コンクリートブロック塀をおしゃれにDIY塗装!方法と費用を徹底解説

コンクリートブロック塀をおしゃれにDIY塗装

コンクリートブロック塀のDIY塗装は、費用を抑えておしゃれにしたい人におすすめです。自分で塗ることでコストを節約でき、好きな色やデザインで外観を一新できます。

この記事では、DIY塗装のメリットやデメリット、DIY塗装の手順、費用の目安を解説します。初めての人でも安心してチャレンジできる情報をまとめました。

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監修者:藤孝憲

監修者:藤 孝憲
保有資格:宅地建物取引士・SEO検定1級・CFPなど

資格を活かし、中立的な立場で記事の執筆・監修を行っている。常に生活者目線で専門用語もわかりやすく解説し記事を執筆している。

目次

コンクリートブロック塀をDIY塗装するメリットとデメリット

コンクリートブロック塀をDIY塗装するメリットとデメリット

費用を抑えて自分のペースで進めたい人」にはDIYがおすすめですが、「仕上がりや耐久性を重視する人」は業者への依頼を検討すべきです。目的や状況に応じて、最適な方法を選びましょう。
コンクリートブロック塀のDIY塗装には、メリットとデメリットがあります。それぞれをしっかり理解して、自分に合った方法を選びましょう。

コンクリートブロック塀をDIY塗装するメリット

コンクリートブロック塀をDIY塗装するメリットには、以下のようなものがあります。

  • コストを抑えられる
  • 自分のペースで進められる
  • 達成感や愛着が得られる
  • 塗装の知識や技術が身につく

DIY塗装は、楽しみながら進めると成功しやすいです。以下に当てはまる人は、検討してみましょう。

DIYが向いているケース

  • 作業時間や工程を、自分で調整できる余裕がある
  • 多少の失敗や手間を楽しめる、DIY作業が好き
  • 小規模な塀や、目立たない場所の塗装を考えている

コンクリートブロック塀をDIY塗装するデメリット

コンクリートブロック塀のDIY塗装にはデメリットもあります。

  • 仕上がりの品質がプロより劣る
  • 道具の選定や進め方が難しい
  • 作業に時間と労力がかかる
  • 高所作業には危険がともなう
  • やり直しで余計なコストが発生する
  • 長期的な耐久性や防水性が確保できない

広い面積や高所の塗装は、安全面で不安が残ります。以下に当てはまる場合は、専門業者への依頼を検討しましょう。

DIYが向いていないケース

  • 広い面積や高所など、安全面に不安がある
  • 仕上がりの美しさや耐久性を最優先したい
  • 作業時間が取れない、体力的に自信がない

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コンクリートブロック塀のDIY塗装に必要な道具と材料

コンクリートブロック塀のDIY塗装に必要な道具と材料

DIYでコンクリートブロック塀を塗装するには、塗料やローラなどの道具・材料を準備する必要があります。基本的な道具に加え、作業を効率化する便利なアイテムも活用しましょう。

必要な基本道具と材料一覧

DIY塗装では、道具や材料をそろえる必要があります。用途に合った道具選びも重要です。

道具・材料名用途・説明
下塗り塗料下地処理用の塗料。塗装の密着性を高める。
上塗り塗料仕上げ用の塗料。防水や美観、耐久性を高める。
刷毛細かい部分や端の塗装に使用。
ローラー広い面を効率よく塗装するための道具。
バケツ塗料の希釈や道具の洗浄に使用。
マスキングテープ塗りたくない部分の養生に使用。
養生シート塗料の飛び散りから、地面や周囲を保護する。
補修材ひび割れや穴の補修に使用。
スポンジ・ブラシ塗装前の洗浄や細かい部分の掃除に使用。
手袋汚れや塗料から、手を守るために使用。
脚立高い場所の作業時に使用。

塗装道具では、スプレータイプを使うと広い面を塗りやすくなります。また、防水性のある塗料なら、雨や湿気による劣化も防げます。

ブロック塀塗装であると便利な道具・材料

DIY塗装では、以下のような便利アイテムがあると、スムーズに作業できます。

  • 高圧洗浄機
    強い水圧で汚れを落とせる
  • スプレーガン
    広い面を均一に塗装できる
  • ヘラ
    モルタルや補修材をきれいに塗れる
  • 防水シート
    足元や周囲を保護できる
  • 作業着や軍手
    衣服や手を汚れから守る
  • ブルーシートや新聞紙
    広範囲の養生に便利

便利道具があれば、仕上がりがきれいになり、作業効率はアップします。高圧洗浄機やスプレーガンはレンタルも可能で、必要に応じて活用しましょう。

道具や材料の選び方と注意点

道具は、用途や作業範囲に合わせて選ぶことが大切です。選び方や注意点を押さえておきましょう。

  • 塗料は、防水性や耐久性の高いものを選ぶ
  • スプレーやローラーは、塗装面積に合ったサイズを選ぶ
  • 補修材やモルタルは、ブロック塀専用を選ぶ
  • 養生用品は、十分な量を準備する
  • 作業着や手袋は、ケガ防止のためにも、必ず準備する

塗料は、ブロック塀の状態に合ったものを選ぶと、長持ちしやすくなります。スプレーやローラーは、広い面には大きめ、細かい部分には小さめと使い分けましょう。

コンクリートブロック塀をDIYで塗装する7ステップ

コンクリートブロック塀をDIYで塗装する7ステップ

コンクリートブロック塀のDIY塗装は、適切な手順で、美しく長持ちする仕上がりになります。各工程ごとに注意点を押さえながら実施しましょう。

  1. 塗装前の計画と天候の確認
  2. 塗装面の洗浄と汚れ落とし
  3. ブロック塀のひび割れや穴の補修
  4. 周囲の養生とマスキング
  5. 下塗りの方法
  6. 上塗りの塗装手順とコツ
  7. 仕上げ・片付けと乾燥

ステップ1:塗装前の計画と天候の確認

塗装作業を始める前に、しっかりと計画を立てることが大切です。なるべく無理のないスケジュールを組みましょう。

  • 天気の良い日を選ぶ
  • 雨や湿度の高い日は避ける
  • 塗料や道具、材料を事前に準備する
  • 作業に必要な時間を確保する

天気の良い日を選べば、塗料は早く乾きます。作業前に、必要なものが揃っているか再確認しましょう。

ステップ2:塗装面の洗浄と汚れ落とし

塗装の密着性を高めるため、ブロック塀の汚れやコケ、古い塗膜をしっかり落とします。

  • 高圧洗浄機やワイヤーブラシ、デッキブラシで洗う
  • 泥やコケ、カビ、ほこりを丁寧に除去する
  • 洗浄後はしっかり乾燥させる

汚れが残っていると、塗装の剥がれやムラの原因になります。洗浄後は数日間しっかり乾かしましょう。

ステップ3:ブロック塀のひび割れや穴の補修

ブロック塀のひび割れや穴の補修

ひび割れは、塗装前にモルタルや補修材で埋めておきます。補修を丁寧に行えば、仕上がりが美しくなります。

  • ヘラでひび割れや穴にモルタルを詰める
  • 目地部分も忘れずに補修する
  • 補修材が乾燥するまで待つ

モルタルを使い、表面を平らに整えましょう。補修後は十分に乾燥させてから次の工程に進みます。

ステップ4:周囲の養生とマスキング

塗料が不要な部分につかないよう、養生とマスキングを行います。

  • マスキングテープで塗りたくない部分を覆う
  • 養生シートや新聞紙で保護する
  • 窓や植栽なども丁寧に養生する

養生を丁寧に行えば、塗料の飛び散りやはみ出しを防げます。作業後の掃除も楽になります。

ステップ5:下塗りの方法

塗料の密着性を高めるため、シーラーなどの下塗り塗料を塗ります。下地処理は、仕上がりや耐久性に大きく影響します。

  • 下塗り塗料を全体に塗る
  • 目地や隅には刷毛、広い面にはローラーを使う
  • 塗り残しがないように丁寧に塗る

下塗りをしっかり行うことで、上塗り塗料の吸い込みや剥がれを防げます。下塗り後は十分に乾燥させましょう。

ステップ6:上塗りの塗装手順とコツ

仕上げの上塗りです。塗料は薄く均一に塗り重ねるのがコツです。

  • 刷毛で、端や目地を塗る
  • ローラーで、広い面を塗る
  • 薄く均一に塗り、一度乾燥させてから重ね塗りをする
  • 2回塗りでムラや塗り残しを防ぐ

厚塗りは、垂れやムラの原因になります。乾燥を待ってから2回目を塗ると、発色や耐久性もアップします。

ステップ7:仕上げ・片付けと乾燥

塗装が終わったら、仕上げと片付け、乾燥です。

  • 塗料が乾く前に、マスキングテープを外す
  • 道具や周囲をきれいに掃除する
  • 塗装面が完全に乾燥するまで、触らない
  • 乾燥時間は、塗料や天候によって異なる

乾く前に塗装を触ると、跡が残ります。早めに道具を洗い、再利用できるようにしておきましょう。

コンクリートブロック塀の塗装費用

コンクリートブロック塀の塗装費用

ブロック塀のDIY塗装にかかる費用は、主に材料費と道具代です。下記の、費用目安を参考にしてください。

スクロールできます
項目内容例おおよその費用
下塗り塗料シーラー、プライマー1,500~4,000円
上塗り塗料水性・油性塗料2,000~8,000円
刷毛細かい部分の塗装用300~500円
ローラー広い面積の塗装用500~1,000円
養生用品マスキングテープ、養生シート1,000~2,000円
補修材セメント、コーキング材など1,000~2,000円
清掃道具デッキブラシ、高圧洗浄機500~2,000円※高圧洗浄機はレンタルで1,000~3,000円/日程度
その他バケツ、手袋、脚立など1,000~3,000円

以下の塗道具や消耗品の一部は、100均ショップでも購入できます。

  • 刷毛
  • ローラー
  • マスキングテープ
  • 養生シート
  • バケツ
  • 手袋
  • スポンジやブラシ

100均アイテムは、コストを抑えたい人や、DIYを試したい人に便利です。用途や仕上がりに合わせて、上手に使い分けましょう。

ブロック塀塗装を専門業者へ依頼した場合の費用

塗装を専門業者に依頼する場合、DIYよりも費用は高くなります。以下の表は、一般的な業者依頼時の費用目安です。

スクロールできます
項目内容例おおよその費用
塗装工事費下地処理と塗装作業一式2,500~4,500円/㎡
足場設置費高所や広範囲の場合10,000~30,000円
補修工事費ひび割れや欠損の補修5,000~20,000円
諸経費養生や清掃、交通費など5,000~20,000円

塗装面積や状態、依頼する業者によって費用は変動します。複数社から見積もりをとり、比較するといいでしょう。

費用を抑えるコツや節約ポイント

工夫次第で、ブロック塀の塗装費用を抑えられます。以下のポイントを参考にしましょう。

  • 複数の業者から見積もりを取る
  • オフシーズンや閑散期を狙って依頼する
  • 必要な部分だけを塗装する
  • 100均やホームセンターで道具を揃える
  • 家族や友人と協力して作業する
  • 高圧洗浄機や脚立などはレンタルする

ポイントを抑えることで、無駄な出費を減らせます。自分の予算や目的に合わせて、最適な方法を選びましょう。

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ブロック塀をDIYでおしゃれに仕上げるデザイン・カラー選びのコツ

ブロック塀をDIYでおしゃれに仕上げるデザイン・カラー選びのコツ

コンクリートブロック塀のDIY塗装は、色やデザインで印象を変えられます。人気のデザインやおすすめの塗料、色選びのポイントを紹介します。

コンクリートブロック塀塗装で人気のデザインと塗装

ブロック塀の塗装は、色やデザイン次第でおしゃれな印象になります。最近は黒をはじめとしたモダンなカラーや、個性的なデザインが人気です。

【人気のカラー】

  • 黒やグレー:重厚感や高級感を演出できる
  • ホワイトやベージュ:清潔感のあるナチュラルな雰囲気になる

【人気のデザイン・仕上げ】

  • 幾何学模様やストライプ:個性的な外観になる
  • 木目調やタイル風:自然素材の質感を再現できる
  • モルタル仕上げ:落ち着いたクラシックな雰囲気を演出できる

黒いブロック塀は非日常感や高級感を演出できるため、選ぶ人が増えています。デザインやカラーは、外壁や庭の雰囲気に合わせて、全体のバランスを考えることが大切です。

ブロック塀塗装におすすめの塗料

塗料選びは、仕上がりや耐久性に影響します。用途や目的に合った塗料を選びましょう。

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塗料の種類特徴おすすめ
アクリル樹脂系コストパフォーマンスが高い短期間で塗り替えたい
ウレタン樹脂系耐摩耗性と光沢に優れる光沢を重視したい
シリコン系防水性と耐候性が高い長持ちさせたい
フッ素系耐久性が高い長期間美しさを保ちたい
防水塗料雨や湿気から守り、劣化を防ぐ雨の多い地域や湿気が気になる
水性塗料臭いが少なく、DIY初心者でも扱いやすい手軽に塗りたい

水性塗料は臭いが少なく、DIY初心者でも扱いやすい特徴があります。防カビや防藻成分入りの塗料を選ぶと、長期間きれいな状態を保てます。

カラー選びのポイントと配色テクニック

色選びは、家全体の印象や周囲との調和を考えることが大切です。配色の工夫で、よりおしゃれな仕上がりになります。

  • 家の外壁や玄関ドアの色と合わせると、統一感が出る
  • 植栽や庭の雰囲気に合わせて、ナチュラルな色味を選ぶ
  • アクセントカラーを使うと、個性が光る
  • 明るい色は空間を広く見せ、暗い色は引き締まった印象になる
  • 2色以上使う場合は、ベースカラーとアクセントカラーのバランスを意識する

黒やグレーはモダンで重厚な印象、ベージュやアイボリーは優しくナチュラルな印象を与えます。

コンクリートブロック塀塗装で失敗しない色選びのコツ

色選びに迷ったときは、ポイントを理解しておけば、失敗しにくくなります。

  • 小さな面積で試し塗りをして、発色を確認する
  • 日当たりや天候による、色の見え方の違いを考慮する
  • 周囲の建物や道路との調和を意識する
  • 汚れが目立ちにくい色を選ぶと、メンテナンスが楽になる
  • 流行だけでなく、長く愛着を持てる色を選ぶ

塗料の色を選ぶ際は、色見本やサンプルを使って、実際の環境で見比べます。家族や周囲の意見も参考にしながら、納得のいくカラーを選びましょう。

コンクリートブロック塀の劣化症状と対策

コンクリートブロック塀の劣化症状と対策

ブロック塀の劣化は、見た目や手触りで簡単にチェックできます。以下の症状が現れたら、早めの対処が必要です。

  • カビやコケが生えている
  • 白華現象が見られる
  • 欠けやひび割れがある
  • 傾きやぐらつきがある
  • 鉄筋が露出している

カビやコケは、コンクリートが弱っているサインです。白華現象は内部の劣化が進んでいる可能性があり、欠けやひび割れは雨水の侵入でさらに劣化が進みます。

傾きやぐらつきは、鉄筋の露出は倒壊の危険が高まるため、特に注意が必要です。

劣化を防ぐためのメンテナンスと予防対策

ブロック塀の劣化を防ぐには、定期的な点検とメンテナンスが重要です。日頃から、以下のポイントを意識しましょう。

  • 定期的に表面の汚れやカビ、コケを洗浄する
  • ひび割れや欠けを見つけたら、早めに補修する
  • 白華現象が出た場合は、専用洗浄剤で清掃する
  • 塗装や防水剤を塗って、雨水の侵入を防ぐ
  • 塀の傾きやぐらつきは、専門業者に相談する

日常的な清掃や早めの補修で、ブロック塀の寿命を延ばせます。防水塗料や定期的な塗装も、雨水や湿気による劣化を抑える効果があります。

大きなひび割れや傾きが見られる場合は、倒壊の危険があるため、速やかに専門業者へ相談しましょう。

ブロック塀塗装で失敗しないための注意点とアドバイス

ブロック塀塗装で失敗しないための注意点とアドバイス

ブロック塀のDIY塗装は、ポイントをおさえれば、きれいな仕上がりを目指せます。

DIY塗装する際は、失敗しやすい点を把握しておくことが大切です。以下のポイントを確認しておきましょう。

  • 丁寧な下地処理が、仕上がりを左右する
  • 高圧洗浄やブラシで、汚れをしっかり落とす
  • 洗浄後は、十分に乾燥させる
  • シーラーやプライマーで、下地を整える
  • 塗料は、撥水性や耐候性の高いものを選ぶ
  • 塗装は、気温15~30℃、湿度85%以下の環境で行う
  • 隣地との境界や養生も忘れずに確認する
  • 塗料や下塗材は、同じメーカーで揃える

下地処理を怠ると、塗膜の剥がれやムラにつながります。塗料の説明書をよく読み、適切な環境で塗装しましょう。

専門業者への依頼も検討する

DIYが難しい場合や仕上がりにこだわりたい場合は、専門業者への依頼もおすすめです。

  • 広い面積や高所の塗装をする場合
  • ひび割れや傾きが見られる場合
  • 仕上がりや耐久性を重視する場合

無理にDIY塗装をせず、必要に応じてプロのサポートを利用しましょう。

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コンクリートブロック塀のDIY塗装で理想の外観をゲット

コンクリートブロック塀のDIY塗装で理想の外観をゲット

コンクリートブロック塀のDIY塗装は、工夫次第で理想の外観になります。適切な道具と塗料を選び、丁寧に下地処理すると、美しく仕上がります。自分らしいカラーやデザインで、住まいの印象を手軽に変えてみましょう。

コンクリートブロック塀の塗装を検討されている方は、ぜひペイプロをご利用ください。ペイプロは、外壁塗装の専門業者を比較し紹介してくれる無料のマッチングサービスです。

厳選された優良な外壁塗装業者を紹介しているため、コンクリートブロック塀の塗装に対応している業者も揃っています。ご相談は無料で行っておりますので、お気軽にお問い合わせください!

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