自分でできる!外壁塗装の剥がれ補修DIY完全ガイド|失敗しない判断と手順

自分でできる!外壁ひび割れ・剥がれ補修DIY完全ガイド|失敗しない判断と手順

外壁塗装の剥がれは、軽度で部分的な剥がれならDIYでも補修可能です。
ただし、自分で補修可能な範囲は限られているため、広範囲の剥がれや構造的な劣化が見られる場合は専門業者に依頼するのが安全です

この記事で分かること

・DIYで補修可能な外壁剥がれの判断基準
・補修に必要な道具や材料の種類
・具体的なDIY補修の手順と注意点

結論として、軽度の剥がれは丁寧な下地処理と正しい手順でDIY補修が可能ですが、作業中の安全確保と仕上がりのクオリティを優先してください。

監修者:藤孝憲

監修者:藤 孝憲
保有資格:宅地建物取引士・SEO検定1級・CFPなど

資格を活かし、中立的な立場で記事の執筆・監修を行っている。常に生活者目線で専門用語もわかりやすく解説し記事を執筆している。

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目次

外壁塗装の剥がれをDIYで補修できる判断基準と注意点

外壁塗装の剥がれをDIYで補修できる判断基準と注意点図解

DIYで補修できるのは、「表層の塗膜のみ」かつ「足場不要で手の届く範囲」の劣化に限られます。

具体的には、塗膜の一部がめくれている、チョーキング(白い粉が出る)が発生している、微細な浮きが見られるなどの状態です。
これらは、ヘラやスクレーパーで浮いた塗膜を除去し、適切な下地処理と再塗装を行うことで修復可能です。
下地(モルタルやサイディング自体)が健全であることが大前提です。

一方で、下地自体が崩れている場合や高所作業が必要な場合は、安全面と施工品質の観点から専門業者へ依頼する必要があります。

専門業者に依頼すべき危険な状態

以下の症状はDIYの範囲を超えています。

  • 構造的な劣化:ひび割れが深く、下地材が見えている、または外壁材そのものが反っている。
  • 広範囲の剥がれ:外壁全体に劣化が及んでいる。
  • 高所作業:脚立や足場が必要な2階以上の箇所。これらは根本的な修繕が必要であり、プロによる診断と施工が不可欠です。

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外壁の剥がれの主な原因と補修前のチェックポイント

外壁の剥がれの主な原因と補修前のチェックポイント図解

外壁の塗装剥がれの主な原因は、「経年劣化」「施工不良」「環境要因」の3つに分けられます。

国土交通省の「改修によるマンションの再生手法に関するマニュアル」等でも、外壁の塗膜は紫外線や雨水により経年的に劣化するため、定期的な点検と修繕が必要であるとされています。

原因を誤って判断すると、補修後に再発するリスクが高くなるため、以下のポイントをチェックしてください。

(参考)
国土交通省:「改修によるマンションの再生手法に関するマニュアル」

経年劣化や環境要因による剥がれ

紫外線や雨、気温変化といった自然環境による経年劣化は、外壁塗装の剥がれの最も一般的な原因です。

紫外線が塗膜を分解し、雨水が劣化部分から浸入して下地を腐食させます。
また、日中の高温と夜間の低温による膨張・収縮の繰り返しが塗膜にストレスを与え、剥がれにつながります。

これらは避けられない現象であるため、定期的に塗装やメンテナンスを行い、劣化の進行を遅らせることが大切です。

施工不良による剥がれ

塗装工事の際の施工不良は、塗膜の密着不良を招き、比較的早期に剥がれが発生しやすくなります。

下地処理不足や塗料の乾燥不十分、希釈ミスなどが主な原因で、塗装後1年以内に剥がれや膨れ、浮きの症状が現れることが多いです。

施工不良の場合は原因を正確に見極め、適切な下地処理と塗装を再施工しなければなりません。保証期間内なら無償補修も可能なケースがあります。

下地処理や塗料選びの重要性

外壁補修や再塗装では下地処理が特に重要です。

不十分な下地処理は塗膜の密着性を低下させ、剥がれの再発を引き起こします。古い塗膜や汚れ、カビを除去し、シーラーやプライマーで下地を整えることが不可欠です。

また、外壁の材質や既存塗膜、地域の気候に合わせた適切な塗料選びも長持ちの鍵となります。これらによって耐久性と耐候性が向上し、美観を保つことができます

以上のように、原因ごとに適切な補修計画を立てることが、外壁塗装の剥がれを正しく対処するためのポイントです。原因の見極めを怠らず、安全かつ確実な補修を心がけましょう。

外壁塗装の剥がれをDIY補修するための具体的な手順と材料

外壁塗装の剥がれをDIY補修するための具体的な手順と材料

DIY補修の工程は、大きく分けて「塗膜除去・清掃」「下地調整」「塗装」「乾燥」の4ステップで進行します。
特に最初の「除去と清掃」を丁寧に行うことが、補修の持ちを決定づけます。

ステップ1:剥がれた塗膜の除去と清掃

まず、浮いた塗膜をスクレーパーや皮スキで丁寧に剥がします

広範囲の場合はワイヤーブラシを使うと効率的です。剥がしすぎて周囲の塗膜を傷つけないよう注意し、除去後はブラシや雑巾で汚れやカビ、油分を中性洗剤で落として十分に乾燥させます。

清掃不足は次の塗料の密着不良の原因になるため、念入りに行いましょう

ステップ2:下地処理の基本:研磨と洗浄

除去後はサンドペーパー(#180〜#240程度)で表面を軽く研磨し、塗料の密着を良くします。

研磨の粉塵はブラシやエアブローでしっかり除去し、必要に応じてシーラーやプライマーを塗布します。

シーラーは吸い込みを抑え、プライマーは密着性を高めるため、外壁材や既存塗膜に合った下地剤を選び、製品の乾燥時間を守ることが重要です。

ステップ3:塗料の選び方と塗装前の準備

補修用の塗料は既存の色や種類に近いものを選び、耐候性や耐久性も考慮します。

小範囲なら市販の補修用塗料で十分ですが、広範囲なら種類確認が不可欠です。塗装前には塗料をよく攪拌し、メーカー指示に従って希釈します。

塗料がついてはいけない場所はマスキングテープや養生シートでしっかり覆いましょう。

ステップ4:刷毛・ローラーを使った塗装方法

塗装は、細かい部分は刷毛、広い面はローラーで行います。

刷毛の塗料量は多すぎないように注意し、ローラーは力を入れず一定の速度で転がします。厚塗りは避け、乾燥を待ってから重ね塗りすることでムラのない美しい仕上がりにします。

乾燥時間は塗料の種類や環境によるため、取扱説明書を必ず確認してください。

ステップ5:乾燥と養生の重要性

塗料が完全に乾くまでは雨や水濡れを避け、塗膜を触らないようにします。

乾燥時間は数時間から半日程度で、半乾きの状態でマスキングテープをゆっくり剥がすと塗膜を傷つけにくいです。養生シートは塗料が完全に乾いてから撤去し、乾燥期間中は補修部分に触れないことが、仕上がりの美しさを保つために大切です。

以上が外壁塗装の剥がれをDIYで補修するための基本的な手順と注意点です。安全対策を怠らず、手順と乾燥時間を守って作業しましょう。

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外壁塗装の剥がれをDIYで綺麗に仕上げるための重要ポイント

外壁塗装の剥がれをDIYで綺麗に仕上げるための重要ポイント

DIYでプロ並みに仕上げるための最大のポイントは、「徹底的な下地処理」と「薄く塗り重ねる塗装技術」の2点です。
いきなり塗料を塗るのではなく、汚れや古い塗膜を完全に落とし、平滑な土台を作ることが美しさの秘訣です。
下記で解説するポイントを押さえて丁寧に作業することで、DIYでも美しく長持ちする外壁補修をしましょう。

丁寧な下地処理

下地処理は塗料の密着性を大きく左右するため最も重要です。

古い塗膜や汚れ、カビなどをスクレーパーやワイヤーブラシで完全に除去し、サンドペーパーで表面を滑らかに整えます。

カビや藻があれば専用クリーナーで取り除き、水洗い後に十分に乾燥させることが美しい仕上がりと耐久性向上に直結します。

薄く重ね塗る

厚塗りは垂れや乾燥遅延、色ムラの原因となります
塗料は薄く塗り、完全に乾燥してから2度塗り、3度塗りと重ねて塗膜に厚みと耐久性を出します。

ローラーは力を入れすぎず均一な速度で転がすのがコツです。

周囲との色合わせ

補修部分が目立たないためには、既存の外壁色に極力近い塗料を選ぶことが大切です。
色むらを防ぐため、目立たない部分の塗料片を塗料販売店に持参し調色してもらうのが理想的です。

小さな範囲なら近似色を試し塗りして乾燥後の色味を確認しながら選定します。

適切な乾燥時間

塗料ごとに異なる乾燥時間を遵守しないと、剥がれや色ムラの原因になります。
重ね塗りは前の層が完全に乾いていることを確認してから行いましょう。

また気温や湿度によって乾燥時間が変わるため、天候の良い日を選ぶことも重要です。

雨の日や強風の日は避ける

雨や強風の日の作業は塗料が流れたり、塗膜の不良やホコリの付着につながるため避けましょう。
晴れて風が弱く、推奨気温範囲の環境で作業を行うことで、仕上がりの品質を確保できます。

外壁塗装の剥がれ補修DIYでよくある失敗と対策

外壁塗装の剥がれ補修DIYでよくある失敗と対策

DIYでの外壁塗装の剥がれ補修でよくある失敗として、気泡の発生、補修跡、そして補修後の早期剥がれが挙げられます。
それぞれの原因と対策について詳しく解説します。

気泡の原因と対策

気泡は下地処理不足、塗料の粘度過多、厚塗りが主な原因です。

対策としては、下地をよく乾燥させ油分や汚れを除去し、塗料はメーカーの指示通りに適切に希釈

塗装は薄く重ね塗りし、気泡発生時は塗料が乾く前に刷毛やローラーで優しく撫でて潰します。

補修跡が目立たない仕上げのポイント

補修跡を目立たせないには、既存色に近い塗料を選び、必要最小限の範囲を丁寧に塗装します

境界はぼかして塗り、小範囲の場合は筆塗りがローラー跡を防ぎ綺麗です。艶の種類(艶あり・艶消し)も既存塗膜に合わせることが重要です。

剥がれが再発する原因と対策

補修後に剥がれが再発するのは、下地処理不足、不適切な塗料選択、乾燥不足などが原因です。

これらを防ぐには古い塗膜や汚れを完全除去し、シーラーやプライマーを適切に塗布

外壁材や既存塗膜に合った塗料を選び、乾燥時間を守り養生を丁寧に行う必要があります。

安全に作業するための注意点

高所作業では安定した足場確保と脚立のぐらつき防止、ヘルメットや安全帯の使用を検討

塗料は有害成分含むことがあるため換気を十分にし、保護メガネ・手袋を着用。塗料付着は速やかに洗い流し、周囲に人がいないことを確認し塗料飛散防止に注意。無理な姿勢を避け適度に休憩も取りましょう。

このように、よくある失敗を防ぎ安全に作業すれば、DIYでも満足いく外壁塗装の剥がれ補修が可能です。

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DIYで難しい場合はプロに相談を!業者選びと費用相場

DIYで難しい場合はプロに相談を!業者選びと費用相場

専門業者へ依頼すべきなのは、「構造クラック」「広範囲の剥がれ」「雨漏り」「高所作業」のいずれかに該当する場合です。

無理なDIYはかえって修繕費を高くしてしまうため、これらの症状が見られたら迷わずプロに見積もりを依頼してください。

業者に依頼すべきケースの具体例

以下のような場合は、専門業者への依頼を検討しましょう。

  • 構造クラックの疑いがある
  • 広範囲が剥がれている
  • 高所作業が伴う
  • 雨漏りが発生している
  • DIYに不安がある

補修費用の目安とペイプロの活用方法

外壁の剥がれの補修費用は、補修範囲や足場の有無などで大きく変わります。

部分的な補修であれば数万円程度から、全面的な再塗装となると数十万円以上かかることも。

ペイプロを活用することで、複数の業者から見積もりを簡単に比較検討が可能です。複数の業者から見積もりを取ることで、費用相場を把握し、ご自身の予算に合った業者を選べます。また、ペイプロでは、業者の実績や口コミなども確認できるため、信頼できる業者選びの参考になります。

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【まとめ】外壁の剥がれ補修のDIYを成功させるために

【まとめ】外壁のひび割れ・剥がれ補修のDIYを成功させるために

外壁塗装の剥がれ補修をDIYで成功させるには、正しい知識と手順、安全対策が欠かせません。特に重要なのは、徹底した下地処理と適切な材料選びです。古い塗膜や汚れをしっかり除去し、塗料の密着性を高めるためにシーラーやプライマーを塗布し、乾燥時間を守ることが美しい仕上がりと耐久性の秘訣です。

塗装は薄く重ね塗りし、色合わせや周囲との馴染みも丁寧に行いましょう。気泡やムラ、早期剥がれといった失敗を避けるため、作業環境や天候にも注意が必要です。高所作業や広範囲の劣化、構造的な問題がある場合はDIYを控え、専門業者に相談することをおすすめします。

DIYは費用を抑えつつ、自分のペースで補修できる利点がありますが、安全確保と作業の適正判断が成功の鍵です。
無理なく安全に作業できる範囲で挑戦し、不安があれば迷わずプロに依頼しましょう。
大切な住まいを守るために、適切な方法と判断を心がけてください。

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