外壁塗装の悪徳業者に注意!後悔しないための悪質な手口への対処法

外壁塗装の悪徳業者に注意!後悔しないための悪質な手口への対処法

外壁塗装を検討していると、「悪徳業者に騙されたらどうしよう」と不安を感じる方も多いのではないでしょうか。実際に、訪問営業や大幅値引き、手抜き工事など、悪質な業者によるトラブルは後を絶ちません。

ですが、悪徳業者には共通する特徴や手口があり、事前に正しい知識を持つことで、多くのトラブルは防ぐことができます。見積もり内容や営業トークに注意すれば、信頼できる業者を見極めることは十分可能です。

この記事でわかること
  • 悪徳業者のよくある手口
  • 信頼できる業者の見分け方
  • トラブル時の正しい対処法

安心して外壁塗装を任せるために、後悔しない判断基準を身につけましょう。

滋野 陽造

監修者:滋野 陽造
保有資格:宅地建物取引士 賃貸不動産経営管理士

早稲田大卒。マスコミ広報宣伝業務・大手メーカー等のWebディレクターを経て、不動産関連業に従事。法令に則しながら、時流や現状も踏まえた記事を執筆している。

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目次

外壁塗装の悪徳業者の手口の実態

知っておきたい!外壁塗装の悪徳業者の手口の実態

外壁塗装では、悪質な手口で契約を迫る業者も存在します。このような業者は、訪問営業や大幅な値引き、高額な追加費用の請求をしていることが多いです。

不安を抱えたまま契約しないためには、代表的な手口を知っておくことが重要です。
ここでは実際に多く報告されている4つの典型的な手口を紹介します。

【詐欺のリスク!】訪問営業・屋根が壊される

訪問営業による外壁塗装のトラブルは後を絶ちません。国民生活センターによれば、訪問販売によるリフォーム全般の相談件数は増加傾向です。

特に外壁塗装は外から家の状態が見えます。業者が勝手に劣化を指摘して「今すぐ必要です」と話しかけてきます。


訪問営業によるトラブルの相談件数の変遷

年度相談件数
20176,385
20187,222
20197,998
20208,160
国民生活センターに寄せられた相談件数(リフォームの総数)

株式会社MMKアートの小玉代表によると、

「訪問営業をそのまま屋根にあげてしまって、屋根が壊されて「屋根の修理が必要です」と言われた事例もいっぱいあります。私が見に行ったら、何かバールでひっぱがしたような跡があるわけですね。 訪問がきたとしても、屋根にはあげちゃ駄目ですよ。

と話しています。

安易に屋根にあげてしまう前に、信頼できる業者であるかどうかをしっかり判断してください。

MMKアートのインタビューはこちら

大幅値引きで目を引く

塗装工事は材料費と人件費の割合が高く、大幅な値引きは構造的に難しい業態です。そのため、最初から異常に安い価格を提示してくる業者には警戒が必要です。

大幅値引きには「とりあえず契約を取る」という目的があることが多く、あとから別途料金が発生する前提で話が進んでいる可能性があります。「モニター価格」などの限定条件をつけて即決を促すのもこの手口に該当します。

実際に、株式会社MMKアートの小玉代表は、大幅な値引きを持ちかける業者の手口について、次のように警鐘を鳴らしています。

「相見積もりで他の業者の話を聞いたあとに、「今決めてくれたら50万円引きますよ」といった大幅な値引きを突然持ち出してくる業者もいます。そもそも最初からその値段出せたでしょって思いますよね。安いだけで飛びつくのは危険なんです。」

このように、専門家から見ても不自然な値引きは、手抜き工事や後々のトラブルに繋がる危険なサインと言えます。

追加施工で高額請求をする

追加施工で高額請求をする

契約後「状態が想定以上に悪かった」と追加工事を提案してくる手法もあります。「このままでは危険」「元の見積もりには含まれていなかった」と別料金を積み上げ、高額な費用を請求される仕組みです。

これは、元から「あとから金額を上乗せする」つもりだった可能性があります。追加工事の必要性を感じた場合は、第三者に相談したほうが安全です。

悪質なコストダウンで施工不良

施工費を抑えるために、規定回数の塗装を省略したり、塗料を必要以上に希釈したりする手抜き工事も報告されています。

通常、外壁塗装では下塗り・中塗り・上塗りの3工程を経ます。しかし悪徳業者は「2回塗りで済ませる」「安価な材料を使う」などのコストダウンを図る特徴があります。この場合、見た目だけ整えた施工をする可能性が高いです。

その結果、1〜2年で塗膜が劣化し、気泡やひび割れが生じてしまいます。住まいを守るための塗装が、逆に住宅寿命を縮めてしまう危険があるのです。

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外壁塗装の悪徳営業トークの特徴

外壁塗装の悪徳業者・営業トークの特徴7例

悪徳業者は、あたかも信頼できる業者を装いながら、不安を煽ったり限定感を演出する巧妙な営業トークで契約を迫ってきます。こうしたトークには共通する特徴があり、事前に知っておくことで冷静な判断が可能になります。
冷静に考えれば疑問を感じる内容でも、緊迫感を与えられると判断力が鈍ることが多いです。

ここでは、実際に多く使われる7つの営業文句を取り上げ、危険性を解説します。

「キャンペーン価格・モニター価格にします」

外壁塗装では「今だけ」「モニター価格」などの限定割引を提示されることがあります。しかし、外壁塗装は人件費と材料費が大部分を占め、安易な値引きができる業種ではありません。

短期的に契約を取るための言葉であり、職人の質や塗料の量を削る原因にもなります。

「オリジナルの塗料や工法です」

コストダウンできることの理由に、自社のオリジナルの塗料や工法などをうたうケースがあります。

価格の安さはともかく、外壁の塗膜の色つやの良さや、長期間メンテナンス不要などのクオリティなどは、施工前では根拠に乏しいセールスポイントといえます。外壁用の塗料や溶剤は、小規模の開発で容易にオリジナル製品が作れるものではありません

そして、新技術は簡単ではありません。自社独自の塗料やサービスという宣伝文句は疑わしいと考えた方がいいでしょう。

「足場代をおやすくできます」

「足場代をおやすくできます」

このほかに「足場代をお安くできます」というトークがあります。しかし足場代も値引き要素がない施工なので、このようなトークをする業者は危険です。

足場の構築や解体は資格や受講を要し、人件費が省略できません。また、外壁塗装の施工業者は足場の専門業者に依頼するケースが多いです。足場のリースとは、専門業者が足場の資材とともに組み立て・解体の有資格者もレンタルするケースが主体です。

「近くで足場を使いまわせる現場があるので、運搬費用の分安くできる」も常套句です。しかし、前の現場からの搬入はできないと考えた方がいいでしょう。

「今すぐ外壁塗装が必要です」

長く放置した外壁は、雨漏りや建材の腐食の原因になります。

しかし「放置すると大変なことになる」など煽るのは、悪徳業者が多いです。また、自社の都合を中心で考える場合、手抜き施工や見積もりの水増しを行う危険が高いです。

たとえば「今日中の契約ならお値引きします」というトークはどうでしょうか?早い契約は値引きの要素ではない上に、自社の都合のみを考えた理由でしかありません。契約を急がせることで比較検討の機会を奪い、冷静な判断をさせないようにします。

少しでも違和感を覚えたら、他の業者にも状態を確認してもらうのが得策です。

「前払いならお安くできます」

「前払いならお安くできます」

外壁塗装の施工前の前払いは、応じないのが基本です。優良業者は、施工状態の確認をもらってから支払いを受けるという形をとります。

もちろん、施工金額が高く「着工金」として支払いがある可能性もあります。しかし、定金額で前払いを要求される場合は注意が必要です。経営状態が良くないか、支払い後の手抜き、最悪は音信不通なども想定されます。

「地域の実績が欲しいからお安くします」

このほか「地域の実績が欲しいからお安くします」というのがあります。このケースは知識のない方を対象に、相場より高い見積額を提示し、実績が欲しいという営業トークをします。

WEB上などで実績を上げている外壁塗装業者であれば、このような方法で営業するリスクを冒す必要はありません。悪徳業者の可能性が高いでしょう。

「無料で点検いたします」

「近くにきたのでついでに点検します」と無料を装って訪問する業者もいます。点検後には「ひび割れが危険」「雨漏り寸前」といった情報を伝え、不安にさせて契約を迫る流れです。

顧客は「無料点検だけでは断りづらいから塗装まで施工をお願いしよう」という心理も働きやすくなります。点検という表現が言葉のテクニックです。点検ではなく見積もりするのが、正常な商談の流れです。

Diコーポレーション代表の赤穂社長も、宇治市内で訪問営業を行う業者の実態を次のように語ります。

「(宇治市にも悪質な業者は)全然いますよ。実際に塗装工事をしているときに、近隣の住宅を悪質業者が訪問営業している現場を目撃したこともあります。実際に目撃した業者だと、1週間くらいで工事を終わらせていて、細かく見ると養生や仕上げが雑だったり、汚れが残っていたりしました。

「無料」という言葉をきっかけに契約を急がせ、結果的に雑な工事に繋がるケースは少なくありません。丁寧な点検と説明なくして、質の高い工事はあり得ないと心に留めておきましょう。

Diコーポレーションのインタビューはこちら

「(大手企業・役所)から来ました」

「(大手企業・役所)から来ました」

「役所から依頼されて来ました」「大手メーカーの関連会社です」と名乗る場合も要注意です。信頼感を与えようとする業者、で特に高齢者宅で多発している手口です。

しかし、大手企業は広告宣伝費を使っての飛び込み営業は行いません。また、官公庁や自治体は、助成金の関連する外壁塗装に営業をかけるようなことは行いません。実態調査などは郵便か電話の自動音声で、無作為抽出の世帯を対象に行うのが基本です。

この場合「母体の方に確認するので連絡先を教えてください」と伝えましょう。

「他社の見積もりを見せてください」

「もっと安くできます」と他社の見積もりを持ち帰り、悪用するケースがあります。企業秘密を開示するような行為になるため、他社見積もりの提示は控えましょう。

営業トークはあくまで商談の入り口です。その場で判断せず、冷静な対応を心がけることがトラブル回避につながります。

外壁塗装の悪徳業者は見積もりで分かる!

外壁塗装の悪徳業者は見積もりで分かる!

見積書を見れば、その業者が信頼できるかどうかをある程度見極めることができます。曖昧な表現や不自然な記載がある見積もりには注意が必要です。
書面には業者の誠実さや技術力が表れますので、書面の内容を細かくチェックすることが重要です。

以下では、見積もりでチェックすべき4つのポイントを紹介します。

工事内容が一式のみ

外壁塗装の見積書に「〇〇工事一式」と記載され、具体的な内容が書かれていない場合があります。この場合、内容と金額分からず、他社との比較ができません。

優良業者であれば、足場設置、高圧洗浄、下地補修、養生、各工程の塗装など、工程ごとに金額を明示します。一式表示だけの見積もりは、内容の不透明さを隠すために使われることが多い手口です。

面積の見積もりが雑

外壁塗装は、外壁の面積で使用塗料の量が明確に決まるため、この部分がアバウトな見積もりはNGです。

悪徳業者の場合、おおよその数字で面積を記載することがあります。こうした場合は、面積に対する単価も不透明でリスクがあります。

付帯部分の工事が入っていない

付帯部分の工事が入っていない

外壁の本体以外に軒天(軒下部分)や雨どいの塗装を依頼するとき、内容が明細に含まれていないことがあります。契約後に「付帯部分は別料金」として追加請求される可能性があります。

また、付帯部の塗装を省略するのはよくありません。全体の見た目にムラが出たり、早期劣化の原因になるため、外壁とあわせて塗装するのが基本です。細部まで明記された見積もりかを必ず確認しましょう。

使用材料が入っていない

ペンキの種類は価格を大きく左右するため、使用塗料名が書かれていない見積もりは用をなしません。価格の根拠も、塗料のグレードもわからず手抜き工事をされる可能性があります。

特に注意したいのは「オリジナル塗料」と不明瞭な材料を使用するケースです。

価格の判断には、外壁の塗料名と平米単価、何缶使用するかを明記した見積もりが必要です。

悪徳業者につかまらない業者選びの流れ

悪徳業者につかまらない業者選びの流れ

悪質な塗装業者に騙されないためには、契約前の準備と比較検討の情報収集が非常に重要です。焦って契約するのではなく、正しい順序で業者を選ぶことで、施工後の後悔を大きく減らせます。

ここでは、信頼できる塗装業者を見つけるための3つのステップを紹介します。

業者の情報収集

Webサイトや知人の紹介なども利用して、候補となる業者をピックアップしたら、各社の情報収集をします。以下の点に留意して、各社の比較をしてみましょう。

  • 不良セールストークの有無
  • 見積もり内容が的確か
  • 診断が丁寧か
  • 適正価格か
  • 補償とアフターフォローがあるか
  • 対応が親切か
  • 資格を保有しているか

くりかえしますが、訪問営業に乗って、予備知識なくそのまま発注するのは禁物です。

相見積もりの依頼

少なくとも3社から見積もりをもらって、比較しましょう。しかし費用の安さだけを重視するのではなく、説明の丁寧さ、対応のよさも良心的な施工の目印となります。

ご自身だけで判断が難しい場合、ペイプロのご利用をおすすめします。ペイプロは紹介料などの費用は一切無料です。顧客にピッタリな業者を紹介する、新しい外壁塗装業者マッチングサービスです。

信頼できる外壁塗装業者1社と契約

価格面とサービス面で、総合的な観点から信頼できる1社を選びましょう。その際、契約書には見積書と同様に、施工範囲・使用材料・支払い条件・保証内容がすべて明記されていることを確認してください。

「次回以降、継続して依頼できそうか」「メンテナンスや細かいことも依頼ができそうか」などもチェックポイントです。

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優良業者の見分け方のポイント

外壁塗装でトラブルに巻き込まれない業者選び・5つの基準

優良業者を見分けるには、見積書の内容だけでなく、業者の姿勢や対応も確認しましょう。小さな違和感を見逃さないことが、後悔のない契約につながります。

ここでは、信頼できる業者に共通する5つの特徴を紹介します。

診断が丁寧

診断が丁寧か

信頼できる業者は、現地調査の際に建物全体を細かくチェックします。外壁のひび割れやチョーキング、シーリングの劣化、付帯部の状態などを丁寧に確認し、写真を撮りながら説明してくれます。

また、見やすい場所だけでなく、登って確認しなければならない箇所もあるでしょう。そのため、通常30分程度以上はかかるのが一般的です。丁寧な壁面のチェックは、状態に合わせて正直な価格を見積もる意図があると分かります。

ざっくりとした目視だけで即座に見積もりを提示する業者は要注意です。

保証とアフターフォロー

優良業者は、工事完了後も安心して暮らせるように保証制度を設けています。業者の加入するリフォーム瑕疵保険の適用が可能かを確認しておきましょう施工に不備があった際に保険がおりると、無償補修などがスムーズに進みます。

また、「塗料メーカーの保証」がつくかどうかも確認しましょう。保証内容が曖昧な業者は、トラブル発生時に責任を取らない可能性があります。

次回のメンテナンス時期にも頼れるような業者かどうかも、チェック上の視点のひとつです。

対応が親切

対応が親切

こちらの話を丁寧に聞き、質問に答えてくれるかは大切です。こちらの予算や都合、希望に合わせて良い施工内容を考えてくれることが分かり、安心できるでしょう。工期や着工タイミング、塗料の種類など、自社の都合ばかりを言ってくる業者には要注意です。

資格を保有している

塗装技能士、外装劣化診断士などの資格保持者の数や、建設業の許可の有無もひとつの目安となります。

塗装技能士は厚生労働省公認の国家資格で、特級、1級、2級、3級の4種類あります。1級は実務経験7年以上が最低条件になります。試験の内容は学科と実技が行われます。

外装劣化診断士は一般社団法人住宅保全推進協会が主催する民間資格で、日本国籍、建設業又は不動産業での実務経験3年以上の方が受講可能です。

口コミや実績が豊富

施工事例が公式サイトやSNSに掲載されているか、過去の顧客の声が確認できるかも重要です。特に地域密着型の業者は、地元での評判が信頼のバロメーターになります。

資格の有無や見積もりの細かさとは無縁でも、良心的で腕の確かな業者も存在しますので、そのような業者の評価は、口コミや施工例が頼りです。地元での施工実績や、お客さまの評判を確認します。ただし、口コミは根拠のない中傷を含むこともあります。鵜呑みにはしないようにしましょう。

悪徳業者から身を守る対処法

悪徳業者から身を守る対処法

悪徳業者との契約トラブルを避けるには、「はっきり断る」「即決しない」「相場を知る」など、契約前の行動が決定的に重要です。特に訪問営業では、冷静な判断力が試されます。

営業トークや見積もりの言葉をうのみにせず、自分の判断軸を持つことで、不必要な工事や高額請求を未然に防ぐことができます。

ここでは、契約前にできる3つの防衛策を紹介します。

はっきり断ること

訪問営業や強引な勧誘を受けた際は、はっきり断りましょう。曖昧な返事をせず「必要ありません」「ほかで検討します」と伝えます。態度を曖昧にすると「脈あり」と判断され、何度も営業を繰り返される原因になります。

また、一般社団法人消費者協会などでも、「即答を避けて冷静になる時間を持つこと」を推奨中です。

即決しないこと

「今日なら安くする」と言われても、その場で契約書にサインしないことが重要です。外壁塗装は数十万円〜100万円以上の大きな買い物です。冷静に比較・検討する時間を確保しましょう。

必ず業者のことを調べ直したり、他社と比較したり、周囲に相談して確認してください。良心的な外壁塗装業者なら、そもそも契約を急がせるようなことはないです。

Diコーポレーション代表の赤穂社長も、悪質な業者に引っかからないための最も重要な心構えとして、次のようにアドバイスしています。

「やっぱり、その場で決めずに一回持ち帰ることですね。他の会社の見積もりと比較して、金額や内容をしっかり確認してから決めた方がいいと思います。安すぎたり高すぎたりするのは、どちらも危ないです。」

プロが口を揃えて言うように、「その場で決めない」という冷静な判断は、悪徳業者から身を守る大きな武器となります。

塗装の基礎知識を持つこと【相場一覧】

塗装の基礎知識を持つこと【相場一覧】

悪徳業者のトークに流されないためには、塗装工事の基礎的な相場や用語を理解しておくことが有効です。以下に、基本的な費用感を整理します。

【外壁塗装・塗り替え費用相場】 

坪数塗装面積相場費用
20坪約79㎡40~90万円
30坪約119㎡60~100万円
40坪約158㎡80~130万円
50坪約198㎡100~160万円
60坪約238㎡120~200万円

【30坪の外壁塗装の相場費用の内訳】

作業内容塗装費用30坪の場合30坪にかかる費用
足場800~1,200円/㎡166㎡132,800~199,200円
飛散防止ネット150~400円/㎡166㎡17,850~47,600円
養生200~300円/㎡119㎡23,800~35,700円
シーリング(打ち換え)700~1,500円/m119m8,330~178,500円
軒天(軒裏)800~1,600円/㎡30㎡(例)24,000~48,000円
雨どい800~1,800円/m40m(例)32,000~72,000円
雨戸2,000~4,000円/枚4枚(例)8,000~16,000円
廃棄物処理10,000~30,000円/式1式10,000~30,000円
運搬・交通費10,000~30,000円/式1式10,000~30,000円
下地処理約300〜2,500円/㎡119㎡35,700~297,500円
高圧洗浄250円〜450円/㎡119㎡29,750〜53,550円

【外壁用塗料の種類別の施工単価】

種類耐用年数㎡あたり相場
アクリル塗料約5~8年約1,000~1,800円
ウレタン塗料約8~10年約1,700~2,500円
シリコン塗料約10~15年約2,100~3,500円
ラジカル塗料約8~16年約2,200~4,000円
フッ素塗料約15~20年約2,000~5,000円
ナノテク塗料約18~20年約2,400~5,500円
無機塗料約20~25年約3,500~5,500円

引用元:くらしのマーケットマガジン https://curama.jp/exterior-painting/magazine/2063/

複数の業者から相見積もりをもらうことで、内容と価格が比較できるでしょう。また、火災保険や助成金は「ほとんど自己負担がない」「必ず使える」というようなことはありません

火災保険は外壁塗装で適用されるケースと対象が決まっているため、事前に調べておきましょう。

地域の助成金は、外壁塗装が対象になる制度があるか調べておくのが大切です。地域や時期によっては、使えるものがない場合もあります。

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もしも悪徳業者と話が進んでしまったら?

もしも悪徳業者と話が進んでしまったら?

トラブルの予兆を感じたら、最寄りの消費者生活センターにすぐ相談しましょう。専門の相談員が状況を聞き取り、契約の有効性や対処法をアドバイスします。

全国の消費生活センターは、独立行政法人の組織です。商品販売やサービスなど消費生活全般に関する苦情や問合せなどはこちらに伝えましょう。消費者からの相談を専門の相談員が確認の上、公正な立場で処理してくれる機関です。

相談窓口として消費者ホットラインが用意されています。

消費者ホットライン:188(局番なし)

消費者生活センターへの相談のために、業者との打ち合わせ内容をメモし、時系列で分かりやすいように整理しておくと良いでしょう。

また、相談先として住まいるダイヤルもあります。住宅の取得やリフォームに関してトラブルや不安を抱える方からの、幅広い相談を受け付けています。

住まいるダイヤル:0570-016-100 もしくは 03-3556-5147クーリングオフ制度の利用

クーリングオフの対象となる条件は、以下です。

  • 個人が法人と契約している
  • クーリングオフできる旨が記載された契約書を受け取ってから8日以内
  • 消費者の方から業者に依頼していないこと(事務所への訪問、電話、メールなどの依頼)
  • 契約した場所が業者の事務所以外であること

契約から8日を過ぎていても、外壁塗装の契約書の中に契約日、捺印、クーリングオフに関する記載などがない場合は、クーリングオフが可能になりますので、確認してみましょう。

クーリングオフが認められれば、すでに施工中であっても、外壁塗装業者は現状回復をする義務がありますので、欠陥施工でも安心だと言えます。

【まとめ】悪徳業者に騙されない!

外壁塗装の悪徳業者にご用心!のまとめ

外壁塗装は高額な工事であるため、契約前の段階で悪徳業者を見抜くことが何よりも重要です。そのため、典型的な手口や営業トーク、見積もりの特徴を知っておくだけで、多くの被害を未然に防げます。

とはいえ、「複数の業者から見積もりを取り、内容を精査するのは大変…」と感じる方も多いでしょう。

ペイプロなら、適切な価格で安心施工の外壁塗装業者を紹介しています。どんな業者がいいかわからない方、評価の高い業者に依頼したい方は、ぜひぺイプロをご活用ください!

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