【2025年版】さいたま市で使える外壁塗装の助成金は？申請方法も詳しく解説

外壁塗装にかかる費用を少しでも抑えたい方にとって、「助成金が使えるかどうか」は非常に重要なポイントです。
しかし結論として、2025年現在、さいたま市には外壁塗装単体を対象とした助成金制度は存在しません。

ただし、「省エネ改修」や「断熱性能の向上」を目的としたリフォームの一環として外壁塗装を行う場合、一定の条件を満たせば、助成金の対象になる可能性があります。

ここではさいたま市の外壁塗装で使える助成金や費用相場、優良業者を選ぶポイントも解説していきます。

>>さいたま市でおすすめの優良塗装業者はコチラ

さいたま市の外壁塗装に使える助成金制度【令和7年度版】

さいたま市では、省エネ性能を向上させる目的のリフォームに対し、「省エネ・断熱住宅普及促進補助金」が設けられています。

令和7年度分はすでに予算上限に達し、7月末で申請受付が終了していますが、次年度以降も同様の補助制度が設けられる可能性があります。

ここからは、参考として本制度の概要・対象工事・補助金額・利用条件を分かりやすく解説します。
今後の制度再開に備えて、事前に知識を整理しておきましょう。

制度の目的と概要

さいたま市で実施されている「省エネ・断熱住宅普及促進補助金」は、住宅の省エネ性能を向上させることを目的とした改修工事に対して補助を行う制度です。

美観だけを目的とした外壁塗装は対象外ですが、断熱系の塗料を使用する場合や、施工により省エネ性能が向上する場合は補助対象となる可能性があります。

さいたま市公式サイト：https://www.city.saitama.lg.jp/001/009/015/010/002/p119491.html

助成金対象となる工事とは？（断熱等等や遮熱塗料について）

補助対象と認められるためには、“省エネ性能が実際に向上する” ことが証明できる工事である必要があります。

外壁塗装の場合、以下のような塗料が該当する可能性があります。

これらの塗料を使用した場合は、補助対象となる可能性がありますが、製品の性能証明書やカタログなどの提出が必要な場合もあり、事前に確認が必要です。

助成金の金額・上限

• 断熱全体改修：上限20万円（補助率1/2）
• 断熱部分改修：上限10万円（補助率1/2）

外壁塗装以外にも、高効率給湯器などの設置も補助対象となっています。

対象者と住宅の条件

補助金の申請には、以下の条件を満たす必要があります。

また、施工内容が省エネ性能の向上に寄与することが明確である必要があり、断熱塗料などの使用が条件になります。さらに、施工前に補助金の申請と交付決定を受けていることが必須です。交付決定前に着工してしまうと、補助対象外になるため注意が必要です。

助成金申請の流れと注意点

助成金を確実に受け取るためには、正しい申請手続きとスケジュールの把握が不可欠です。
そのため、実際に申請を行う際に必要な書類や流れ、そして失敗しやすいポイントを押さえておきましょう。

▼申請から交付までの流れ

※申請受付期間は令和7年4月1日（火）〜令和8年3月2日（月）まで（予算が無くなり次第終了）

申請に必要な書類一覧

補助金の申請には、以下のような書類が必要です。

必用な書類は、各区役所の情報公開コーナーにて取得するか、さいたま市ホームページから様式をダウンロードしましょう。

さいたま市公式サイト：https://www.city.saitama.lg.jp/001/009/015/010/002/p119491.html

事前着工NGなどの注意点とよくあるミス

最も多いミスは「申請前に工事を始めてしまう」ことです。補助金は必ず“交付決定を受けたあと”でなければ適用されません。また、以下のようなミスもよく見られます。

これらを防ぐには、補助金制度に詳しい業者を選び、早めに相談することが大切です。

さいたま市の外壁塗装費用相場と内訳の目安

外壁塗装を検討するうえで、「実際いくらかかるのか？」という費用感はとても重要な判断材料です。ここでは、さいたま市で外壁塗装を依頼した場合の相場や工事の内訳についてご紹介します。

▼一般的な費用相場（延床30坪の場合）

塗料の種類	総額目安（税込）
ウレタン塗料	約60万〜75万円
シリコン塗料	約70万〜90万円
フッ素塗料	約90万〜120万円
無機塗料	約100万〜130万円

※足場・高圧洗浄・養生・付帯部（雨樋や軒天）なども含むパック価格の目安です。

▼工事項目別の内訳の目安

項目	金額目安
足場設置費用	15万〜20万円
高圧洗浄	2万〜4万円
外壁塗装	35万〜60万円
付帯部塗装	10万〜15万円
諸経費・管理費	5万〜10万円

工事内容や建物の形状、塗装面積によって価格は前後しますが、相見積もりを取ることで適正価格を把握しやすくなります。

助成金以外で塗装費用を抑える方法

助成金が使えない場合でも、外壁塗装の費用を抑える方法は複数あります。
代表的なのは、火災保険を活用して災害による破損補修費を軽減する方法と、耐久性の高い塗料を選んで「長期的な総額」を下げる方法です。
助成金だけに頼らず、こうした選択肢を知っておくことで、結果的に数万円〜数十万円規模で費用負担を小さくできるケースも少なくありません。

ここでは、特に効果の大きい２つの方法を詳しく解説します。

火災保険を使用できるケース

外壁・屋根の破損が以下の自然災害による場合、
火災保険の「風災・雪災・雹災補償」が適用される可能性があります。

• 台風による外壁の剥がれ
• 強風で雨どいが破損
• 雹（ひょう）で外壁や屋根に凹みや傷が発生
• 落下物による外壁のキズ など

外壁塗装そのものは保険対象外ですが、
災害による破損部分の補修費が保険適用になれば、結果的に塗装費用の総額を抑えられるケースもあります。

火災保険を使うためには、次の4つの条件を満たす必要があります。

1. 損傷の原因が自然災害であること
   　台風・強風・豪雨・雹・雪などが対象。
2. 被災から3年以内に申請すること
   　3年以上経過すると原則適用不可。
3. 補修費用が免責金額を上回ること
   　免責0円の契約であれば心配なし。
4. 契約している保険の補償範囲内であること
   　火災保険のプランによって、補償範囲は大きく異なります。

自己申請でも対応できますが、実際には業者に相談して調査報告書を作成してもらうのが一般的です。

火災保険が適用されれば、数万円〜数十万円規模で費用を抑えられることもあり、助成金よりもメリットが大きい場合があります。

長期的にお得な塗料選びとメンテナンス性の考慮

「とにかく安く」が優先されがちな外壁塗装ですが、耐用年数やメンテナンス性を考慮した塗料選びも大切です。

一般的に、ウレタンよりシリコン、さらにフッ素・無機塗料のほうが耐久性が高く、塗り替え回数を減らせるため長期的には費用を抑えやすいのが特徴です。

初期費用は多少上がりますが、10〜15年後の再塗装を先延ばしできるため、結果的にトータルコストが安くなるケースが非常に多いです。
見積もりを比較する際は、「耐用年数 × 費用」のバランスを見ることをおすすめします。

塗料の種類	耐用年数（目安）	費用相場（30坪住宅）	特徴・おすすめポイント
ウレタン 塗料	約7〜10年	約50〜70万円	初期費用が安いが、頻繁な塗り替えが必要
シリコン 塗料	約10〜15年	約60〜90万円	コストと耐久性のバランスが良い
フッ素塗料	約15〜20年	約80〜120万円	高耐久・汚れにくくメンテナンス性が高い
無機塗料	約15〜20年	約100〜140万円	最も耐久性が高く、将来の塗り替え回数を減らせる。

失敗しない！さいたま市で優良外壁塗装業者を選ぶポイント

さいたま市で外壁塗装を成功させるためには、どの業者に依頼するかがもっとも重要です。
同じ塗料・同じ工事内容でも、業者の見積りの透明性・申請サポート力・保証体制の違いによって仕上がりと費用満足度が大きく変わります。
とくに助成金を利用する場合は、制度に詳しい業者を選べるかどうかが、申請の可否と最終的な支払い額を左右するポイントになります。

ここでは、さいたま市で信頼できる外壁塗装業者を選ぶために必ず確認したい3つの基準を紹介します。

見積書が明確かどうか

外壁塗装の見積書は「金額だけを見る」のではなく、内訳の明確さがもっとも重要です。
以下の項目が丁寧に記載されているか確認しましょう。

これらの項目が曖昧なままだと、後から追加費用が発生したり、塗料の質を下げられたりするトラブルにつながります。
また、複数社で相見積もりをする際も、内訳が明確であれば、
「どこに違いがあるのか」「本当に必要な費用はどれか」が比較しやすく、適正価格を見極めることができます。

不安な点がある場合は、遠慮せずに業者へ質問することも大切です。丁寧に説明してくれる会社ほど、施工品質にも期待できます。

助成金申請をサポートしてくれるか

外壁塗装で助成金を活用する場合、申請書類の準備・塗料の性能証明・対象工事の確認など、専門的な手続きが必要になります。
そのため、助成金に詳しい業者を選ぶことは非常に重要です。

助成金に詳しい業者を選ぶことで、下記のメリットを受けることができます。

• 過去の申請実績が豊富で、制度の要件を正確に理解している
• 審査に通りやすい見積書・資料の作成をサポートしてくれる
• 「塗料が条件を満たしていなかった」「申請手続きに不備があった」などの失敗を防げる

助成金制度は年ごとに変わり、条件も細かいため、制度に精通している業者のサポートがあるかどうかで、申請成功率が大きく変わります。

公式サイトに「行政申請サポートあり」「補助金対応可」「助成金の実績多数」と記載されている会社であれば、安心して任せられます。

保証・アフターフォローが充実しているか

外壁塗装は施工が終わってから数年後に、塗膜の剥がれ・ひび割れ・色あせなどの不具合が発生する場合があります。
そのため、保証制度やアフターフォローの内容を事前に確認することは、業者選びの重要なポイントです。

保証の内容は業者によって差が大きく、「保証期間は長いが、実際はほとんど保証が効かない」というケースも珍しくありません。

安心して長く住まいを守るためには、アフターフォロー体制が整っている業者を選ぶことが、外壁塗装成功のカギとなります。

悪徳業者に注意！よくあるトラブル事例と対策

外壁塗装は100万円前後かかることも多く、悪質業者が介入しやすい分野です。実際のトラブルは、「今だけ値引きで即決を迫る」「訪問営業で不安を煽り不必要な工事を契約させる」「会社情報を偽る」といった共通した手口から発生しています。
また、まずは、こうした典型的な手口を知っておくことで、被害を未然に防ぐことができます。

ここでは、実際によくある悪徳業者の行動パターンと、その見分け方・対策についてわかりやすく解説します。

「今だけ値引き」で大幅値引きをする

悪質業者の典型的な手口が、「今日契約すれば30％オフ」「足場代を無料にします」 といった大幅値引きです。

これは、消費者が冷静に判断できない状況をつくり、契約後に追加費用を請求したり、安価な塗料へすり替えたりするために使われます。

✔ 異常に大きい値引きは、施工品質の低下か追加請求のサイン
✔ 外壁塗装は即決すべき工事ではない

「即決を迫られる＝危険」と考え、必ず複数社を比較しましょう。

飛び込み営業・訪問営業

外壁塗装で最もトラブルが多いのが、突然の訪問営業です。

よくあるセールストークは以下の通りです。

• 「近くで工事しているので挨拶に来ました」
• 「屋根が壊れているのが見えました」
• 「無料点検しますよ」

こうした言葉で屋根に上がり、わざと破損させて修繕を迫るという悪質な事例も全国で報告されています。

✔ 訪問業者をそのまま屋根・敷地にあげない
✔ 契約を急がせる業者は断る

冷静に判断し、必ず自分で信頼できる業者を選びましょう。

会社情報・口コミが曖昧

悪質業者の多くは、実態のない住所を使う・施工実績を偽るといった手口で信頼性を装います。
こうした業者は、連絡が取れなくなったり、施工不良の責任を逃れたりするケースが非常に多いため、事前のチェックが不可欠です。

とくに以下の点は、悪徳業者を見抜く有効な判断材料になります。

これらを確認することで、“実態のない業者” や “責任を負わない業者” を排除し、悪徳業者に騙されるリスクを大幅に減らすことができます。

さいたま市でおすすめの塗装業者を紹介！

さいたま市で優良業者をお探しではないでしょうか？
ここでは、さいたま市で信頼できる外壁塗装業者をご紹介します。いずれも地域密着で実績があり、アフターサポートにも力を入れている企業です。

株式会社クマテック（クマテックペイント）【さいたま市岩槻区】

株式会社クマテックは、2000年に創業し、これまで4,000棟以上の実績があります。
完全自社施工のため、外注費や中間マージンがかかりません。浮いた費用を塗料のグレードアップに回せるため、適正価格で「最長15年保証」の高品質工事が叶います。

また、アフターフォローも充実しており、施工から1・3・5・7・9年後に点検を行っています。
地元の方からリピートや紹介が絶えない、納得の実力店です。

クマテックペイントの詳細はこちら

特徴①：実績4,000棟超！国家資格者による完全自社施工

創業以来、岩槻区を中心に4,000棟以上の施工実績を持つ実力派です。
現場を知り尽くした一級塗装技能士が、家の状態にベストなプランを提案してくれます。

熟練の自社職人が直接施工するため、品質にムラがなく、大手よりも費用を抑えながらワンランク上の仕上がりを実現できるのが大きな強みです。

特徴②：ショールーム完備！「色選びで失敗しない」安心設計

クマテックには、実際に見て・触れられる体感型ショールームがあります。
「光の当たり方による色の違い」や「質感」も、実物の外壁サンプルや屋根模型で確認可能です。

カラーシミュレーションもその場で行えるため、「思っていた色と違った…」というリスクを防ぎます。

特徴③：最長15年保証＋2年ごとの定期点検

「保証10年」と言いながら数年で倒産してしまう業者も多い業界ですが、創業25年以上の歴史があるクマテックには、保証も点検も「本当に受けられる」安心があります。

施工後は最長15年の工事保証に加え、2年ごとの定期点検を実施。
「塗って終わり」ではなく、かかりつけ医のようにいつでも相談できる会社です。

クマテックペイントの口コミ

参考：Google

クマテックペイントの口コミはこちら

クマテックペイントの施工実績

施工事例をもっと見る

会社概要

会社名	株式会社クマテック
住所	埼玉県さいたま市岩槻区東岩槻2丁目2−26　山室ビル3F
代表者名	熊谷 正幸
営業時間	9:00～18:00（定休日: 日曜日）
創業	2000年1月（2002年10月法人化）
資本金	10,000,000円
対応エリア	さいたま市 / 春日部市 / 白岡市 / 幸手市 / 上尾市 / 川口市 / 他
資格	一級建築塗装技能士 一級建築塗装技能士 / 一級塗装技能士 / 有機溶剤作業主任者 / 足場組立作業主任者 / 石綿（アスベスト）作業主任者 / 職長安全衛生責任者

クマテックペイントの詳細はこちら

株式会社ペンタくん【さいたま市大宮区・浦和区・北区・西区・桜区】

株式会社ペンタくんは、37年で226,000棟の施工実績を持つ外壁塗装の専門店です。
住まいの状態を正確に見極め、徹底した下地処理とオリジナル塗料で高品質な仕上がりを実現します。
また、完工後の点検や迅速な対応などアフターフォローも充実。必要な工事だけを丁寧に案内し、安心して任せられる地域密着の塗装会社です。

ペンタくんの詳細はコチラ

特徴①：226,000棟の実績で“住まいに最適な長持ち塗装”を提案

226,000棟以上の施工経験にもとづき、外壁の状態を正確に診断し、劣化症状や素材に最適な塗装方法をご提案します。
また、助成金の相談やキャンペーン割引、ローンなど費用面の選択肢も充実しており、安心して相談することができます。

特徴②：仕上がりの美しさと耐久性を高める“徹底した下地処理”

耐塗装の寿命を左右する「下地処理」を重視し、カビや藻をバイオ洗浄でしっかり除去。
さらに外壁材に合わせて調整したオリジナル塗料を使うことで、塗膜がしっかり密着し、ムラのない美しい仕上がりを実現します。「せっかく塗るなら長く持たせたい」という方に安心の施工品質です。

特徴③：地域密着店としての“工事後も続く安心フォロー”

完工後1〜2年は不具合が出やすいため、この期間に住まいの状態を丁寧に点検し、気になる部分があれば適切に対応します。
さらに地域密着店として、工事後のちょっとした相談や疑問にも気軽に応じられる体制を整えており、長く安心して任せられるサポートが続きます。

ペンタくんの口コミ

参考：公式HP
口コミをもっと見る

ペンタくんの施工実績

施工事例をもっと見る

会社概要

会社名	株式会社ペンタくん
住所	大宮店：埼玉県さいたま市中央区円阿弥5-8-40
代表者名	北里 雄介
営業時間	9:00~18:00（定休日: 月曜日/祝日の場合は翌日）
創業	1973年12月3日
可能な工事	外壁塗装 / 屋根塗装 / 外壁張り替え / 屋根張り替え / 防水工事 / 雨漏り工事 / リフォーム全般
対応エリア	さいたま市西区 / さいたま市北区 / さいたま市大宮区 / さいたま市見沼区 / さいたま市中央区 / さいたま市桜区 / さいたま市浦和区 / さいたま市南区 / さいたま市緑区 / さいたま市岩槻区 / 上尾市 / 草加市 / 越谷市
資格	塗装工事許可 / 一級建築士 / 一般建築物石綿含有建材調査者

ペンタくんの詳細はコチラ

まとめ｜外壁塗装をお得にしよう！

外壁塗装は決して安い買い物ではありませんが、助成金制度を上手に活用することで、家計への負担を大きく軽減することができます。
特に、断熱塗料・遮熱塗料など省エネ効果のある外壁塗装を検討している方にとって、助成金のメリットは非常に大きいと言えるでしょう。

まずは無料相談・見積もりで気軽にスタート！

「わが家は助成金の対象になる？」
「どれくらい費用が下がる？」

こうした疑問は、助成金に詳しい業者に相談するのが一番確実です。
申請に必要な書類や塗料の条件なども、経験豊富な業者であれば丁寧にサポートしてくれます。
本記事で紹介したクマテックペイントや株式会社ペンタくんは、さいたま市の助成金制度に詳しく、安心して施工を頼める地域密着業者です。

外壁塗装を検討し始めた段階でも問題ありません。
まずは無料相談・無料見積もりを活用し、あなたの家に最適な方法を確認してみましょう。