ただし、工事の内容によっては、福岡県や国の補助制度を利用できる可能性があります。
また、助成金がなくても、火災保険の活用や塗料・依頼方法の工夫で費用を抑える方法はいくつもあります。
この記事では、一級建築士監修のもと、福岡市で使える可能性のある制度・申請の流れ・注意点から、助成金以外の節約術、信頼できる業者の選び方までをわかりやすく解説します。
- 福岡市には外壁塗装そのものを対象とした助成金制度は存在しない
- ただし、窓の断熱改修や子育て・若年世帯のリノベなど、条件次第で福岡県・国の制度を使える可能性はある
- 火災保険の活用・外壁と屋根のセット依頼・塗料選びなど、助成金がなくても費用を抑える方法は多数ある
- 制度はどれも「交付決定の通知前に着工すると対象外」など共通の注意点がある
- 福岡市で塗装するなら、地域密着×自社施工で最大180回ローンにも対応する「株式会社ARaTana Home’s」がおすすめ

累計5,500棟以上の施工実績を持つ、福岡市南区の地域密着業者です。
一級塗装技能士など有資格者による自社施工で、最大180回まで分割できる自社リフォームローンにも対応しています。
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監修者:山下 昭一
保有資格:一級建築士
早稲田大学理工学部を卒業後、大手設計事務所で腕を磨き独立。 その後、山下建築設計事務所として上場企業など大手企業の設計を担当。都知事登録第63906号を取得。ペイプロでは、一級建築士の視点から、施工主さまの業者選びを助ける情報を発信している。
公式サイト:https://www.elevator-exchange.jp/kaisha_gaiyou/
※本記事の助成金・補助金情報は2026年6月時点の内容です。制度は年度ごとに変わり、予算上限で受付終了となる場合があります。最新情報は福岡市・福岡県・各制度の公式サイトや地元の塗装業者にご確認ください。
福岡市の外壁塗装に助成金はある?【2026年の結論】

福岡市では、外壁塗装だけを対象にした助成金や補助金は用意されていません。これは福岡市の公式サイト(住まいに関する助成制度の一覧)でも確認できます。
ただし、「まったく何も使えない」というわけではありません。
窓の断熱改修や、子育て・若年世帯のリノベーションなど、一定の条件を満たす工事であれば、福岡市・福岡県・国の制度を活用できる可能性があります。
結論|福岡市に外壁塗装“専用”の助成金制度はない
福岡市には、外壁塗装の費用を直接補助してくれる市独自の助成金はありません。
市の住まい関連の支援制度は、耐震改修・介護向けの住宅改修・省エネ設備の導入などが中心で、外壁塗装は対象に含まれていないためです。
そのため、「福岡市から外壁塗装の助成金がもらえる」と案内する業者には注意が必要です。
まずは「専用の助成金はない」という前提を押さえたうえで、次に紹介する“条件付きで使える可能性のある制度”を確認していきましょう。
住宅の省エネ改修に伴う固定資産税の減額措置(福岡市)
外壁塗装と一緒に省エネ改修を行う場合、固定資産税の減額措置を受けられる可能性があります。
これは現金が支給される助成金ではなく、翌年度の固定資産税が軽くなる制度です。
ポイントは、窓の断熱改修(複層ガラスや二重サッシへの交換など)が必須だという点です。外壁塗装や外壁改修“だけ”では対象になりません。
| 必須工事 | 窓の断熱改修(外壁塗装単体は対象外) |
|---|---|
| 工事費の要件 | 補助金等を除いた自己負担が60万円超 など |
| 減額内容 | 翌年度分の固定資産税が1/3減額(床面積120㎡相当分まで) |
| 申告先・期限 | 工事完了後3か月以内に各区役所の課税課へ申告 |
福岡県こどもリノベ補助金(子育て・若年世帯向け)
福岡県には、子育て世帯・若年世帯のリノベーションを支援する「福岡県こどもリノベ補助金」があります。
外壁塗装“単体”は基本的に対象外ですが、省エネ改修や長寿命化改修などと組み合わせる場合に活用できる可能性があります。
| 対象者 | 子育て世帯(18歳未満と同居等)・若年世帯(夫婦の年齢合計80歳以下) |
|---|---|
| 補助率・上限 | 1/3・上限50万円(県外からの移住者向け「移住リノベ」は1/2・上限75万円) |
| 対象工事 | 省エネ・長寿命化・バリアフリー改修など(工事費30万円以上) |
| 受付期間 | 2026年4月13日〜令和9年1月下旬(予算終了まで) |
| 注意点 | 県内事業者の施工が条件/交付決定の通知前に着工すると対象外 |
監修者 山下昭一福岡市の助成金は「外壁塗装だけ」では使えないのが基本です。
ただし、窓の断熱改修や省エネ・長寿命化リフォームと組み合わせれば、固定資産税の減額や県の補助を受けられる可能性があります。まずは塗装と一緒にどんな工事ができるか、制度に詳しい業者へ相談してみましょう。
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国の制度を活用して外壁塗装費用を抑える方法


福岡市・福岡県の制度に当てはまらない場合でも、国の補助制度を活用できる可能性があります。
ただし、いずれも窓や壁などの「断熱改修」が主な対象で、一般的な外壁塗装“だけ”では対象になりません。
ここでは外壁塗装に関係しうる3つの制度を、対象になるかどうかを明示しながら紹介します。
みらいエコ住宅2026事業(子育てグリーン住宅支援事業の後継)
「みらいエコ住宅2026事業」は、2026年1月に受付を終了した「子育てグリーン住宅支援事業」の後継制度です。
環境省・国土交通省・経済産業省の3省が連携し、登録事業者を通じて申請します。
外壁の「断熱改修」(断熱材を入れる工事など)は対象になり得ますが、通常の外壁塗装だけでは対象外です。
1申請あたりの合計補助額が5万円以上になることなどが条件で、補助額は工事内容に応じて最大100万円程度が目安です。
【外壁塗装で使えるかどうか】
- 申請方法:登録事業者が申請(施主は直接申請できない)
- 外壁塗装の可否:断熱改修なら対象になり得る/塗装単体は対象外
- 対象住宅:原則2016年12月31日以前に新築された住宅 など
先進的窓リノベ2026事業
窓の断熱性能を高める改修を支援する制度です。外壁塗装と一緒に内窓の設置や窓交換を行う場合の選択肢になります。
外壁塗装“単体”は対象外ですが、窓の断熱もまとめて検討する方は、あわせて確認しておくとよいでしょう。2026年では、3月から申請が開始しています。
長期優良住宅化リフォーム推進事業
住宅の性能を高めるリフォームを支援する国土交通省の制度です。
インスペクション(住宅診断)を行い、性能向上工事の一環として塗装が含まれる場合に対象となることがあります。
こちらも外壁塗装単体では基本的に対象外で、耐震・省エネ・劣化対策などとセットで行うことが前提です。



国の制度は「断熱改修」が主役で、外壁塗装だけでは使えないのが共通点です。
逆にいえば、窓や壁の断熱と組み合わせれば対象になる可能性があります。塗装のタイミングで断熱もまとめて検討すると、補助を受けながら住まいの快適性も高められます。


外壁塗装の助成金申請から受給までのステップ


助成金や補助金は、申請してすぐにもらえるわけではありません。
特に大切なのは、「交付決定の通知を受け取ってから工事を始める」という順番です。ここでは、一般的な申請から受給までの流れを6つのステップで紹介します。
STEP1:業者に塗装工事の見積もりを取る
まずは施工業者に現地調査を依頼し、工事内容と費用がわかる見積もりを作成してもらいます。
補助制度は申請時に見積書や工事内容のわかる書類が必要になるため、制度に詳しい業者に相談するとスムーズです。
STEP2:必要書類をそろえて助成金を申請する
見積書・申請書・本人確認書類などをそろえ、各制度の窓口へ申請します。この申請は必ず工事の着工前に行う必要があります。
STEP3:交付決定(審査結果)の通知を受ける
提出書類が審査され、問題がなければ「交付決定通知」が届きます。この通知が、工事を始めてよいという合図になります。
STEP4:塗装工事をスタートする
交付決定の通知を受け取ってから、外壁塗装の工事を開始します。
通知前に着工すると、補助の対象外になってしまうため注意してください。
STEP5:完了後に請求書・実績報告書を提出する
工事が完了したら、領収書や施工前後の写真などを添えて、実績報告書を提出します。
報告には期限が設けられていることが多いため、早めに準備しましょう。
STEP6:助成金額が確定し交付を受ける
実績報告の内容が確認されると、最終的な補助額が確定します。その後、指定した口座に補助金が振り込まれて受給完了です。



申請でいちばん多い失敗が「通知を待たずに着工してしまう」ことです。
順番を守れば難しい手続きではありません。書類づくりや制度選びは、申請に慣れた業者に手伝ってもらうと安心です。
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申請前に確認!外壁塗装の助成金で見落としやすい注意点


助成金や補助金は、条件を1つでも満たさないと受け取れないことがあります。
申請してから「対象外だった」とならないよう、特に見落としやすい5つの注意点を押さえておきましょう。
交付決定の通知前に着工すると対象外になる
最も多い失敗が、申請しただけで安心して工事を始めてしまうケースです。
ほとんどの制度では、交付決定の通知前に着工すると対象外になります。
契約・着工のタイミングは、必ず窓口に確認してから進めましょう。
住民税などの未納があると申請できない
多くの制度では、市区町村税や住民税を滞納していないことが条件です。
未納がある場合は申請できないことがあるため、事前に納税状況を確認しておきましょう。
外壁塗装だけでは要件を満たさない場合がある
これまで紹介したとおり、多くの制度は窓や壁の断熱改修などが主な対象です。
外壁塗装だけでは要件を満たさないことが多いため、「どの工事が対象か」を必ず確認してください。
申請開始のタイミングは制度ごとに異なる
制度によって、受付開始の時期はバラバラです。
受付前に申請はできず、人気の制度は開始直後に予算へ達することもあります。
気になる制度は、早めに受付スケジュールを確認しておきましょう。
予算の上限に達すると受付が終了する
補助金には年度ごとの予算があり、上限に達した時点で受付が締め切られます。
「まだ期間内だから大丈夫」と油断せず、利用を考えているなら早めの相談・申請がおすすめです。



助成金は「早い者勝ち」の側面があります。
使えそうな制度が見つかったら、受付開始を待ってすぐ動けるよう、見積もりや書類は前もって準備しておきましょう。


助成金以外で福岡市の外壁塗装費用を抑える工夫


助成金が使えない場合でも、費用を抑える方法はいくつもあります。
ここでは、すぐに実践できる4つの工夫を紹介します。
火災保険を適用できる場合がある
台風や強風、飛来物などの自然災害で外壁や屋根が傷んだ場合は、火災保険の対象になることがあります。
ただし、経年劣化(年数による色あせ・ひび割れなど)は対象外です。
被害に心当たりがある方は、加入中の保険内容を確認してみましょう。
外壁と屋根をまとめて依頼し足場代を抑える
外壁塗装では、足場の設置に15〜20万円ほどかかるのが一般的です。
外壁と屋根を同時に施工すれば足場代は1回分で済むため、別々に行うより総額を抑えられます。
将来的に屋根も塗り替える予定があるなら、まとめて検討するのがおすすめです。
長持ちする塗料を選ぶ
初期費用が安い塗料は、塗り替えの周期が短く、長い目で見ると割高になることがあります。
シリコンやフッ素、無機系など耐久性の高い塗料を選ぶことで、次の塗り替えまでの期間を延ばし、生涯コストを抑えられます。
特に福岡市は雨や湿気の影響を受けやすいため、耐候性の高い塗料が安心です。
ローンを賢く使って負担を分散する
まとまった費用をすぐに用意できない場合は、リフォームローンの活用も選択肢です。
分割回数の多いローンに対応している業者なら、毎月の負担を抑えながら、必要なタイミングで工事ができます。



助成金がなくても、工夫しだいで費用はしっかり抑えられます。
なかでも「外壁と屋根のセット施工」は足場代を節約できる王道です。火災保険が使えるかどうかも、まずはプロに見てもらうと判断が早いですよ。


福岡市における外壁塗装費用の相場と内訳


外壁塗装の費用は、家の大きさや使う塗料によって変わります。
ここでは福岡市で多い30坪程度の戸建てを例に、相場と費用の内訳を見ていきましょう。
福岡市の一般的な費用相場(塗料別の費用テーブル)
福岡市での外壁塗装(30坪・足場や付帯部の塗装を含む)の費用相場は、おおよそ次のとおりです。
| 塗料の種類 | 費用目安(30坪) | 耐用年数の目安 |
|---|---|---|
| シリコン系 | 約70〜90万円 | 約10〜13年 |
| フッ素系 | 約100〜130万円 | 約15〜20年 |
| 無機系 | 約130〜160万円 | 約20〜25年 |
※費用は地域・建物の状態・塗料グレードにより異なります。
福岡市は年間降水量が約1,687mmと雨が多く、夏は高温多湿で台風の影響も受けやすい地域です。
そのため防カビ・防藻性や耐候性の高い塗料が選ばれやすく、相場がやや上がる傾向があります。
費用の構成要素と見積もりの見方
外壁塗装の費用は、主に次の4つで構成されています。
- 材料費(塗料代):全体の20〜25%程度
- 人件費(職人の作業費)
- 足場代:15〜20万円程度
- その他経費(高圧洗浄・養生・廃材処分など)
見積もりを比較するときは、「一式」とまとめられていないか、塗料名や塗る回数(3回塗りが基本)、施工面積が明記されているかを確認しましょう。
内訳が細かく書かれている業者ほど、信頼できる傾向があります。
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信頼できる外壁塗装業者の選び方


外壁塗装で後悔しないためには、業者選びがとても重要です。ここでは、信頼できる業者を見分ける4つのポイントを紹介します。
施工実績が豊富で保証内容が手厚いか
これまでの施工実績が多い業者は、さまざまな住宅や劣化状況に対応してきた経験があります。
あわせて、施工後の保証年数やアフター点検の有無も確認しましょう。保証内容が書面で明示されている業者ほど安心です。


予算に合わせた提案をしてくれるか
良い業者は、こちらの予算や要望を聞いたうえで、塗料のグレードや工事範囲を複数提案してくれます。
高額なプランだけを勧めるのではなく、メリット・デメリットを正直に説明してくれるかを見極めましょう。
地域での口コミ評価が高く信頼されているか
地元での評判は、業者選びの大切な判断材料です。
公式サイトの口コミやGoogleマップの評価など、実際に依頼した人の声を確認しましょう。地域に根ざして長く営業している業者は、信頼の証ともいえます。
トラブル履歴がないか
契約を急がせたり、大幅な値引きで即決を迫ったりする業者には注意が必要です。
こうした悪質業者の手口や対処法については、別記事で詳しく解説しています。





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福岡市の外壁塗装助成金に関するよくある質問


まとめ|福岡市で外壁塗装するなら助成金と業者選びをセットで確認


福岡市には外壁塗装“専用”の助成金はありませんが、窓の断熱改修とセットの省エネ制度や、子育て・若年世帯向けのリノベ補助など、条件次第で使える制度はあります。
また、火災保険の活用や外壁と屋根のセット依頼、塗料選びの工夫など、助成金がなくても費用を抑える方法は多数あります。
大切なのは、制度の有無だけで判断せず、信頼できる業者に相談して、自分に合った方法を見つけることです。
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※本記事の助成金・補助金情報は2026年6月時点の内容です。制度内容・受付期間・予算は変更される場合があります。申請の際は必ず福岡市・福岡県・各制度の公式サイトで最新情報をご確認ください。










