被害続出!新潟県の塗装悪質業者リストと回避策を解説

新潟県で注意すべき悪質業者と優良業者の見極め方

外壁塗装は高額な工事のひとつであり、信頼できる業者選びが仕上がりと満足度を大きく左右します。しかし新潟県内でも、「高額な追加請求をされた」「保証が口約束だけだった」といった悪質業者による被害が少なくありません。

この記事では、新潟県内の行政処分履歴や消費者庁の情報をもとに、悪質業者の特徴を整理しながら、安心して依頼できる優良業者の見極め方まで詳しく解説します。
これから外壁塗装を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。

簡単30秒!あなたに合う塗装業者が探せる

監修者:山下 昭一
保有資格:一級建築士
早稲田大学理工学部を卒業後、大手設計事務所で腕を磨き独立。 その後、山下建築設計事務所として上場企業など大手企業の設計を担当。

目次

新潟県で注意すべき悪質業者一覧

新潟県で注意すべき悪質業者一覧

新潟県内で建設業における悪質な対応が問題になっています。そのため、新潟県公式行政処分や消費者庁の情報から、業者の信頼性を判断する必要があります。

まずは公的なデータから確認してみましょう。

新潟県が公表している建設業者への行政処分履歴

新潟県では、建設業法違反などに基づく行政処分の内容を公式サイトで公表しています。営業停止や指示処分などを受けた事業者名や処分日が掲載されており、業者選定時の参考資料として活用可能です。

たとえば「営業停止3ヶ月」や「監督処分」など、処分内容から業者の過去の信頼度を読み取ることができます。これらの情報は、新潟県土木部の建設業課などが取りまとめているため、定期的なチェックを習慣づけることで、リスク回避に役立ちます。

建設業者への監督処分:https://www.pref.niigata.lg.jp/sec/dobokukanri/1191256251816.html

消費者庁が公開している悪質事業者の情報集

国が運営する「特定商取引法ガイド」では、特定商取引法違反で行政処分を受けた事業者の本年度執行状況 が掲載されています。企業名・違反内容・処分日などが明記されており、新潟県内に支店や拠点を持つ事業者も含まれています。

業種や地域で絞り込み検索ができ、調査にも活用しやすいのが特徴です。施工依頼を検討している段階でも、このデータベースを通じて過去に問題のあった業者かどうかを調べてみましょう。

国民生活センター:https://www.no-trouble.caa.go.jp/action/result_currentyear.html

悪徳業者に共通する典型的な手口

悪徳業者に共通する典型的な手口

悪徳業者には、見積書・契約・保証・営業トークなどに共通する特徴があります。営業手法や書類の不備など、実際のトラブル事例から傾向を知っておくことが大切です。

具体的なパターンを通して、事前に見抜ける視点を持ちましょう。

内容が曖昧な見積書を提示される

悪質な業者は、工事項目や使用材料などが不明瞭な見積書を提示する傾向があります。たとえば「一式〇万円」とだけ記載されているケースでは、何にいくらかかるのかが判断できません。こうした場合、施工後に「追加費用が発生した」と言って高額請求されるリスクもあります。

信頼できる業者であれば、工程ごとに明細を出し、数量や単価も記載してくれるのが一般的です。見積もり段階で不透明さを感じた場合は、その時点で再検討をおすすめします。

当日中の契約をしつこくすすめられる

「今日中に決めてくれたら〇万円引きます」といった営業トークは、悪徳業者によく見られる手口です。急かすことで冷静な判断力を奪い、契約させるのが目的となっています。

割引と聞くとお得に感じてしまいますが、実際には相場より高額で契約させられる場合もあるため注意が必要です。

本当に誠実な業者であれば、顧客にじっくり検討してもらう姿勢を大切にします。その場で決断を迫られたら、すぐに契約せず、他社との比較や第三者への相談を優先してください。

保証内容や書類の提示が不明瞭な対応

保証内容や書類の提示が不明瞭な対応

悪質業者に多く見られるのが、保証内容についての説明が不十分であったり、書面を出さないまま契約を進めようとするケースです。たとえば「工事後に何かあったら対応します」と口頭で伝えるだけで、実際には保証の範囲も期間も明記されていないことがあります

書類がない場合、トラブル時に証拠が残らず泣き寝入りする可能性も高まります。信頼できる施工業者は、事前に保証書を発行し、保証範囲や年数、免責事項まで明確に説明してくれます。書面の提示を渋るような対応には注意が必要であり、その時点で業者を見直す視点を持ちましょう。

「無料点検」を口実に接触してくる業者

「近くで工事している者です」「無料で点検します」と言いながら訪問してくる業者には警戒が必要です。最初は点検だけと言いながら、屋根や外壁の劣化を大げさに伝え、不要な工事をすすめる手法が典型です。

「今すぐ対応しないと危険」と不安をあおり、高額な契約へと誘導するケースもあります。このような営業方法は、住宅リフォーム分野で問題視されており、過去にも全国的に被害が報告されています。

本当に必要な点検であれば、事前にアポイントを取り、名刺や会社情報を明かしたうえで対応するのが通常です。突然の訪問営業には即対応せず、冷静に対応しましょう。

企業情報や施工実績の記載が曖昧

業者の公式サイトやパンフレットに会社概要や施工事例がほとんど載っていない場合、信頼性に疑問が残ります。たとえば「地域密着で30年」などの曖昧なアピールだけで、具体的な施工写真やお客様の声が見当たらないといった状況です。

こうした情報の不透明さは、過去の実績が乏しかったり、そもそも実在性に問題がある可能性も示唆します。優良な業者であれば、会社の所在地や代表者名、建設業許可番号を公開しており、施工例や口コミも明記されているのが一般的です。

情報の開示に消極的な場合は、慎重に判断することが望まれます。

悪質な業者に騙されないための事前対策

悪質な業者に騙されないための事前対策

悪質業者の被害を防ぐには、契約前の「確認」と「比較」が何より重要です。

特に、複数社での相見積もり、契約書や保証書の内容チェック、施工実績の確認という3つのステップを踏むことで、信頼できる業者を見極めやすくなります。

慎重に見抜く力を身につければ、高額請求や施工不良などのリスクを大幅に減らすことができます。

複数社から見積もりを取り比較する

ひとつの業者だけで決めてしまうと、価格やサービスの妥当性が分かりません。複数社から見積もりを取ることで、料金相場や工事内容に関する基準を把握できます。また、見積書の記載内容にも違いが出るため、どこが丁寧で誠実かを見極める手がかりになります。

悪質な業者ほど、他社と比較されることを嫌がり、「今日中に決めてください」などと急がせる傾向があります。焦らず冷静に判断するためにも、2〜3社は見積もりを取り、価格だけでなく説明の分かりやすさや対応の丁寧さも比較材料に加えましょう。

契約書や保証書の記載内容を細かく確認する

契約時には、必ず書面を受け取り、その内容をすみずみまで確認してください。とくに保証書に関しては、「何に対してどのくらいの期間保証されるか」「対応条件や免責事項がどうなっているか」などをチェックしましょう。

不明点があれば遠慮せず質問し、納得のいく回答が得られるかを確認する姿勢が大切です。悪質な業者は、このような説明を曖昧にしたり、書面の発行を後回しにする傾向があります。

書類に不備があるまま契約を進めると、トラブル時に交渉の材料がなくなってしまいます。必ず納得してからサインをするようにしましょう。

過去の施工事例を見せてもらい実績を確認する

信頼できる業者は、自社で手がけた施工事例を写真や資料で提示できるものです。施工前後の写真やお客様の声、工事のポイントなどが公開されていれば、実績がしっかりしている証拠になります。

一方で、事例の提示を避ける業者は、実績が乏しかったり、公開できない理由がある可能性があります。また、過去の事例を確認することで、自分の住宅に近い施工内容かどうかも分かります

外壁塗装などの工事は、見た目だけでなく施工方法にも違いが出るため、実際の作業内容が分かる資料を確認してから判断するのが安心です。

被害に遭ってしまった場合の対応方法

被害に遭ってしまった場合の対応方法

万が一、悪質な業者と契約してしまった場合でも、諦める必要はありません。クーリング・オフなどの法的な保護制度や相談窓口を利用すれば、損害の回復やトラブル解決が可能です。

次に紹介する対応策を把握しておきましょう。

クーリング・オフ制度を活用するには

訪問販売などによって契約した工事であれば、契約後8日以内であればクーリング・オフが可能です。この制度を利用すれば、理由を問わず契約を白紙に戻すことができます。

ポイントは、「書面で契約した日から8日以内」であることと「クーリング・オフを通知する書面を業者に送付する」ことです。電話や口頭では効力が発生しないため、内容証明郵便を利用するのが一般的です。

なお、制度の対象外となる場合もあるため、事前に消費生活センターなどに確認すると安心です。トラブルの早期解決には、行動のスピードが重要です。

地域の消費生活センターに相談する

業者とのやり取りに不安がある、あるいは一方的な請求を受けたといった場合は、迷わず消費生活センターに相談しましょう。各自治体に設置されており、契約内容の確認や対応のアドバイスを無料で受けることができます。

たとえば「工事内容が聞いていたものと違う」「追加料金を請求された」といった事例では、センターから業者に対して連絡が行われ、解決に向けた助言や調整が行われることもあります

電話相談や面談のほか、ウェブフォームによる問い合わせにも対応しているため、早めの相談がトラブルの拡大を防ぎます。

法的対応が必要な場合は弁護士や法テラスへ

交渉が難航したり、損害が大きいケースでは法的措置を検討する必要があります。まずは地域の弁護士に相談し、損害賠償請求や契約解除の可能性について確認するのが一般的です。

費用面が不安な場合は、「法テラス(日本司法支援センター)」を通じて無料相談や費用立替制度を利用することもできます。法テラスでは収入要件に応じて弁護士費用の一部または全額をカバーしてくれるため、経済的な不安を抱える方でも安心です。

泣き寝入りせず、自分を守る手段として法的支援を活用することが大切です。

信頼できる優良業者の見分け方

信頼できる優良業者の見分け方

優良業者の共通点は「透明性」「誠実な対応」「明確な情報開示」です。対応や情報公開の姿勢には、誠実さが表れます。

これらの要素を踏まえて確認すれば、安心して依頼できる業者を選びやすくなります。

建設業許可や各種資格の保有をチェック

外壁塗装などのリフォーム工事を依頼する際は、建設業許可をはじめとする各種資格の有無を確認しましょう。たとえば「建築士」「施工管理技士」などの国家資格を持つ技術者が在籍していれば、一定の専門性が保証されます。

また、建設業許可番号が公表されているかどうかも大切なチェックポイントです。こうした資格や許可は、施工体制や工事の安全性に直結する要素でもあります。

公式ホームページや名刺、契約書などに記載があるかを確認し、不明な場合は業者に直接たずねてみましょう。しっかりした業者であれば、丁寧に説明してくれるはずです。

説明や対応が丁寧で強引な勧誘がない

初回の相談や見積もり依頼の段階で、業者の対応の質は見えてきます。優良業者は、お客様の不安や疑問に丁寧に応じ、強引な営業をすることはありません。「契約を急がせない」「他社との比較を認める」「断っても態度を変えない」といった姿勢があるかどうかが判断材料となります。

逆に、強い口調で契約を迫ったり、不安をあおるような発言が多い場合は警戒が必要です。対応が一貫して丁寧で、常に顧客目線で接してくれる業者こそ、長期的に信頼できるパートナーになりえます。

専門知識がなくても分かりやすく説明してくれる

外壁塗装や屋根工事の専門用語は、一般の方には理解しにくいものも多くあります。そんなとき、専門知識がない方にもわかるように丁寧に説明してくれるかどうかは、業者選びの大きな判断基準となります。

「下地処理って何?」「シーリングって必要なの?」といった素朴な質問にも、図や写真を使いながら説明してくれる業者は信頼に値します。

一方で、専門用語ばかりを使って理解を求めない業者や、質問をはぐらかすような対応をする業者は避けた方が無難です。知識のある人ほど、やさしく説明できるという点を意識してチェックしましょう。

施工実績や顧客の口コミが明示されている

信頼できる業者は、自社の施工実績や顧客からの声を積極的に公開しています。過去の施工写真、工事の内容、完了後の感想などをホームページやパンフレットで紹介している場合は、技術力や対応力に自信がある表れです。

口コミも確認材料になりますが、信頼性の高いものを選ぶためには、Googleレビューや第三者サイトでの評価もチェックしましょう。実際の依頼者の声は、対応スピードやアフターサービスの質など、施工以外の面も知る手がかりになります。

透明性があり、実績を隠さず見せている業者ほど、安心して依頼できる可能性が高まります。

新潟県で信頼できる塗装業者の紹介

「新潟県で外壁塗装を頼むなら、どの業者が安心なの?」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。
雪や雨が多い新潟では、気候に合った塗料選びと確かな施工技術がとても重要です。ここでは、地域密着で信頼と実績を積み重ねてきた優良塗装業者をご紹介します。

株式会社ペイント・サイトウ

株式会社ペイント・サイトウ

株式会社ペイント・サイトウは、長岡市を中心に実績を重ねてきた地域密着型の塗装会社です。
「有限会社斎藤塗装店」として1984年に創業し、これまで公共事業にも数多く取り組んできました。
ペイント・サイトウは姉妹会社として、一般の戸建てを対象として外壁塗装を行っています。

特徴①:創業から40年以上、年間180棟以上の経験が蓄積
創業40年以上の実績を持ち、年間180棟を超える塗装を手がけています。下塗りから仕上げ、アフターフォローまで自社職人が一貫対応。長年の経験と技術の共有で、高品質な施工を実現しています。

特徴②:下地処理に自信あり
外壁塗装の耐久性を左右するのは「下地処理」です。汚れ落としやひび補修を丁寧に行い、塗料の密着と持ちを高めます。見えない部分ほど手を抜かず、10年・15年先も美しく保てる塗装を心がけています。

特徴③:電話1本で動けるアフターフォロー
施工後も地域密着で迅速対応。「気になる箇所があればすぐ連絡を」という姿勢を大切にしています。電話一本で駆けつけられる体制が整っており、長く安心して任せられる塗装会社です。

口コミ

スクロールできます
男性

友人宅がペイントサイトウさんに塗装をお願いして非常に丁寧な仕事で我が家でも頼みました。職人さんも良い方で良かったです。次は屋根の塗装を頼みたいです。

女性

屋根がスーパーシャネツF、外壁塗装が超低汚染リファイン1,000 MF-Rで、両方遮熱効果ある塗料使用で、塗装前よりエアコンの使用頻度が減ったため、電気代が抑えられました。夏本番前に施工できてよかったと思います。又勝手口の階段とエコキュートの貯湯タンクユニットにも塗装して綺麗になって満足しております。

男性

屋根塗装お願いしました。営業の方もすごく丁寧な対応で作業の方も玄関先まで綺麗に水で洗い流しまでしてくださり、心使いに感動しました。作業もびっくりするほど早く終わり丁寧な対応してくださり助かりました。今後も何かある時はまた是非お願いしたいと思います。ありがとうございました。

男性

昨年の秋に契約、契約通り3月の施工。職人さんの対応も良く丁寧な仕事ぶりで、少しの追加を引き受けてくれました。完成後、保証書に使用したペンキの証拠写真が添付されていて関心しました。友達に紹介しました。

会社概要

会社名株式会社ペイント・サイトウ
ホームページhttps://www.painting-saito.jp/
住所新潟県長岡市福道町725
代表者名斎藤 正安
創立1988年8月
営業時間8:00〜18:00(定休日 日曜日)
対応エリア長岡市 / 三条市 / 加茂市 / 西蒲区 / 柏崎市 / 妙高市 / 十日町市 / 魚沼市 / 南魚沼市
事業内容住宅塗装 / その他塗装業全般
資格塗装工事許可(般-3)第42512号
一級塗装技能士 / 二級塗装技能士 / 有機溶剤作業主任者
足場組立作業主任者 / 石綿(アスベスト)作業主任者

ペイント・サイトウの詳細はこちら

まとめ

まとめ

新潟県で外壁塗装を依頼する際は、悪質業者の手口や被害事例を知っておくことが大切です。行政処分の履歴や消費者庁のデータを活用すれば、一定のトラブルは事前に防げます。

また、複数の見積もり取得や契約書の確認、業者の対応を見ることで優良業者かどうかを見極めやすくなります。少しの工夫と情報収集で、長く快適に暮らせる住まいづくりを実現していきましょう。

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