アルミサッシは、経年劣化で色あせや腐食が目立ってくると、住まい全体の印象が大きく損なわれます。業者に依頼すれば確実ですが、費用面で悩む方も多いでしょう。
実はアルミサッシの塗装はDIYでも十分可能です。適切な準備と手順を踏めば、初心者でも美しく仕上げられます。
本記事では、アルミサッシをDIYで塗装する方法を詳しく解説します。
失敗しないコツや必要な道具、おすすめの塗料まで、すべて紹介しますのでぜひ参考にしてください。
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監修者:鹿野 博之
保有資格:中小企業診断士・宅建合格者・住環境測定士(補)など
経営改善、事業承継支援、企業研修、補助金申請支援などを得意として活動中。
アルミサッシをDIYで塗装するのは可能?

アルミサッシは、基本を押さえることで初心者でも簡単に塗装ができます。
まずはアルミの特徴を確認しておきましょう。
アルミ素材の特性と塗装の難易度
アルミサッシは軽量で耐久性に優れていますが、塗装は独特の難しさがあります。
アルミは、表面が滑らかで塗料が密着しにくい特性があり、初心者だと扱いにくく感じる場合もあります。
塗装する際は、適切な下地処理と専用の下塗り剤を使用しましょう。
ご自分でDIYをする際は、3つの点に注意してください。
- 表面の油分や汚れをしっかり除去する
- アルミ専用のプライマーを使用する
- 適切な乾燥時間を守る
ポイントを押さえれば、初心者でもDIYでアルミサッシの塗装ができます。
【ケース別】DIYで塗装できる?できない?
アルミサッシは基本的にDIYで塗装できますが、できないケースもあります。
以下ではケース別にまとめたので、DIYが可能か確認しましょう。
- 色あせや軽い腐食のサッシ
- 開閉に問題がないサッシ
- 比較的新しい(20年以内)サッシ
- 手の届く高さにあるサッシ
- 小規模な面積のサッシ
- 深刻な腐食や損傷があるサッシ
- 開閉機能に問題があるサッシ
- 高所にあるサッシ(2階以上の外側)
- 大規模な面積や複雑な形状のサッシ
- 特殊な仕上げや色合いが必要なケース
上記に一つでも当てはまる場合は、 DIYではなく業者依頼を検討してください。
特に「2階以上の外側のサッシ」「深刻な腐食や損傷」は、 DIYで無理に作業すると転落事故や施工不良につながるリスクがあります。
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専門業者に依頼するメリットは?違いを比較
DIYと業者依頼の最大の違いは、コストと仕上がりのクオリティです。
費用面で比較すると、業者依頼の場合、戸建住宅のアルミサッシ全体で15万円〜30万円程度かかります。
一方、DIYの場合は材料費のみで約1万円〜2万円程度に抑えられるため、大幅なコスト削減が可能です。
| 項目 | DIY | 業者依頼 |
|---|---|---|
| 費用 | 1〜2万円(材料費のみ) | 15〜30万円 |
| 作業時間 | 2〜3日(乾燥時間含む) | 1〜2日 |
| 仕上がり | 技術による | プロ品質 |
| 保証 | なし | あり(1〜5年) |
| メリット | 大幅なコスト削減 自分のペースで作業可能 | 高品質な仕上がり 短時間で完了保証がある |
| デメリット | 技術や知識が必要 時間がかかる | 費用が高い |
費用面ではDIYに軍配が上がりますが、 「1〜5年の施工保証」や「プロ品質の仕上がり」を 考えると、業者依頼には長期的なメリットがあります。
「費用が高い」と感じる方こそ、まず複数の業者に相見積もりを取るのがおすすめです。
業者によって見積もりは数万円単位で変わるため、 比較するだけで大幅なコスト削減になる可能性があります。
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アルミサッシ塗装に必要な道具と材料

基本の道具一覧
DIYをする際は、以下の道具を揃えます。
必要なアイテムをしっかり準備して、スムーズな作業を心がけましょう。
- マスキングテープ(幅広・幅狭の2種類)
- 新聞紙・ビニールシート(養生用)
- サンドペーパー(#240〜#400程度)
- 脱脂用アルコール または専用クリーナー
- ウエス または キッチンペーパー
- ゴム手袋
- 刷毛(1〜2インチ幅)
- 小型ローラー(スポンジタイプ)
- ペイントトレイ
- マスク
- 保護メガネ
- 軍手
マスキングテープは高品質のものを選ぶと、塗料の染み込みを防ぎ、きれいに剥がせます。
サンドペーパーは目の粗いものから徐々に細かいものを使用すると、表面がきれいに仕上げることができますよ。
あると便利な道具としては、以下のものが挙げられます。
- 電動サンダー(広い面積の研磨に)
- ヘラ(古い塗膜の除去用)
- 塗料かくはん棒
- 塗料用スポイト
- 刷毛洗浄液(油性塗料使用時)
使用する塗料の種類と選び方
アルミサッシの塗装には、下塗り(プライマー)と上塗りの2種類の塗料が必要です。
プライマー(下塗り)
| 種類 | 特徴・用途 |
|---|---|
| アルミ用エポキシプライマー | 密着性が特に高く、 アルミサッシ塗装で最も推奨される |
| 金属用プライマー | アルミを含む様々な金属に 使用できる汎用タイプ |
| サビ止めプライマー | 軽度のサビが発生している場合の 下塗りに適している |
プライマーを省略したり、不適切なプライマーを使用すると、塗装後すぐに塗膜が剥がれてしまいます。
アルミは塗料が密着しにくい素材のため、必ず専用のプライマーを選んでください。
上塗り塗料
| 種類 | 主な特徴 |
|---|---|
| アクリル系 | 水性タイプが多く扱いやすい 乾燥が比較的早く環境負荷も少ない |
| ウレタン系 | 耐久性があり密着性も良好 光沢のある仕上がりになる |
| シリコン系 | 耐候性や耐久性に優れている |
| フッ素系 | 最も耐久性・耐候性が高い 価格は高価 |
DIY初心者には、臭いが少なく道具の洗浄も簡単な水性アクリル塗料がおすすめです。
より高い耐久性を求める場合はウレタン系・シリコン系を、長期間もたせたい場合はフッ素系を予算に合わせて選んでください。
3補助グッズと保護用品
基本の道具に加えて、補助グッズや保護用品があると作業がより安全かつ効率的になります。
一般的な補助アイテムは次のとおりです。
- 養生テープカッター
- 塗料用こし器
- 塗料用計量カップ
- 塗装用スティック(または細い筆)
- 塗料用ハケ洗浄液
- 塗装面積計算シート(またはメモ)
養生テープカッターを使えばマスキングテープをきれいにカットでき、塗料用こし器は不純物を取り除けます。
塗装用スティックや細い筆は細かい部分の塗装に便利です。
保護用品についても確認しておきましょう。
- ニトリル手袋
- 腕カバー
- ヘアキャップ
- 防塵マスク
- 作業用マット(またはシート)
補助グッズや保護用品は必須ではありませんが、準備しておくことで作業の質・効率が格段に向上します。
特に手袋・マスク・腕カバーなどの保護用品は、塗料や粉塵から身を守るために積極的に活用しましょう。
DIYに適した塗料は?おすすめ製品も紹介

アルミサッシをDIYで塗装する場合は、適切な塗料を選ぶことが大切です。
ここでは、DIYに適した塗料の種類とおすすめ製品を紹介します。
アルミ専用の密着性に優れたプライマー
アルミサッシ塗装で最も重要なのが、アルミ専用のプライマーです。
通常の塗料はアルミに直接塗ると密着しにくいため、まずはプライマーでしっかりと下地を作ります。
| メーカー・製品名 | 特徴 | 価格(容量) |
|---|---|---|
| 和信化学工業 「アルミプライマー」 | アルミに特化した密着性 乾燥時間が短い | 1,500円前後 (150ml) |
| ニッペホームプロダクツ 「金属用プライマー」 | アルミを含む各種金属に対応 サビ止め効果も | 2,000円前後 (300ml) |
| アサヒペン 「金属下塗り剤」 | 塗りやすく均一に塗布できる 密着性が高い | 1,800円前後 (300ml) |
紹介したプライマーは一度塗りで十分です。ただし、劣化が進んでいる場合は2度塗りすることで、より確実な密着性を得られます。
アルミサッシにおすすめの塗料の種類
プライマー塗布後の上塗り用塗料には、4種類あります。それぞれの特性を理解して選びましょう。
| 塗料タイプ | メリット | デメリット | 耐久年数 | DIY難易度 |
|---|---|---|---|---|
| アクリル系(水性) | 扱いやすい 臭いが少ない 乾燥が早い | 耐久性がやや劣る | 3〜5年 | ★☆☆(易しい) |
| ウレタン系 | 耐久性が高い 光沢がある | 臭いが強い 乾燥に時間がかかる | 5〜8年 | ★★☆(普通) |
| シリコン系 | 耐候性が優れている 汚れにくい | 価格が高め 専門知識が必要 | 8〜10年 | ★★★(難しい) |
| フッ素系 | 最高レベルの耐久性 色あせしにくい | 非常に高価 専門技術が必要 | 10〜15年 | ★★★★(非常に難しい) |
DIY初心者には水性アクリル塗料がおすすめです。頻繁に塗り替えたくない場合は、ウレタン系塗料を選ぶといいでしょう。
シリコン系やフッ素系は、技術と経験が必要なため、DIYに慣れてから挑戦してください。
DIYユーザーに人気の塗料メーカーと製品比較
アルミサッシのDIY塗装でよく選ばれる水性・油性の主要製品を比較します。使用環境や求める耐久性、塗装面積などに合わせて選んでください。
| メーカー | 製品名 | 特徴 | 容量 | 価格 | カラー数 |
|---|---|---|---|---|---|
| ◎水性塗料 | |||||
| アサヒペン | 水性多用途スプレー | スプレータイプで塗りやすく 乾燥が早い | 300ml | 1,000円前後 | 20色以上 |
| ニッペホームプロダクツ | 水性シリコン アクリルトタン | 耐候性に優れ ハケでも塗りやすい | 1.6L | 3,500円前後 | 10色程度 |
| カンペハピオ | 水性シリコン建物用 | 密着性が高く 長期間美観を保持 | 1.6L | 3,800円前後 | 12色 |
| ◎油性塗料 | |||||
| アサヒペン | 油性高耐久アクリル トタン用 | 耐久性が高く 美しい光沢仕上げ | 1.6L | 3,200円前後 | 14色 |
| カンペハピオ | 油性アルミ用 | 排気ガス・酸性雨 塩害の汚れに強い | 0.2L | 1,000円前後 | 3色 |
DIY塗装が初めての方は、扱いやすさを考慮するとアサヒペンやニッペホームプロダクツの製品が最初の一本として選びやすいです。
アルミサッシ専用でなくても、金属用として販売されている塗料で十分対応できます。
製品選びの際は、屋内・屋外の使用環境・求める耐久性・塗装面積を考慮して決めましょう。
塗装前にやるべき下準備

塗装の仕上がりは下準備で決まります。アルミサッシは素材の特性上、洗浄・脱脂・養生・状態確認の4ステップが成功のカギです。
ここでは具体的な下準備の手順を解説します。
洗浄と脱脂の手順
アルミサッシ表面の汚れや油分が残っていると、良い塗料を使っても密着不良を起こします。
手順通りに進めて、塗料がきれいに乗る状態を作りましょう。
- バケツに水と中性洗剤を溶かし、スポンジやブラシでサッシ全体を洗う
- 溝・角など汚れがたまりやすい場所は古歯ブラシで丁寧にこすり洗い
- きれいな水で洗剤を完全に流す
- タオルで水分を拭き取り、完全に自然乾燥させる
急ぐ場合はドライヤーを使っても構いませんが、サッシが熱くなりすぎないよう低温・遠距離で当ててください。
- 脱脂用アルコールまたは金属用脱脂剤をウエスに含ませ、サッシ全体を一定方向に拭く
- 新しい白いウエスで表面を軽く拭き、汚れ・油分が付着しないか確認する
- 汚れが付く場合は、付かなくなるまで繰り返す
往復拭きをすると除去した油分を塗り広げてしまいます。必ず一方向に拭き進めるのがコツです。
タバコのヤニや調理の油汚れが強い場合は、脱脂剤を替えながら複数回拭き取ってください。
作業時は必ずゴム手袋を着用しましょう。
マスキングテープで養生する
養生とは、塗料が付いてはいけない部位を保護する作業です。後片付けの手間を大幅に省けるため、丁寧に行いましょう。
- ガラス部分
- ゴムパッキン・シーリング材
- 開閉部の溝やレール
- 壁との境目
- 金具・取っ手
効率よく養生するコツは、以下の通りです。
高品質なマスキングテープを選ぶと塗料の滲み込みを防ぎ、塗装後もきれいに剥がせます。
長く貼ろうとするとズレやすくなります。30cm単位で少しずつ貼り進めると密着しやすくなります。
コーナー部分は無理に1枚で回そうとせず、小さくカットして重ね貼りするときれいに仕上がります。
端が浮いていると塗料が入り込む原因になります。貼り終えたら必ず指の腹で押さえて密着させましょう。
ガラス面など広い部分はシートを組み合わせることで、効率よくカバーできます。
貼り終えたら一歩引いて全体を見渡し、浮きやスキマがないかチェックしてから塗装に進みましょう。
養生は手間がかかりますが、省略すると塗装後の掃除に何倍もの時間がかかります。
特にガラス面に塗料が付くと除去が非常に困難なため、慎重に行いましょう。
サビや劣化のチェックポイント
塗装前にアルミサッシの状態を確認します。状態によっては塗装前に補修や部品交換が必要になる場合があります。
| チェック項目 | 確認内容 | 判断・対処法 |
|---|---|---|
| サビの発生 | 白・赤茶色のサビが発生していないか サビの範囲と深さを確認 | 軽度 研磨で除去可能 深刻 部分的な交換が 必要な可能性あり |
| 腐食の確認 | アルミが粉状になっている部分はないか 触ると崩れる箇所はないか | 要注意 専門家への相談 または交換を検討 |
| 塗膜の剥がれ | 既存の塗膜がめくれたり 剥がれたりしていないか | 要除去 研磨などで 既存塗膜を完全に取り除く |
| 変形・ひび割れ | フレームに変形やひび割れがないか | 塗装では解決不可 部品交換が必要になる 可能性あり |
| 動作確認 | サッシの開閉はスムーズか 戸車や関連部品に不具合はないか | 要修理 塗装前に修理 調整が必要 |
軽微な問題であれば自分で対処できますが、構造的な問題が見つかった場合は無理に進めず、専門業者に相談しましょう。
\構造的な欠陥は専門家へ/
DIYの具体的な作業手順

下準備が整ったら、いよいよ実際の塗装作業に入ります。4つのステップを順番通りに進めることが、失敗しないためのポイントです。
アルミサッシの表面を軽く研磨することで、塗料の密着性が大幅に向上します。
ただし、力を入れすぎるとアルミを傷つけてしまうため注意しましょう。
- まずは#240のサンドペーパーで全体を研磨し、酸化被膜や汚れを落とす
- 次に#320〜#400に替えて表面をなめらかに整える
- 研磨後の粉塵をウエスや刷毛で丁寧に除去する
- 研磨面に塗り残しや傷がないか目視で確認する
研磨中は細かな粉塵が飛散します。必ず保護メガネと防塵マスクを着用して作業してください。
プライマーは塗料の密着性を高める重要な下地工程です。均一に薄く塗ることが仕上がりを左右します。
- プライマーを使用前によくかき混ぜ、必要に応じて説明書の指示通りに希釈する
- 角や接合部などの細部から刷毛で塗り始める
- 広い面はローラーを使い、一方向に薄く均一に塗り進める
- 説明書の指示に従い、気温・湿度を考慮して十分に乾燥させる
- 燥後、塗り残しや角・接合部の抜けがないか最終確認する
厚塗りは乾燥不良や剥がれの原因になります。薄く均一に塗ることを徹底しましょう。
プライマーの出来が最終的な仕上がりを左右します。
プライマーが完全に乾いたら、いよいよ上塗り塗装です。
2回に分けて重ね塗りすることで、色ムラのない耐久性の高い仕上がりになります。
| 塗装回数 | ポイント |
|---|---|
| 1回目 | 隅などの細部から塗り始め、広い面へ 薄く均一に。はみ出しは乾く前に 素早く拭き取る |
| 2回目 | 1回目と刷毛・ローラーの方向を 少し変えて塗ると色ムラが出にくい 耐久性も向上する |
塗装中は定期的に休憩を取りましょう。疲労による集中力の低下が、塗りムラやはみ出しの原因になります。
また、塗料が乾く前に雨や埃が当たらないよう、天候と周囲の環境にも注意してください。
すべての塗装工程が終わったら、十分に乾燥させたうえで最終チェックと仕上げを行います。
- 塗膜を傷つけないよう、養生テープをゆっくり慎重に剥がす
- 塗り残し・ムラ・ゴミの付着がないか塗装面を確認し、必要なら補修する
- サッシの開閉がスムーズか動作確認を行う(動きが悪い場合は潤滑剤を少量使用)
- 作業場所を清掃して完了
塗膜が完全に硬化するまでは約1週間かかります。特に水性塗料は、表面が乾いていても内部の硬化には時間が必要です。
乾燥中は強い衝撃を与えたり、水に濡らしたりしないよう注意しましょう。
よくある失敗例と対策

DIYによるアルミサッシ塗装では、いくつかの失敗パターンが見られます。事前に原因と対策を把握しておくことで、失敗のリスクを大きく減らしましょう。
塗装が剥がれる・浮く
塗膜が剥がれたり浮いたりするのは、DIY塗装でもっとも多い失敗例です。
主な原因は下地処理の甘さと塗料の選択ミスとされています。
| 主な原因 | 具体的な内容 |
|---|---|
| 下地処理の不足 | 汚れや油分が残ったまま塗装した 研磨が不十分で塗料が密着しにくい状態だった |
| プライマー不使用 または不適切 | アルミ専用プライマーを使用しなかった プライマーが十分乾燥する前に上塗りした |
| 不適切な 塗料の選択 | アルミサッシに適さない塗料を使用した 屋外用と屋内用を間違えた |
| 環境条件の問題 | 湿度が高い日・気温が低い日に塗装した 乾く前に雨や夜露に濡れた |
予防や対処方法としては、以下の4つがポイントです。
- 脱脂剤でサッシ表面の油分・汚れを完全に取り除く
- サンドペーパーで均一に研磨し、塗料の密着性を高める
- アルミ対応のプライマーを使用し、完全に乾燥させてから上塗りする
- すでに剥がれた場合は該当箇所を完全に除去し、下地処理からやり直す
部分的な補修は色ムラが目立ちやすいため、可能であれば該当面全体をやり直す方がきれいに仕上がります。
塗りムラ・タレ・刷毛跡が出る
均一できれいな仕上がりを目指しても、塗り方のクセや道具の選択で不具合が生じることがあります。
こちらは、原因ごとに対策が異なるため、ひとつずつ見ていきましょう。
| 失敗例 | 主な原因 | 改善方法 |
|---|---|---|
| 塗りムラ | 塗る方向が一定でない 塗料のかき混ぜ不足 | 小さな区画ごとに一定方向へ均一に塗り 2度塗りで仕上げる |
| 塗料のタレ | 粘度が低い 垂直面を上から塗っている 一度に厚塗りしすぎ | 薄く重ね塗りする 垂直面は下から上へ塗り進める |
| 刷毛跡 | 適切でない刷毛を 使用している | 良質な刷毛を使い、手早く一定方向に 仕上げは特に薄く塗る |
問題が発生した場合は、完全に乾燥させてから軽く研磨して再塗装するのが確実です。
部分修正は色ムラの原因になるため、一面単位での修正をおすすめします。
乾燥時間を短縮したことによるトラブル
「早く仕上げたい」という気持ちから乾燥時間を省いてしまうと、さまざまなトラブルを招きます。
| トラブルの種類 | 原因・詳細 |
|---|---|
| 密着不良 | 十分乾かないうちに上塗りした 塗装後早期に剥がれが発生しやすくなる |
| シワ・ひび割れ | 下層が未乾燥の状態で上塗りした |
| 色ムラ | 厚塗りによる 「半乾き状態」が内部に残る |
| 耐久性の低下 | 塗料が十分に硬化していないため 塗膜の寿命が短くなる |
乾燥確認のポイントは以下の通りです。
- 塗料メーカーの説明書に記載された乾燥時間を必ず守る(あくまで最低目安)
- 塗装面に指で軽く触れ、粘り気(タック)が完全になくなっているか確認する
- 目視で全体が均一に乾いているかチェックし、部分的な乾燥遅れがないか確認する
- 梅雨時期・冬場の作業では乾燥時間を長めに確保する
説明書の乾燥時間はあくまで標準条件での最低目安です。湿度が高い日や気温が低い日は、指定時間より長めに乾燥させることを強くおすすめします。
プライマーの選択・研磨の精度・乾燥時間の管理など、アルミサッシ塗装は初心者には想像以上にハードルが高い作業です。
「失敗して余計な費用がかかった」という事態を防ぐためにも、迷ったらプロへの相談をおすすめします。
相談・見積もり完全無料なため、「DIYか業者か、まだ決めていない」という段階でもお気軽にご連絡ください。
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アルミサッシの塗料に関する注意点

塗料の選択や色の決定は、仕上がりを大きく左右する重要なポイントです。カラーバランス・艶感・色見本の活用まで、失敗しないための知識をまとめました。
外壁やサッシ周辺とのカラーバランス
アルミサッシの色は住宅全体の印象を大きく変えます。外壁・屋根・周囲の環境との調和を意識して選びましょう。
カラーバランスの基本原則を、以下の表にまとめました。色選びの参考にしてみてください。
| パターン | 効果・印象 |
|---|---|
| 明るい外壁 × 濃い色のサッシ | 全体が引き締まり メリハリのある印象になる |
| 濃い外壁 × 同系色・明るめのサッシ | 軽やかでソフトな印象になる |
| 白壁 × 黒サッシ (強コントラスト) | モダンでシャープな印象 存在感のある外観に |
| ベージュ壁 × ブラウンサッシ (弱コントラスト) | 優しく落ち着いた雰囲気を 演出する |
- 白系外壁 × ダークブラウン:定番の組み合わせで失敗が少ない
- グレー系外壁 × 黒サッシ:モダンでシャープな印象
- ベージュ系外壁 × ブロンズ:温かみのある落ち着いた雰囲気
- ナチュラル系外壁 × ダークグリーン:庭の緑と自然に調和する
すべてを同じ色にする必要はありません。建物全体として調和が取れているかを意識して選びましょう。
迷った際は住宅メーカーのカタログやインテリア雑誌も参考になります。
艶あり・艶なしの選択で印象が変わる
同じ色でも艶感によって仕上がりの印象は大きく異なります。使用場所や住宅のスタイルに合わせて選びましょう。
| シーン・条件 | おすすめの艶感 | 理由 |
|---|---|---|
| 屋外のサッシ | 半艶〜艶あり | 耐候性が高く 汚れが付きにくい |
| 屋内のサッシ | 用途・好みで選択可 | 耐候性よりも見た目の 好みを優先できる |
| 新築・築浅の住宅 | 艶あり(グロス) | クリーンでモダンな 印象に仕上がる |
| 古民家・和風住宅 | 艶消し(マット) | 落ち着いた風合いで 建物の雰囲気と調和する |
| DIY初心者 | 半艶(セミグロス) | 塗りムラが目立ちにくく 失敗しにくい |
色見本では艶の違いが分かりにくいことがあるため、可能であれば実際の塗装面を確認するか、小さな面積でテスト塗装してから決めることをおすすめします。
色見本と実際の仕上がりのギャップに注意
塗料の色見本と実際の仕上がりには、しばしばギャップが生じます。後悔しないために、原因を理解しておきましょう。
| ギャップの原因 | 詳細 |
|---|---|
| 照明環境の違い | 店内の人工照明と屋外の自然光では 同じ色でも見え方が大きく異なる |
| 自然光の変化 | 季節・時間帯・天候によって 色合いが変化して見える |
| 面積効果 | 小さい見本で良く見えた色も 広い面積に塗ると印象が変わることがある |
色選びは塗装の中でも特に重要なポイントです。一度塗ってしまうと簡単には変更できないため、施工事例の確認や試し塗りで実際の色を必ず確かめてから決めましょう。
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アルミサッシ塗装DIYに関するよくある質問Q&A

アルミサッシのDIY塗装を進めるにあたって、多くの方が疑問に思う点や、つまずきやすいポイントについて解説します。Q&A形式でまとめましたので、作業前の不安解消にお役立てください。
DIYでアルミサッシを塗装するなら塗料選びに気をつけよう
アルミサッシのDIY塗装を成功させるためには、塗料選びが非常に重要です。アルミや金属に適した塗料を選びましょう。
DIYをする際は、下準備を必ずし塗料が密着するように進めてください。
欠陥がある場合は、安全のため業者に相談し無理にDIYをしないことをおすすめします。紹介したポイントを抑え、この記事の手順を参考に丁寧に進めるとよいでしょう。
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