- 那須塩原市に外壁塗装の助成金ってあるの?
- 補助金を使ってお得に塗装したい
そんな思いでこのページにたどり着いた方は多いのではないでしょうか。
結論から正直にお伝えします。2026年3月現在、那須塩原市には一般の住宅向け外壁塗装・屋根塗装に直接使える助成金・補助金は存在しません。
ただ、これだけ読んで「じゃあ諦めよう」と思うのはまだ早いです。
那須塩原市には条件を満たす方なら使えるリフォーム補助金がありますし、助成金以外にも外壁塗装の費用を実質的に大幅に抑える方法はいくつかあります。
那須塩原市の外壁塗装に助成金はある?【2026年3月最新情報】
2026年3月現在、那須塩原市には一般住宅の外壁塗装・屋根塗装を対象とした助成金・補助金制度はありません。
これは栃木県および那須塩原市の公式情報でも確認されています。
ただし、外壁塗装専用の助成金はないものの、条件を満たせば利用できる住宅リフォーム関連の補助制度はあります。
詳しくは次章で解説します。
那須塩原市で使えるリフォーム補助金・支援制度の詳細
一般の外壁塗装には使えないものの、特定の条件を満たす方には活用できる補助金があります。
ここでは、那須塩原市内で2026年3月現在確認されているリフォーム関連の補助金・支援制度を詳しく紹介します。
①空き家バンク登録建物リフォーム補助金
那須塩原市が設けているリフォーム補助金の中で、外壁塗装工事にも適用できる可能性がある制度です。
対象者・条件はかなり限定的なので、自分が当てはまるかどうかをしっかり確認しましょう。
補助金の概要
那須塩原市の空き家バンクに登録されている空き家を購入し、市外から転入して定住する方が、その空き家をリフォームした際に補助金を受け取れる制度です。
外壁や屋根の工事も対象に含まれます。
さらに、空き家バンクに登録予定の所有者が、登録前にリフォームする場合も補助対象となります。
参照:個人住宅向け支援制度について(那須塩原市) – 栃木県
補助金額
- 補助対象経費の2分の1(1,000円未満は切り捨て)
- 上限:50万円
- 立地適正化計画に定める居住誘導区域内に所在する場合:上限70万円
- 1住宅につき1回限り、1申請につき1回限り
- 併用住宅は居住部分のみ対象
対象者の区分と条件
対象者は2つの区分に分かれています。
【区分1】空き家バンクを利用して登録空き家を購入する者
- 空き家バンクの利用登録者であること
- 購入する空き家に那須塩原市外から転入し、かつ10年以上定住する意思があること
- 市区町村が賦課する税に滞納がないこと
【区分2】空き家バンク登録予定者
- 空き家バンクに登録予定であること
- 市区町村が賦課する税に滞納がないこと
リフォーム工事の条件(共通)
- 主要構造部・台所・便所・風呂・居室等の生活に必要な部分のリフォームであること
- 補助対象のリフォームにかかる経費が5万円以上であること
- 市内の施工業者が施工するリフォームであること
- 国・県・市が実施している他の制度による補助金を受けていないこと
申請の流れ
補助金の交付を受けるには、リフォーム工事に着手する前に申請書類を都市計画課住宅政策係に提出する必要があります。
工事着手後の申請は認められないため、注意が必要です。
<申請に必要な主な書類>
- 空き家バンク登録建物リフォーム補助金交付申請書(様式第1号)
- 誓約書(様式第2号)※登録空き家を購入する者のみ
- リフォームに係る見積書の写し
- リフォームを行う住宅の平面図およびリフォーム予定箇所の写真
- 税に滞納がないことを証する書類(納税証明書)
- 登録空き家の売買契約書の写し※登録空き家を購入する者のみ
詳細・申請については那須塩原市 建設部 都市計画課 住宅政策係(TEL:0287-62-7162)にお問い合わせください。
②木造住宅耐震改修費等補助事業
外壁塗装そのものは補助対象外ですが、耐震性の低い旧耐震基準の住宅に住んでいる方は、耐震改修工事の際にこの補助金を活用できます。
耐震改修工事に伴って外壁の補修・修繕が必要になるケースもあるため、参考として紹介します。
対象住宅の条件
- 市内にある住宅
- 2階建て以下の木造一戸建て
- 在来軸組工法または枠組壁工法で建築された住宅
- 賃貸目的でない住宅
- 昭和56年5月31日以前の基準で建築された住宅(旧耐震基準)
- 耐震診断の結果、総合評点が1.0未満の住宅
補助額
- 耐震改修・耐震建替えにかかる費用の5分の4(上限100万円)
- 一部区域内の場合:さらに10万円加算
- 栃木県産材を10㎡以上使用した建替えの場合:さらに10万円加算
問合せ先:那須塩原市 建設部 建築指導課(TEL:0287-62-7169)
③木造住宅耐震診断費補助制度
耐震改修の前段階として、耐震診断の費用が全額補助される制度です。
昭和56年5月31日以前に建てられた木造一戸建ての所有者で、まだ耐震診断を受けたことがない方が対象です。
まず無料で診断を受け、必要であれば耐震改修補助の活用を検討する流れとなります。
問合せ先:那須塩原市 建設部 建築指導課(TEL:0287-62-7169)
④危険ブロック塀等改善補助制度
外壁塗装そのものではありませんが、道路に面した危険なブロック塀の除却・建替え工事に補助金が出る制度です。
外構リフォームを検討中の方は合わせて確認しておきましょう。
対象工事・補助額
- 除却工事:費用の2分の1(上限10万円)
- 建替え工事(軽量フェンス等への変更):費用の2分の1(上限30万円)
問合せ先:那須塩原市 建設部 建築指導課(TEL:0287-62-7169)
那須塩原市で外壁塗装費用をお得にする3つの方法
実は、助成金がなくても費用を大きく抑えられる方法が複数あります。
以下の3つは多くの方が実際に活用できる現実的な手段です。
方法①火災保険を活用する
「火災保険って火事のときしか使えないんじゃないの?」と思っている方が多いのですが、実はそうではありません。
多くの火災保険は火災以外にも、風災・雪災・ひょう災などによる損害にも対応しています。
那須塩原市は冬季に強い季節風が吹き、積雪もある地域です。
そのため、以下のような損害が発生しやすく、火災保険の風災・雪災補償で対応できるケースがあります。
- 強風による屋根瓦のズレや飛散
- 台風・強風による外壁のひび割れ・損傷
- 大雪による雨樋の変形・損傷
- 飛来物による外壁・屋根の傷
適用が認められると、20万〜80万円以上の保険金が下りることもあるため、外壁塗装や屋根工事の費用に充てることができます。
実際に、強風による屋根瓦の滑落をきっかけに保険申請を行い、屋根カバー工事に約80万円の保険金が適用されたケースも報告されています。
保険が適用されたことで、当初は予定していなかった外壁塗装も同時に行えたという事例もあります。
方法②減税制度を活用する
外壁塗装工事の内容によっては、国が設けている減税制度(省エネ改修工事に関する所得税控除)を利用できることがあります。
通常の外壁塗装は対象外ですが、断熱塗料を使用した省エネ改修工事を行った場合には、
- 住宅ローン控除(住宅借入金等特別控除)
- 投資型減税(ローンなしでも適用できる所得税控除)
の対象になる可能性があります。
省エネリフォームを検討している方は、施工業者や税理士に事前に確認しましょう。
方法③複数業者の相見積もりと適切な時期に工事を行う
外壁塗装の費用を抑えるうえで、最も確実かつ効果的な方法のひとつが複数業者からの相見積もりです。
同じ工事内容でも、業者によって見積もり金額は10〜30万円以上変わることは珍しくありません。
- 最低3社以上から見積もりを取る
- 見積書の内訳(使用塗料・塗り回数・足場費用など)を必ず確認する
- 「今日契約しないと値引きできない」などの即決を迫る業者は避ける
- 見積もり金額の安さだけで決めず、施工実績・保証内容・アフターフォローも比較する
よくある質問(FAQ)
まとめ
記事の要点をまとめます。
- 2026年3月現在、那須塩原市に一般向けの外壁塗装助成金はありません。
- 条件付きで「空き家バンク登録建物リフォーム補助金(最大70万円)」あり(移住・定住など要件あり)。
- 耐震改修補助(最大100万円)など目的別補助は存在。
- 火災保険や減税制度、相見積もりで費用は抑えられる。
助成金がなくても、工夫次第でコスト削減は可能です。
まずは信頼できる地元業者に無料見積もりを依頼し、早めに状態を確認してもらいましょう。
