モルタル外壁の剥がれ補修ガイド!DIY補修から業者依頼のポイントも徹底解説

モルタル外壁の剥がれ補修完全ガイド!

モルタル外壁の軽度な剥がれは丁寧な下地処理と正しい補修手順でDIY対応が可能ですが、状態が深刻な場合はプロに任せることが建物の耐久性確保につながります。

まず浮いたモルタルや塗膜を除去し、清掃後にプライマーで下地を整えます。亀裂や穴はパテやエポキシで埋め、仕上げに塗装して防水性を回復することが大切です。
この記事を読んで、適切な判断と作業で住まいの寿命を延ばしましょう。

この記事で分かること
  • モルタル外壁の剥がれ補修がDIY可能な範囲の見極め方
  • 補修に必要な道具と材料の選び方
  • 業者に依頼すべきケースとそのポイント

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監修者:藤孝憲

監修者:藤 孝憲
保有資格:宅地建物取引士・SEO検定1級・CFPなど

資格を活かし、中立的な立場で記事の執筆・監修を行っている。常に生活者目線で専門用語もわかりやすく解説し記事を執筆している。

目次

モルタル外壁のDIY補修方法と手順

モルタル外壁のDIY補修方法と手順

モルタル外壁のDIY補修は、幅0.3mm以下、深さ4mm以下の軽微なひび割れや軽度な剥がれなら自分で行えます。

適切な材料と手順を守れば安全に補修可能ですが、構造に影響するひび割れや鉄筋露出など深刻な症状は専門業者に相談してください。
また、高所の補修は事故防止のためプロに任せるのが安心です。

まずは補修可能かどうかの見極めが重要です。被害の範囲と状態に応じて、無理なく安全に作業を行いましょう。

モルタル補修に必要な道具と購入先ガイド

モルタル補修には、以下の道具が必要で、ホームセンターやオンラインショップで購入できます。

  • 左官鏝(コテ)
    モルタルを塗り広げる道具
  • プライマー
    補修材の密着性を高める下塗り材
  • 補修用モルタル
    ひび割れや剥がれを埋める材料
  • バケツやトロ舟
    モルタルを練る容器
  • 養生テープやシート
    周囲保護と作業補助

ひび割れ補修の方法

基本の補修手順は以下です。

  1. 清掃
    ひび割れの汚れや埃をブラシやエアダスターで除去
  2. プライマー塗布
    補修材の密着性向上のため塗布
  3. 補修材の充填
    モルタルをひび割れに充填し、コテで平らに仕上げる
  4. 乾燥
    24時間以上乾燥させる
  5. 仕上げ塗装
    必要に応じて塗装し周囲と色を合わせる

作業中は直射日光や風を避け、製品説明書の使用方法・乾燥時間を守ることが重要です。

モルタル剥がれの簡易補修方法

軽度な剥がれは次の手順で補修可能です。

  1. 剥がれ部分除去
    スクレーパーやハンマーで浮いたモルタルを除去
  2. 清掃とプライマー塗布
    埃や汚れを掃除しプライマーを塗布
  3. 補修材の塗布
    コテで塗り高さを周囲に合わせる
  4. 乾燥
    24時間以上放置
  5. 仕上げ
    必要なら塗装して色を統一

補修箇所を雨や直射日光から養生することが大切です。

DIY補修後の正しい養生方法と乾燥時間

良質な仕上がりには、乾燥時間と養生が重要です。

  • 乾燥時間
    24時間以上を確保。表面は乾いても内部硬化は遅い場合あり
  • 養生方法
    直射日光、風、雨を避け、養生シートやブルーシートで覆う
  • 温度管理
    気温が5℃以上で作業が望ましい。低温時は乾燥時間が延長

適切な養生により耐久性と美観を保ち、定期的な状態確認が必要です。

専門業者に相談すべき内容

以下の症状がある場合はDIYでの対応は避け、専門業者に相談してください。

  • 構造クラック
    幅0.3mm以上、深さ4mm以上のひび割れは建物に影響
  • 鉄筋露出
    錆による損傷進行の恐れ
  • 広範囲剥がれ
    専門技術が必要
  • 高所作業
    落下事故リスクが高い

安全と耐久性を考慮し、無理のない判断をしましょう。

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モルタル外壁の特徴とは?特徴と劣化しやすい原因

モルタル外壁とは?特徴と劣化しやすい原因

モルタル外壁は、セメント・砂・水を混ぜて作られる素材で、意匠性が高く継ぎ目のない美しい仕上がりが特徴ですが、「防水性が低くひび割れやすい」という弱点を持っています。
国土交通省の資料等でも、モルタル仕上げは乾燥収縮によるクラック(ひび割れ)が発生しやすいため、定期的な点検と改修が必要であるとされています。

(参考)
国土交通省:「改修によるマンションの再生手法に関するマニュアル」

また、モルタルは防水性が低い性質を持ち、雨や湿気により劣化が進みやすいです。特にひび割れができると水分侵入が起こり内側の劣化を招きます。

表面の凹凸部分は汚れやカビが付着しやすく、見た目の劣化を早めるため防水塗装や清掃が重要です。

モルタル外壁のメリットと弱点

モルタル外壁のメリットは下記の通りです。

  • 意匠性が高く、職人による多彩な手作業仕上げが可能
  • セメントを主成分とするため耐火性に優れる
  • 継ぎ目がないためシーリング劣化の補修負担が少ない

一方、弱点は以下です。

  • ひび割れが発生しやすく、特に乾燥や温度変化による収縮で微細なクラックが生まれやすい
  • 防水性が低く、塗装や補修が頻繁に必要でメンテナンスコストがかかる
  • 施工は職人技に依存し仕上がりにばらつきが出る可能性がある

モルタル外壁の作られ方と種類の違い

モルタル外壁の仕上げ方法には以下の種類があります。住宅のデザインや好みに応じて選択しますが、施工技術の差により耐久性や仕上がりに影響が出ます

リシン仕上げ細かい砂利や砂を混ぜた塗料を吹き付ける方法で、ザラザラとした質感が特徴。コストが比較的安く、和風の住宅によく合う。
スタッコ仕上げ厚みのある塗材を吹き付け、表面に凹凸をつける方法で、重厚感のある仕上がりになる。通気性が高まり、湿気対策にも効果的。
吹き付けタイル仕上げタイル調の模様を吹き付けで表現する方法で、デザイン性が高く、洋風の住宅に適している。耐久性にも優れている。
左官仕上げ職人がコテを使って模様をつける方法で、独自の風合いを出せる。デザインの自由度が高く、おしゃれな雰囲気を演出できる。

信頼できる施工業者に依頼することが重要です。

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モルタル外壁の剥がれやひび割れが発生する3つの原因

モルタル外壁の剥がれやひび割れが発生する3つの原因図解

モルタル外壁の剥がれやひび割れは、主に「ドライアウト現象」「経年による塗膜の劣化」「自然災害による影響」の3つが原因です
これらを理解し、適切に対処することが外壁の耐久性維持に重要です。

ドライアウト現象とは?施工不良で起こる乾燥トラブル

施工後のモルタル内部には多くの水分が含まれていますが、施工直後に直射日光や強風にさらされると、表面から急激に水分が抜けてしまい「ドライアウト現象」が起こります

この現象が発生するとモルタルが収縮しやすくなり、それに伴いひび割れリスクが高まります。外壁の耐久性保持には急速な乾燥を避け、養生期間を充分に設けることが必須です。

経年による塗膜の劣化

モルタル外壁は防水塗装で保護されていますが、雨風や紫外線により年月とともに劣化します。

塗膜の防水性低下により水分を吸いやすくなり、色あせや細かなひび割れが現れることがあります。劣化の兆候を確認できない場合でも、10年に一度は専門業者による定期点検とメンテナンスを受けることが推奨されます。

台風や地震など自然災害による影響

自然災害の強い衝撃により、通常より早くモルタル外壁の塗装剥がれやひび割れが進行することがあります。

例えば強風による飛来物衝突や建物の歪みによるダメージ蓄積が挙げられます。見た目に小さな異変でも放置すると深刻な損傷となるため、災害後は専門家の点検・補修が必要です。

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モルタル外壁の劣化症状を見分けるポイント

モルタル外壁の劣化症状を見分けるポイント

注意すべき劣化サインは、初期症状である「チョーキング(粉吹き)」「カビ・藻」、そして進行症状である「クラック(ひび割れ)」「浮き」です。
特に浮きや剥がれが見られる場合は、建物の耐久性に直結するため早期の対処が必要です。

色あせや変色が目立つ

色褪せは塗膜の防水性能が低下しているサインであり、放置すると水分吸収で建物劣化に繋がります。外観の印象も損なうため、早めの塗り直しが大切です。

指で触ると白い粉が付く「チョーキング現象」

チョーキングは塗膜劣化の証拠で、防水性の喪失を示します。紫外線や風雨の影響で起きやすく、塗装の再施工が必要です手で確認して早期発見を心がけましょう。

コケ・藻・カビなど湿気による汚れ

コケ・藻・カビなど湿気による汚れ

湿気が多い場所では菌類が繁殖しやすく、モルタルの劣化を加速させます。緑や黒の汚れがあれば、専門的な洗浄や再塗装が推奨されます。

クラック(ひび割れ)の発生

ヘアクラックは小さくても放置せず、構造クラックは建物の耐久性を害する恐れがあります発見時は専門家の点検が欠かせません。

外壁材の浮きや剥がれの兆候

塗装の剥がれや浮きは、防水性の低下を意味し内部浸水による構造劣化のリスクがあります。異常を感じたら専門家に調査を依頼しましょう。

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業者に依頼した場合の費用相場と注意点

業者に依頼した場合の費用相場と注意点

業者に依頼する場合の費用相場は、ヘアクラックなら1㎡あたり約1,000~2,500円、構造クラックなら約1,200~2,800円が目安です。
ただし、高所作業が必要な場合は、別途足場代が必要な点に注意が必要です。

モルタル外壁の「ヘアクラック」と「構造クラック」の補修費用の目安は以下の通りです。

外壁の状態単価
ヘアクラック約1,000~2,500円/m2
構造クラック約1,200~2,800円/m2

ただし、施工業者や外壁の状態によって差があり、見積もりで確認してください。高所作業で足場が必要な場合、追加費用がかかります。

DIYの失敗で補修費が高額になるリスク

DIY補修で失敗すると症状が悪化し、専門業者に頼む際の費用が増える恐れがあります。不安な場合は初めから業者に相談ください。

また、専門業者を安さだけで選ぶと、施工不良や高額な追加料金などで後悔する場合があります。
業者に依頼する際は、複数の業者から見積もりを取るようにしましょう。価格や作業内容、保証の違いを比較でき、最適な業者選びが可能です。

モルタル外壁補修の失敗しないポイントと長持ちさせるコツ

モルタル外壁補修の失敗しないポイントと長持ちさせるコツ

モルタル外壁を長持ちさせるコツは、「劣化の初期段階(ヘアクラック)での対応」「DIYの限界を見極めること」「信頼できる業者選び」の3点です。
剥がれ落ちてからの補修は高額になるため、小さな異変を見逃さないことが最大の節約になります。

劣化を放置は厳禁

劣化の初期段階で対応することが費用も抑えられ、外壁の寿命を延ばす鍵です。

特に、モルタル外壁は風雨や紫外線により徐々に劣化が進み、初期はごく細かいひび割れ(ヘアクラック)が生じますが、放置するとひびが深くなり水分の侵入を招き、内部構造を傷めます。

その結果、大規模な補修や張り替えが必要になり、費用が増大します。些細な異変も見逃さず、早めの対処がコスト面で有利になります。

DIYで直せるのは初期症状だけ。判断が難しい場合はプロに相談

軽度なひび割れや小さな剥がれはDIYで補修可能ですが、深いひび割れや浮き上がりがある剥がれは内部損傷の可能性が高いためプロへの相談が必要です。

DIY向きは表面の細かいクラックなど初期症状の補修に限られます。

信頼できる外壁補修業者を選ぶ

外壁補修成功には信頼性の高い業者選びが欠かせません。

施工実績を確認し、口コミやホームページの声をチェックします。見積もり時の説明が丁寧で質問に誠実に答える業者を選び、複数業者の見積もり比較を行うことも重要です。

まとめ

まとめ

モルタル外壁のひび割れや剥がれは、早期に対処すればDIYでも補修が可能です。特にヘアクラックや軽度な剥がれなら、正しい手順と道具を使えば、初心者でも対応できます。

ただし、構造クラックや鉄筋の露出、大規模な剥がれなどの深刻な症状の場合、自己判断で補修を進めると、かえって状況を悪化させるリスクがあります。上記のケースでは、迷わず専門業者に相談するのがおすすめです。

「どこまで自分で対応できるか判断がつかない…」「信頼できる業者を探したい」という方は、外壁補修のプロが揃う【ペイプロ】の利用を検討してみてください。地域密着の優良業者を比較できるので、お気軽にご相談ください。

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