利用ガイドの内容を、項目ごとに整理しました。

項目内容
対象の
夫婦
令和8年1月1日〜令和9年3月31日に婚姻届を出し、夫婦とも婚姻日に39歳以下で、どちらかが婚姻を機に市外から転入した世帯
所得夫婦の所得の合計が500万円未満
補助額住宅費・引越費用・リフォーム費用の合計
(上限30万円、夫婦とも29歳以下は上限60万円・千円未満切り捨て)
外壁塗装明記なし(住宅の修繕は対象。該当するかは事前相談で確認)
対象の
支払い
令和8年4月1日〜令和9年3月31日に支払った費用
申請期間令和9年3月31日まで(予算に達した時点で終了)
窓口総務企画部 企画財政課 企画政策室
047-445-1073

住宅費・引越費用だけで上限に達する場合は、リフォーム費用を足しても補助額は増えません。
外壁塗装の費用をどれだけ計上できるかは、家賃や引越費用とのバランスでも変わります。

令和8年1月〜令和9年3月に婚姻し、市外から転入した39歳以下の夫婦が対象

対象になるのは、令和8年1月1日から令和9年3月31日までに婚姻届を出して受理され、夫婦とも婚姻日の時点で39歳以下の世帯です。さらに、夫婦の少なくとも一方が、婚姻を機に鎌ケ谷市外から市内へ転入している必要があります。

もともと鎌ケ谷市に住んでいた2人が、結婚して市内で引っ越すだけの場合は対象になりません。
夫婦ともに鎌ケ谷市に住民登録し、補助を受ける住宅に住民票の住所を置くことも条件です。

申請の日から2年以上、その住宅に住み続ける意思があることも求められます。
再婚の場合も対象ですが、夫婦のどちらかが過去にほかの自治体を含めて同じ補助を受けていると、対象外です。

世帯所得500万円未満と、講座の受講などが条件になる

夫婦の所得を合わせた額が500万円未満であることに加えて、市が指定する講座の受講などのうち1つを、夫婦ともに申請する年度内に済ませる必要があります。

  • ライフデザイン支援講座の受講
  • プレコンセプションケアに関する講座の受講
  • 医療機関への妊娠・出産に関する相談
  • 共家事・共育て講座の受講

ここでいう所得は手取り額ではなく、給与の額面から給与所得控除を差し引いた金額です。
貸与型の奨学金を返している世帯は、1年間の返済額を所得から差し引いて計算できます。

住宅の修繕は対象、門・フェンスなどの外構工事は対象外

補助の対象になるリフォーム費用は、婚姻に伴って住宅の機能を維持または向上させるために行う、修繕・増築・改築・設備の更新などの工事費です。倉庫や車庫の工事、門・フェンス・植栽などの外構工事、エアコンなどの家電の購入・設置は対象になりません。

対象になる工事対象にならない工事・費用
住宅の機能を維持・向上させる修繕
増築・改築
設備の更新
倉庫・車庫の工事
門・フェンス・植栽などの外構工事
エアコン・洗濯機などの家電の購入・設置

外壁の塗り替えは、雨水の浸入を防ぐなど住宅の機能を保つ工事ですが、ガイドに外壁塗装の例は載っていません。
工事を契約する前の事前相談で、外壁塗装の見積書を見せて対象になるかを確かめておきましょう。

外構工事も頼むときは見積書の項目を分けてもらう

外壁と一緒に塀や門まわりの塗装も頼む場合は、建物の工事と外構の工事を見積書の上で分けてもらいます。外構の費用が一式に含まれていると、補助の対象になる金額がわからなくなるためです。

見積もりを頼む段階で「補助の申請に使うので、建物と外構の工事を分けて書いてください」と伝えておくと確実です。

申請には、リフォーム費用を支払ったことがわかる工事費の領収書などの写しが必要です。
見積書と領収書の項目がそろっていると、窓口で対象の費用を確かめてもらいやすくなります。

住宅費・引越費用と合わせて上限30万円または60万円

補助額は、住宅費・引越費用・リフォーム費用を合わせた額(千円未満は切り捨て)で、夫婦とも39歳以下なら上限30万円、夫婦とも29歳以下なら上限60万円です。

スクロールできます
費用の内訳(例)夫婦とも
29歳以下
夫婦とも
39歳以下
家賃・敷金など25万円
+引越10万円
35万円30万円
(上限)
家賃・敷金など25万円
+引越10万円
+外壁の修繕30万円
60万円
(上限)
30万円
(上限)

※ご利用ガイドの計算方法をもとにした目安です。外壁の修繕費が対象になるかは、事前相談で確認が必要です。

上の例のように、上限が30万円の世帯では、住宅費と引越費用だけで上限に届くとリフォーム費用の分は補助額に反映されません。
リフォーム費用の補助を見込んでいる場合は、3つの費用の合計と上限額を先に照らし合わせておきましょう。

令和8年4月以降に支払った費用が対象で、予算に達すると終了

補助の対象は、令和8年4月1日から令和9年3月31日までに支払った費用です。申請は、婚姻・引越し・費用の支払いがすべて終わり、必要書類がそろってから行います。

市のQ&Aでは、婚姻届の提出や引越しの前に申請することはできないとされています。
一方で、予算額に達した時点で受付は終わるため、工事が終わったら早めに申請するのが安全です。

市は、対象になるかの確認や書類の案内のために、窓口での事前相談をすすめています。
事前相談は補助を約束するものではないため、相談したあとも申請は早めに済ませてください。

担当窓口:鎌ケ谷市 総務企画部 企画財政課 企画政策室(047-445-1073)
出典:鎌ケ谷市「鎌ケ谷市結婚新生活支援事業」、鎌ケ谷市「鎌ケ谷市結婚新生活支援事業ご利用ガイド」(2026年10月3日確認)

空き家バンクの物件をリフォームする人向けの「鎌ケ谷市空家等リフォーム推進事業」|工事費の3分の2・上限100万円

鎌ケ谷市空家等リフォーム推進事業

空家等リフォーム推進事業は、鎌ケ谷市空き家バンクに登録された住宅をリフォームして、移住・定住の住まいや地域交流の拠点として使う人に、費用の3分の2(上限100万円)を補助する制度です。住宅を10年以上活用すること、市内の業者が施工することが条件で、現在の受付期間は窓口での確認が必要です。

公式ページと交付要綱の内容を整理しました。

項目内容
対象の
住宅
鎌ケ谷市空き家バンクに登録された空き家(昭和56年5月31日以前に着工したものは、耐震性能があるものに限る)
対象者空き家バンクに利用登録した人で、市税を滞納していない人
補助額リフォーム費用の3分の2
(上限100万円・千円未満切り捨て)
外壁塗装明記なし(性能を維持・向上させる修繕や模様替えが対象。事前相談で確認)
施工する
業者
市内に本店がある法人か、市内に事業所がある個人事業者
申請の
タイミング
工事に着手する日の20日前まで
窓口都市建設部 建築住宅課 住宅係
047-445-1472

交付の決定を受ける前に工事を始めると、補助の対象から外れます。
同じ物件で、ほかの制度の補助金を受けている場合も対象外です。

空き家バンクに登録された住宅を10年以上活用することが条件

リフォームが終わってから1年以内に、移住や定住のための住宅、または地域交流の拠点として使い始め、10年以上活用することが条件です。

補助を受けたあとは、リフォームが完了した年度の翌年度から10年間、毎年度の初めに活用の状況を市へ報告します。
必要に応じて、市の職員が物件の状況を見に来ることもあります。

今住んでいる自宅の外壁を塗り替える場合には、この制度は使えません。
空き家バンクで物件を探している人が、入居前のリフォームで使う制度と考えるとわかりやすいでしょう。

法人は市内に本店・個人事業者は市内に事業所があることが条件

リフォーム工事は、法人に依頼する場合は鎌ケ谷市内に本店があること、個人事業者に依頼する場合は市内に事業所があることが条件です。

船橋市や白井市など近隣の業者は、鎌ケ谷市を対応エリアにしていても、この条件を満たさないことがあります。
見積もりを頼む前に、業者の本店や事業所の所在地を、会社概要や契約書の住所で確かめておきましょう。

現在の受付期間は窓口で確認する

2026年10月3日時点で、市の公式ページには令和6年度の受付期間(令和6年9月30日まで)が載ったままで、現在の受付期間は書かれていません。申請を考えている場合は、建築住宅課 住宅係に受付の状況を問い合わせてください。

市は、申請を受付順に扱い、予定の件数に達した時点で受付を終えると案内しています。
工事が終わったら、完了から30日以内か、交付決定を受けた年度の2月末のどちらか早い日までに実績報告書を出します。

担当窓口:鎌ケ谷市 都市建設部 建築住宅課 住宅係(047-445-1472)
出典:鎌ケ谷市「鎌ケ谷市空家等リフォーム推進事業による補助金交付申請について」、鎌ケ谷市「鎌ケ谷市空家等リフォーム推進事業補助金交付要綱」、鎌ケ谷市「鎌ケ谷市空家等リフォーム推進事業による補助金交付申請の手引き」(2026年10月3日確認)

耐震改修・窓の断熱改修の補助は外壁塗装だけでは使えない

耐震改修・窓の断熱改修の補助は外壁塗装だけでは使えない

鎌ケ谷市の木造住宅耐震改修促進事業、市の窓の断熱改修の補助、国のみらいエコ住宅2026事業は、どれも外壁を塗り替えるだけの工事には使えません。耐震改修は地震への強さを上げる工事、ほかの2つは断熱性能を上げる工事が対象です。

ただし、外壁塗装と同じ時期に耐震改修や窓の工事を計画しているなら、それぞれの工事に補助を使える可能性があります。
足場を共有できる工事もあるため、工事の時期をまとめるかどうかの判断材料にしてください。

耐震改修は設計・工事監理・工事費の5分の4、上限115万円

鎌ケ谷市木造住宅耐震改修促進事業

鎌ケ谷市の木造住宅耐震改修促進事業では、耐震改修の設計・工事監理・工事にかかる費用の合計の5分の4(上限115万円)が補助されます。耐震診断にも、費用の3分の2(上限5万円)の補助があります。

項目内容
対象の
住宅
昭和56年5月31日以前に着工した、木造在来軸組工法か木造枠組壁工法の2階建て以下の一戸建て(住まいの部分が延べ面積の2分の1以上の併用住宅を含む)
対象の
工事
耐震診断で総合評点1.0未満と判定された住宅を、評点1.0以上にする工事
補助額診断:費用の3分の2(上限5万円)
改修:設計・工事監理・工事の合計の5分の4(上限115万円)
外壁塗装対象外(耐震補強を目的としない工事)
申請の
タイミング
診断・改修とも、着手する日の20日前まで
受付期間毎年4月1日〜11月30日
窓口都市建設部 建築住宅課 建築係
047-445-1466

申請の手引きでは、耐震補強を目的としない内装・床板の張り替え・防蟻・外構などの工事は補助の対象外とされ、同時に行う場合は見積書を補助の対象と対象外に分けて作るよう求めています。
耐震改修と同じ時期に外壁を塗り替えるなら、塗装の費用も耐震工事と分けて見積もってもらいましょう。

耐震診断と耐震改修の設計は、講習を修了した建築士(診断士)が行う必要があります。
どこに頼めばよいかわからない場合は、千葉県建築士会 鎌ケ谷支部(047-445-4064)が相談先として案内されています。

内窓の設置やガラス交換は市の脱炭素化促進事業の対象

鎌ケ谷市住宅用設備等脱炭素化促進事業の窓断熱改修

鎌ケ谷市の住宅用設備等脱炭素化促進事業のうち、住まいの断熱に関わるのは窓の断熱改修で、補助は費用の4分の1(上限8万円)です。補助の対象は窓とガラスまでで、外壁の工事は入りません。

使える製品は、国の補助事業で窓・ガラスとして登録され、窓全体の熱の伝わりにくさ(熱貫流率)が1.9以下のものです。
また、1部屋単位で、外気に面する窓をすべて断熱化する必要があります。

申請は、窓の設置が終わってから行い、令和9年1月29日の午後5時までが期限です。
受付順で、設備ごとの予算枠に達した時点で終わります。

国や県の補助金と一緒に受けることもできますが、その場合は国などの補助額を差し引いた費用をもとに、市の補助額が計算されます。
窓の工事に必要な仮設足場の費用も補助対象の経費に含まれるため、外壁塗装と同じ時期に工事するケースで、足場を共用する場合は、どこまでが窓の断熱改修の補助対象になるかを、見積もりの段階で業者と市の窓口に確認しておきましょう。

国のみらいエコ住宅2026事業は断熱塗料の塗り替えだけでは使えない

みらいエコ住宅2026事業
みらいエコ住宅2026事業

国のみらいエコ住宅2026事業が補助するのは、窓の断熱改修や、壁・屋根・天井・床へ断熱材を施工する工事です。遮熱塗料や断熱塗料を塗る外壁の塗り替えは、断熱材を施工する工事には含まれません。

対象になるのは、原則として平成28年(2016年)12月31日までに新築された住宅です。
開口部(窓など)のある1部屋を「トリガールーム」として選び、その部屋で決められた組み合わせの断熱改修を行うことが申請の条件です。
1戸あたりの上限額は、住宅の新築時期と、改修後に満たす省エネ基準によって40万〜100万円です。

申請は住宅の所有者ではなく、事業に登録した施工業者が代わりに行い、受け取った補助金を所有者に還元します。
交付申請は工事が終わってからでもでき、2026年12月31日が期限です(予算上限に達した時点で終了)。
2026年10月2日0時時点で、予算に対する申請額の割合は8%と公表されています。

窓だけの工事なら、国の先進的窓リノベ2026事業も対象になります。
ただし、同じ窓でみらいエコ住宅2026事業と両方の補助を受けることはできません。

担当窓口:鎌ケ谷市 都市建設部 建築住宅課 建築係(047-445-1466・耐震)、市民生活部 環境課 温暖化対策推進係(047-445-1227・窓)
出典:鎌ケ谷市「鎌ケ谷市木造住宅耐震改修促進事業による補助金交付」、鎌ケ谷市「鎌ケ谷市木造住宅耐震改修促進事業による補助金交付申請の手引き」、鎌ケ谷市「令和8年度鎌ケ谷市住宅用設備等脱炭素化促進事業」、鎌ケ谷市「補助金交付申請の手引き(窓の断熱改修)」、国土交通省「みらいエコ住宅2026事業 対象要件の詳細【リフォーム】」、同「予算に対する補助金申請額の割合(リフォーム)」(2026年10月3日確認)

鎌ケ谷市で補助金を申請するときの注意点

鎌ケ谷市で補助金を申請するときの注意点

この記事で紹介した制度を使うときは、申請するタイミング・市税の納付状況・予算の残りの3点を、工事を頼む前に確認しておくことが大切です。

ただし、細かな条件は制度ごとに違います。
ここでは、複数の制度にまたがって気をつけたい点をまとめます。

工事の前に申請する制度と、支払い・設置の後に申請する制度がある

空家等リフォーム推進事業と耐震改修の補助は、工事に着手する20日前までに申請が必要です。結婚新生活支援事業と窓の断熱改修の補助は、費用の支払いや設置が終わってから申請します。

制度申請するタイミング
空家等リフォーム推進事業工事に着手する20日前まで(交付決定の前に着手しない)
木造住宅耐震改修促進事業診断・改修に着手する20日前まで
結婚新生活支援事業婚姻・引越し・費用の支払いが終わってから
脱炭素化促進事業(窓)窓の設置が終わってから
みらいエコ住宅2026事業契約のあとに着工し、交付申請は工事の完了後でも可(登録事業者が申請)

工事前に申請が必要な制度で、先に着工してしまうと、あとから申請しても補助を受けられません。
反対に、支払い後に申請する制度でも、窓口での事前相談は工事の前に済ませておくと安心です。

市税の滞納があると利用できない制度がある

この記事で紹介した鎌ケ谷市の4つの制度は、いずれも市税を滞納していないことが条件です。滞納がある場合は、先に納付を済ませてから申請してください。

市の制度では、申請の際に納税の状況を確認されます。
固定資産税や住民税などに納め忘れがないかを、工事の前に見直しておきましょう。

予算の枠に達した時点で受付が終わる

結婚新生活支援事業、空家等リフォーム推進事業、窓の断熱改修の補助、国のみらいエコ住宅2026事業は、予算や予定の件数に達した時点で、期限の前でも受付が終わります。

窓の補助を含む市の脱炭素化促進事業では、太陽光発電システムが令和8年度の予算上限に達して、すでに受付を終えています。
窓の断熱改修は2026年10月3日時点で受付中ですが、申請を予定しているなら、工事の前に窓口で予算の残りを確認しておきましょう。

出典:鎌ケ谷市「鎌ケ谷市空家等リフォーム推進事業補助金交付要綱」、鎌ケ谷市「鎌ケ谷市木造住宅耐震改修促進事業補助金交付要綱」、鎌ケ谷市「鎌ケ谷市結婚新生活支援事業ご利用ガイド」、鎌ケ谷市「令和8年度鎌ケ谷市住宅用設備等脱炭素化促進事業」、国土交通省「みらいエコ住宅2026事業 対象要件の詳細【リフォーム】」(2026年10月3日確認)

助成金を使えない場合に鎌ケ谷市の外壁塗装費用を抑える方法

助成金を使えない場合に鎌ケ谷市の外壁塗装費用を抑える方法

助成金を使えない場合は、費用相場をつかんだうえでの相見積もり、屋根と同時に工事するかの判断、火災保険の確認の3つで費用を抑えます。鎌ケ谷市内で公開されている施工事例では、30〜35坪の住宅の外壁(屋根や防水を含むものが多い)の工事費は、総額130万〜160万円でした。

ここで挙げた金額は1つの業者が公開している実例で、鎌ケ谷市の相場を統計的に示したものではありません。
実際の費用は、外壁の傷み具合や塗る面積、屋根の工事を含めるかによって変わります。

費用相場を確認し複数社の見積もりを比較する

見積もりが高いか安いかは、近い条件の施工事例と比べるとつかみやすくなります。そのうえで、2〜3社から同じ条件で見積もりを取り、合計の金額だけでなく中身を比べます。

鎌ケ谷市に隣接する船橋市高根台のすずしょうペイントは、公式サイトで鎌ケ谷市内の施工事例を、総額・坪数・築年数つきで公開しています。

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地域主な工事内容広さ・築年数総額
南鎌ケ谷外壁(多彩仕上げのデザイン塗装)・付帯部・コーキング30坪
築10年
130万円
南初富外壁・屋根(遮熱フッ素)・コーキング・バルコニー防水30坪
築18年
145万円
南初富外壁・屋根(遮熱フッ素)・幕板の膨れの改善・防水35坪
築20年
142万円
中央外壁・屋根(無機塗料)・付帯部・雨どい交換35坪
築20年
149万円
中央雨漏りの散水調査・外壁・屋根(遮熱フッ素)・防水30坪
築17年
160万円

※出典:すずしょうペイント「鎌ヶ谷市の施工事例」(2026年10月3日確認)。金額は施工当時の税込総額です。あくまで個別の事例であり、同じ金額で施工できることを示すものではありません。

5件のうち4件は屋根や防水の工事を含んでおり、外壁だけを塗る場合の金額とは分けて見る必要があります。
見積もりを比べるときは、次の項目がそろっているかを確認しましょう。

  • 塗料のメーカー名と製品名、塗り重ねる回数
  • 外壁の塗装面積(㎡)と単価
  • 足場・高圧洗浄・養生が含まれているか
  • コーキングを「打ち替え」るか「打ち増し」するか
  • 屋根・防水・雨どいなど、外壁以外の工事が入っているか
  • 保証の年数と範囲が書面で示されるか

「一式」とまとめられた項目が多い見積書は、ほかの業者と比べられません。
内訳の書き方が業者ごとに違うときは、同じ項目立てで出し直してもらえるか頼んでみましょう。

屋根と同時に工事するかは屋根の傷み具合で決める

足場は外壁にも屋根にも必要なため、屋根の傷みが進んでいる家では、2つの工事を一度に行うと足場代の二重払いを避けられます。すずしょうペイントの鎌ケ谷市向けページが示す足場代の目安は、15万〜25万円です。

上の施工事例でも、築17〜20年の住宅は外壁と屋根をまとめて工事しており、築10年の住宅は外壁だけの工事でした。
屋根の状態は、築年数だけでなく屋根材の種類や日当たりによっても変わります。

反対に、屋根の塗膜がまだ持ちそうなら、外壁に合わせて前倒しする理由はありません。
屋根の上の様子は自分では見えにくいため、現地調査の写真で傷み具合を確かめてから判断しましょう。

台風や雹による破損は火災保険の対象になるか確認する

台風の強風や雹(ひょう)、大雪で外壁や屋根、雨どいが壊れた場合は、火災保険の補償で修理の費用をまかなえることがあります。

日本損害保険協会の解説では、火災保険は火事のほかに、風・雹・雪による建物の被害も補償の範囲に入るとされています。
補償される災害の種類は契約ごとに異なるので、手元の保険証券で範囲を確かめてください。

長年の日差しや雨で色が落ちた、外壁を触ると手に粉がつくといった傷みは、災害による損害ではないため保険金は出ません。
「保険を使えば無料で塗り替えられる」と契約を急がせる業者には応じず、先に保険会社へ問い合わせましょう。

出典:すずしょうペイント「鎌ヶ谷市の外壁塗装」、参考:日本損害保険協会「問50 火災保険は、どのような保険ですか。」(2026年10月3日確認)

\坪数・工事内容から費用の目安を確認/

鎌ケ谷市の外壁塗装費用や補助制度について「すずしょうペイント」に相談する

すずしょうペイント

すずしょうペイントの本社は、鎌ケ谷市と市境を接する船橋市高根台にあり、戸建て住宅の外壁と屋根の塗装を主に請け負っています。
本社から鎌ケ谷市までは車で10〜20分ほどで、南鎌ケ谷・南初富・中央などで工事をしています。

現地調査は無料で、約60分かけて建物を確認し、写真付きの報告書を渡しています。
公式サイトでは、塗り替えが必要ない場合はその旨を伝えると案内しています。

取材では、工事の進み具合をLINEで写真や動画を使って報告していると回答しています。

補助金について聞かれた際は制度の現状を伝え、国の窓の補助や、災害時の火災保険も案内しているそうです。
結婚新生活支援事業を使うなら、建物と外構を分けた見積書を出してもらえるか、最初の相談で確認しておくと安心です。

なお、同社は鎌ケ谷市外に本社があるため、空家等リフォーム推進事業を使いたい工事を依頼すると、市内業者による施工という条件を満たしません。
補助金が使えない場合も含めて、外壁塗装の費用やプランを相談しやすい業者です。

株式会社涼匠ペイント(屋号:すずしょうペイント)
本社:千葉県船橋市高根台7-14-14

※会社情報は、すずしょうペイントの公式サイトとペイプロ編集部の独自取材をもとに掲載しています(2026年10月3日確認)。

\まずは無料相談・見積もりから/

鎌ケ谷市の外壁塗装助成金に関するよくある質問

鎌ケ谷市の外壁塗装助成金に関するよくある質問

結婚新生活支援事業で、婚姻前に支払ったリフォーム費用も対象になりますか?

原則として、婚姻後に生じた費用が対象です。婚姻届を出す前から同居している場合は、婚姻を機に同居を始めたことが契約書などでわかれば、同居を始めた日からの費用が対象になります。いずれの場合も、令和8年4月1日以降に支払った費用に限られます。

市外の塗装業者と契約すると、使えなくなる制度はありますか?

空家等リフォーム推進事業は、法人は鎌ケ谷市内に本店、個人事業者は市内に事業所があることが条件です。この条件を満たさない業者に依頼すると利用できません。

耐震改修の補助では、市が公表している耐震改修事業者のリストに載っていない事業者でも補助を使えると案内されています。結婚新生活支援事業と窓の断熱改修の補助の公表資料には、施工業者の所在地についての条件は書かれていません。

耐震改修の補助金を工事代金から差し引いてもらうことはできますか?

できます。鎌ケ谷市の耐震改修の補助には代理受領制度があり、補助金の受け取りを施工業者などに任せると、工事費から補助額を引いた差額だけを支払えばよくなります。手引きでは、工事費125万円で補助金100万円の場合、申請者の支払いは25万円になる例が示されています。利用する場合は、委任状などの書類を出す必要があります。

耐震改修の補助を受けると、所得税の控除はどうなりますか?

住宅の耐震改修をすると、所得税の特別控除や固定資産税の減額を受けられる場合があります。鎌ケ谷市の耐震改修の補助を受けた人は、これらの手続きに必要な「住宅耐震改修証明書」を、通常より簡単な手続きで発行してもらえます。控除や減額には別の要件があるため、証明書の発行とあわせて建築住宅課 建築係に確認してください。

出典:鎌ケ谷市「鎌ケ谷市結婚新生活支援事業ご利用ガイド」、鎌ケ谷市「鎌ケ谷市木造住宅耐震改修促進事業による補助金交付申請の手引き」、鎌ケ谷市「鎌ケ谷市木造住宅耐震改修促進事業による補助金交付」、鎌ケ谷市「鎌ケ谷市空家等リフォーム推進事業による補助金交付申請について」(2026年10月3日確認)

まとめ|鎌ケ谷市の外壁塗装で使える補助制度を確認しよう

まとめ|鎌ケ谷市の外壁塗装で使える補助制度を確認しよう
  • 鎌ケ谷市に、外壁塗装だけを対象にした助成金はない
  • 結婚を機に市外から転入した39歳以下の夫婦は、結婚新生活支援事業でリフォーム費用の補助を受けられる可能性がある(住宅費・引越費用と合わせて上限30万円、夫婦とも29歳以下は60万円)
  • 空き家バンクの物件を市内業者がリフォームする場合は、空家等リフォーム推進事業(費用の3分の2・上限100万円)が使える可能性がある。現在の受付は窓口で確認が必要

今住んでいる家の外壁を塗り替えるだけなら補助金は使えないため、相見積もりの比べ方や、屋根と工事をまとめるかどうかが費用を左右します。
補助を使いたい場合は、外壁塗装が対象に含まれるかを窓口で確かめてから、業者に見積もりを頼みましょう。

【見積もりを頼む前に確認しておきたい3つのこと】

  • 結婚新生活支援事業や空家等リフォーム推進事業の条件に当てはまるかを、記事の表で確かめる
  • 当てはまりそうなら、外壁塗装が対象になるかを担当窓口で事前に相談する
  • 屋根・防水・外構の工事を分けて書いた見積書を、2〜3社から取り寄せる

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※制度の内容は2026年10月3日の確認時点のものです。受付の状況や申請の期限は変わる場合があるため、申請の前に鎌ケ谷市の担当窓口、または国の公式サイトで必ずお確かめください。

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