2026年7月現在、習志野市には外壁塗装だけに使える助成金・補助金はありません。
習志野市も公式サイトで、外壁塗装工事への補助は行っていないと案内しています。
ただし、窓の断熱改修は上限8万円、木造住宅の耐震改修は最大115万円の補助対象になる可能性があります。
通常の外壁塗装費は対象外ですが、同時に工事を検討する場合は確認しておきましょう。

習志野市で外壁塗装をすると、助成金はいくらもらえるの?



断熱塗料を使えば補助の対象になる?



助成金がない場合、どうすれば費用を抑えられるんだろう
外壁塗装は100万円前後かかることもあるため、利用できる制度があるなら契約前に確認しておきたいところです。
この記事では、一級建築士監修のもと、習志野市と国の2026年度制度について「外壁塗装費が対象になるか」まで分けて解説します。
申請のタイミングや費用相場、業者選びの注意点も紹介するので、見積もりを取る前にご確認ください。
監修者:山下 昭一


保有資格:一級建築士
早稲田大学理工学部を卒業後、大手設計事務所で腕を磨き独立。 その後、山下建築設計事務所として上場企業など大手企業の設計を担当。都知事登録第63906号を取得。ペイプロでは、一級建築士の視点から、施工主さまの業者選びを助ける情報を発信している。
公式サイト:https://www.elevator-exchange.jp/kaisha_gaiyou/
【結論】習志野市では外壁塗装だけに使える助成金はない
習志野市には、外壁の塗り替えだけを対象にした助成金・補助金はありませんが「外壁に関わる工事すべてが対象外」というわけではありません。
断熱や耐震といった住宅性能を高める工事とあわせて行う場合は、市や国の制度を利用できる可能性があります。
まず、習志野市の住宅に関わる制度と外壁塗装の対象可否を一覧で確認しておきましょう。
| 制度名 | 外壁塗装 単体 | 対象になる工事 | 上限額 | 申請の時期 | 窓口 |
|---|---|---|---|---|---|
| 住宅用設備等脱炭素化促進事業補助金 (習志野市) | 対象外 | 窓の断熱改修、家庭用燃料電池、蓄電システムなど | 窓の断熱改修は 8万円 | 工事の完了後 | 環境保全課 |
| 木造住宅耐震改修費補助 (習志野市) | 対象外 | 木造住宅の耐震改修工事 | 115万円 | 工事の契約前 | 建築指導課 |
| みらいエコ住宅2026事業 (国) | 対象外 | 外壁・屋根・床の断熱改修、開口部の断熱改修など | 100万円 | 工事の着手後 (登録事業者が申請) | 事務局 |
※2026年7月時点の公開情報をもとに作成しています。上限額は工事内容によって変わります。
習志野市が実施する住宅関連補助金を調査した結果


習志野市は、外壁塗装への補助を行っていないことを公式に明言しています。
市の建築指導課が公開しているよくある質問には、次のように記載されています。
外壁塗装工事に対する補助は行っておりません。また、住宅に対する補助等につきましては、「習志野市住宅施策情報ガイド」をご覧ください。
市が案内している「習志野市住宅施策情報ガイド」も確認しましたが、住宅リフォーム全般を対象にした補助制度は掲載されていませんでした。
掲載されているのは、耐震診断・耐震改修、危険なブロック塀の安全対策、住宅用設備の脱炭素化、親元近居の住宅取得といった、目的が限定された制度です。
つまり習志野市では、「外壁がそろそろ傷んできたから塗り替えたい」という理由だけで使える制度は存在しないということになります。
外壁塗装に利用できる制度・利用できない制度一覧
習志野市の住宅関連の制度は、外壁塗装との関係で3つに分かれます。
【外壁塗装との関係で分けた3分類】
- あわせて検討できる制度:住宅用設備等脱炭素化促進事業補助金、木造住宅耐震改修費補助
- 外壁塗装とは関係のない制度:親元近居住宅取得促進助成金、危険コンクリートブロック塀等安全対策費助成
- 外壁塗装だけを対象にした制度:存在しない
注意したいのは、「あわせて検討できる制度」であっても、外壁塗装の費用そのものが補助されるわけではない点です。
補助の対象になるのは、あくまで窓の断熱改修や耐震改修といった工事の費用です。
外壁塗装と同じ時期に工事をまとめれば、足場や諸経費の重複を避けられる可能性はあります。
ただし「外壁塗装の費用にも補助が出る」と考えて計画を立てるのは避けてください。
外壁塗装と外壁の断熱改修は対象工事が異なる
補助制度の説明で最も誤解されやすいのが、「外壁塗装」と「外壁の断熱改修」の違いです。
名前は似ていますが、工事の中身はまったく別のものです。
| 外壁塗装 | 外壁の断熱改修 | |
|---|---|---|
| 工事の内容 | 既存の外壁に塗料を塗り、防水性と美観を回復させる | 外壁に断熱材を施工し、住宅の断熱性能そのものを高める |
| 主な目的 | 外壁の保護・見た目の回復 | 省エネ性能の向上 |
| 費用の目安 (30坪) | 約70万〜 130万円 | 約150万〜 300万円 |
| 補助制度 | 対象外 | みらいエコ住宅2026事業などの対象 |
断熱改修は、外壁に断熱材を追加したり、断熱材の入ったパネルを張ったりする工事です。
塗料を塗り替えるだけの工事とは、費用も工期も大きく変わります。
「断熱塗料を使えば補助金の対象になる」という説明は、原則として誤りです。
この点は、国の制度の章であらためて詳しく解説します。
近隣市の助成金は習志野市の住宅には利用できない
自治体の助成金は、その市内にある住宅が対象です。
隣の船橋市や千葉市に制度があっても、習志野市にお住まいの方が申請することはできません。
たとえば船橋市には「住宅バリアフリー・断熱改修支援事業」があり、工事費用の10分の3(上限8万円)が助成されます。
ただしこの制度も、船橋市内の住宅で、市内に支店等を持つ施工者が工事を行うことが条件です。
しかも船橋市の公式サイトには「外壁塗装は助成対象外です」と明記されています。
千葉市も同様に「当市におきましては、外壁塗装の補助金はございません」と公表しています。
近隣の状況を調べても外壁塗装だけに使える制度は見つからないため、習志野市にお住まいであれば、市の制度と国の制度を軸に検討するのが現実的です。



「助成金がない」と聞くと損をした気持ちになりますが、制度の有無より工事内容が適切かどうかのほうが、最終的な費用への影響は大きくなります。
塗り替えの時期が来ているなら、制度を探し続けるより、傷みが進む前に複数社へ相談したほうが結果的に安く済むケースが多いです。
\使える制度があるか一緒に確認します/
習志野市で外壁塗装とあわせて検討できる2つの補助制度
習志野市には、外壁塗装と同じ時期に検討できる制度が2つあります。
「住宅用設備等脱炭素化促進事業補助金」と「木造住宅耐震改修費補助」です。
どちらも外壁の塗り替え費用そのものは対象になりませんが、あわせて工事を行えば住まい全体の性能を高められます。
申請するタイミングが制度ごとにまったく違うため、その点も含めて解説します。
窓の断熱改修に使える「住宅用設備等脱炭素化促進事業補助金」
外壁塗装と同じ時期に検討しやすいのが、窓の断熱改修です。
習志野市の住宅用設備等脱炭素化促進事業補助金では、窓の断熱改修に対象経費の4分の1以内、上限8万円が補助されます。
条件は、窓全体の熱貫流率(Uw値)が1.9以下であることです。
熱貫流率とは、室内と屋外のあいだで熱がどれだけ移動しやすいかを示す数値で、小さいほど熱が逃げにくくなります。
対象になるのは既存住宅のみで、新築は対象外です。
| 対象の設備 | 補助の上限額 |
|---|---|
| 窓の断熱改修 | 8万円 (対象経費の4分の1以内) |
| 家庭用燃料電池 (習志野市営ガスを使用) | 30万円 |
| 家庭用燃料電池 (その他のガスを使用) | 10万円 |
| 定置用リチウムイオン 蓄電システム | 7万円 |
| V2H充放電設備 | 25万円 |
耐震工事に付随する改修が対象になる「木造住宅耐震改修費補助」
習志野市の木造住宅耐震改修費補助は、金額の大きさが特徴です。
耐震改修にかかる費用の5分の4、上限115万円が補助されます。
対象になるのは、平成12年(2000年)5月31日以前に建築または着工された木造住宅です。
木造在来軸組構法または枠組壁工法で建てられた、市内の一戸建てが対象となります。
築25年を超える住宅は、外壁の塗り替え時期とも重なりやすい時期です。
耐震改修で壁を触るなら、足場が必要な外壁塗装も同じ時期にまとめたほうが総額を抑えられます。
【木造住宅耐震改修費補助の主な条件】
- 平成12年5月31日以前に建築または着工された木造住宅であること
- 対象住宅を所有し、居住していること
- 市税の滞納がないこと
- 交付決定後5年間は居住する予定であること
- 過去に同じ補助を受けていないこと
2026年度(令和8年度)の申請期間と受付状況
2つの制度は、申請できる期間も異なります。
どちらも先着順で、予算に達した時点で期間内でも受付が終了します。
| 制度名 | 2026年度の受付期間 | 申請の方法 | 受付の方式 |
|---|---|---|---|
| 住宅用設備等 脱炭素化促進事業補助金 | 2026年7月1日〜 2027年2月26日 ※市営ガス使用の燃料電池は2027年3月12日まで | 窓口へ持参 (郵送不可) | 先着順 |
| 木造住宅 耐震改修費補助 | 2026年4月15日〜 2026年11月30日 ※工事は2027年2月15日までに完了 | 窓口へ申請 | 先着順 (予定棟数に達し次第終了) |
脱炭素化促進事業補助金は郵送での申請ができません。
受付は平日の午前9時から午後4時30分までなので、来庁できる日を確保しておく必要があります。
耐震改修費補助は工事の完了期限が決まっているため、11月30日ぎりぎりの申請では間に合わない可能性があります。
いずれの制度も、申請前に担当課へ最新の受付状況を確認しておくと確実です。
窓の断熱改修は工事完了後に申請する
脱炭素化促進事業補助金は、工事が終わってから申請する制度です。
2026年4月1日以降に工事を開始し、完了したものが対象になります。
交付決定を待たずに着工できるため、外壁塗装の工程にあわせて窓の工事を進められます。
ただし、申請期間内に手続きを終える必要があります。
工事が終わったあとに申請を忘れてしまうと、条件を満たしていても補助は受けられません。
領収書や工事の内容がわかる書類は、工事中から手元にまとめておきましょう。
耐震改修は工事の契約前に申請する
木造住宅耐震改修費補助は、窓の断熱改修とは逆の順番になります。
耐震改修工事の契約前に申請しなければなりません。
業者と契約を結んでしまってからでは、補助の対象外になります。
この「契約前」「着工前」という条件は、多くの自治体の補助制度に共通するものです。
見積もりを取ったあと、その場で契約書にサインをしてしまうと、耐震改修費補助は使えなくなります。補助の利用を考えている場合は、契約の前に必ず建築指導課へ相談してください。
外壁塗装と耐震改修をまとめて依頼する場合は、工程の順番に注意が必要です。
先に外壁塗装の契約だけを進めてしまわないよう、業者との打ち合わせ段階で補助制度を使う予定を伝えておきましょう。
予算上限・必要書類・市税の未納に注意する
制度を使えるかどうかは、工事の内容だけで決まるわけではありません。
申請者側の条件を満たしていないと、要件に合う工事をしても補助は受けられません。
特に見落とされやすいのが、市税の納付状況です。
【申請前に確認したい3つのポイント】
- 予算の上限:どちらの制度も先着順です。年度の後半は受付が終了している可能性があるため、着工の予定が決まった時点で担当課へ確認します
- 必要書類:見積書、工事内容がわかる図面や仕様書、住民票、納税証明などが求められます。書類の不足は受付されない原因になります
- 市税の未納:耐震改修費補助では市税の滞納がないことが条件です。心当たりがある場合は、申請前に納付状況を確認します
必要書類は制度によって異なります。
見積書は申請の必須書類になることが多いため、補助の利用を考えている段階で業者に伝えておくと手続きがスムーズです。



同じ市の制度でも、片方は工事完了後、もう片方は契約前と申請の時期が逆になっています。
ここを取り違えると補助を受けられなくなるため、使う制度が決まった時点で、その制度の要綱だけを読み込むことをおすすめします。
外壁塗装と断熱リフォームを同時に行う場合に検討できる国の補助金
国の補助制度は、住宅の省エネ性能を高める工事を対象にしています。
市の制度と違い、住んでいる自治体に関係なく全国どこでも利用できます。
ただし、外壁塗装そのものが対象になるわけではありません。
どこまでが対象で、どこからが対象外なのかを正確に押さえておきましょう。
外壁の断熱改修が対象になる「みらいエコ住宅2026事業」


みらいエコ住宅2026事業は、住宅の省エネ改修を支援する国の制度です。
子育てグリーン住宅支援事業の後継として始まり、住宅省エネ2026キャンペーンのひとつに位置づけられています。
対象になるのは、開口部の断熱改修や、外壁・屋根・天井・床の断熱改修などです。
外壁に断熱材を施工する工事であれば対象になりますが、外壁塗装の費用そのものに100万円が支給される制度ではありません。
| 補助の上限額 | 省エネ改修全体で最大100万円/戸 ※1回の交付申請で補助額の合計が5万円以上であること |
|---|---|
| 対象工事の例 | 開口部の断熱改修、外壁・屋根・天井・床の断熱改修、エコ住宅設備の設置など |
| 対象の住宅 | 2016年(平成28年) 12月31日以前に新築された住宅 |
| 工事の着手時期 | 2025年11月28日以降 |
| 交付申請の受付 | 2026年6月10日〜12月31日 ※予算の上限に達し次第終了 |
外壁の断熱改修では、仕上げとして塗装が必要になる場合があります。
塗り替えの時期を断熱改修に合わせれば、足場や諸経費の重複を避けられる可能性があります。
ただし、その場合も塗装費が補助対象になるとは限りません。
断熱塗料・遮熱塗料を塗るだけでは原則対象にならない
「断熱塗料を使えば補助金が出る」という説明を聞くことがあります。
しかし、断熱塗料や遮熱塗料を塗るだけでは、原則として国の補助対象にはなりません。
制度が求めているのは、登録された断熱材を使って住宅の断熱性能を基準まで高める工事だからです。
塗料の機能で室内の温度上昇をやわらげることと、断熱材で住宅の性能値を改善することは、制度上まったく別の扱いになります。
| 工事の内容 | 国の補助制度 | 期待できる効果 |
|---|---|---|
| 遮熱塗料・断熱塗料での塗装 | 原則 対象外 | 夏場の室温上昇をやわらげる、外壁を保護する |
| 外壁への断熱材の施工 | 対象 | 住宅の断熱性能そのものを高める |
| 窓の断熱改修 | 対象 | 熱の出入りが最も大きい窓の性能を高める |
遮熱塗料そのものに価値がないわけではありません。
夏の日射が強い住宅では、屋根に遮熱塗料を使うことで室内の暑さをやわらげられます。
ただし「補助金が使えるから」という理由で選ぶ塗料ではない、と理解しておいてください。
窓を改修する場合は「先進的窓リノベ2026事業」を確認する


窓の断熱改修を考えているなら、先進的窓リノベ2026事業も選択肢になります。
補助額は工事内容に応じて1戸あたり5万円から最大100万円で、補助率は14%です。
内窓の設置、外窓の交換、ガラスの交換などが対象になります。
習志野市の脱炭素化促進事業補助金にも窓の断熱改修のメニューがありますが、同じ工事に複数の補助金を重ねて使えるとは限りません。
どちらの制度を使うほうが有利かは、窓の枚数や製品の性能で変わります。
見積もりの段階で、施工業者と市の担当課の両方に確認しておくと安心です。
給湯器も交換する場合は「給湯省エネ2026事業」を確認する


給湯省エネ2026事業は、高効率給湯器の設置を支援する制度です。
エコキュートやハイブリッド給湯機、エネファームなどが対象になります。
高い性能を持つ高効率給湯器の設置では、補助率が33%に設定されています。
外壁塗装とは直接関係しませんが、給湯器の寿命は10年から15年ほどです。
築15年前後の住宅では、外壁の塗り替えと給湯器の交換の時期が重なることが少なくありません。
住まいのメンテナンスをまとめて計画するなら、あわせて確認しておく価値があります。
国の補助金は登録事業者が申請する
国の3つの制度は、いずれも施工業者が申請を代行する仕組みです。
住宅省エネ2026キャンペーンに登録した事業者でなければ、申請の手続きができません。
住んでいる方が自分で申請することはできない点に注意してください。
国の補助金を使いたい場合は、業者を選ぶ段階で「住宅省エネ2026キャンペーンの登録事業者かどうか」を必ず確認してください。登録がない業者に工事を依頼すると、要件を満たす工事をしても補助を受けられません。
補助金は、工事が終わって事務局の審査を通ったあとに交付されます。
工事代金は一度全額を支払い、あとから還元される流れになるため、資金計画は補助金を当てにせず立てておきましょう。



国の制度は予算の上限に達すると年度の途中でも受付が終わります。
断熱改修まで検討しているなら、塗り替えの計画を立てる段階で登録事業者に相談し、申請の枠が残っているかを確かめておくと無駄がありません。
\工事の内容から使える制度を確認できます/
習志野市の外壁塗装費用はいくら?坪数・塗料別の相場


習志野市で一般的な30坪の戸建て住宅なら、外壁塗装の費用はおおむね70万円から100万円が目安です。
屋根塗装や付帯部の塗装、シーリングの打ち替えまで含めると、130万円前後になるケースもあります。
助成金が使えないぶん、費用の内訳を理解して見積もりを比較することが、そのまま節約につながります。
30坪・40坪・50坪の外壁塗装費用
外壁塗装の費用は、建物の大きさでおおよその範囲が決まります。
塗る面積が増えるほど、塗料の量と足場の規模が大きくなるためです。
| 延床面積 | 外壁塗装のみ | 外壁+屋根塗装 |
|---|---|---|
| 30坪 | 約70万〜100万円 | 約100万〜140万円 |
| 40坪 | 約90万〜130万円 | 約120万〜170万円 |
| 50坪 | 約110万〜160万円 | 約150万〜200万円 |
※金額はあくまで目安です。地域・建物の形状・劣化の状態・使用する塗料により異なります。
実際の金額を知る参考として、ペイプロに掲載されている習志野市の施工実績があります。
習志野市のY様邸では、外壁塗装・屋根塗装・付帯部の塗装・シーリング工事・防水工事をまとめて行い、工事金額は約130万円でした。
外壁だけでなく、傷みやすい部分をまとめて手当てすると、この程度の総額になると考えておくとよいでしょう。
シリコン・フッ素・無機塗料の費用と耐用年数
費用を大きく左右するのが、塗料のグレードです。
価格が高い塗料ほど、塗り替えまでの期間が長くなる傾向があります。
| 塗料の種類 | 費用目安 (30坪) | 耐用年数の目安 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| シリコン系 | 約70万〜90万円 | 約10〜15年 | 費用と耐久性のバランスがよく、最も選ばれている |
| フッ素系 | 約100万〜130万円 | 約15〜20年 | 汚れが付きにくく、光沢が長く続く |
| 無機系 | 約130万〜160万円 | 約20〜25年 | 紫外線に強く、色あせしにくい |
※耐用年数はメーカーが公表する目安です。立地や日当たりの条件で変わります。
習志野市の年間日照時間は、最寄りの船橋観測所の平年値で約2,000時間です。
日射が比較的多い地域のため、紫外線による色あせやチョーキングは進みやすい環境といえます。
チョーキングとは、塗膜が劣化して外壁の表面に白い粉が浮く現象のことです。
足場・下地補修・塗装工事にかかる費用の内訳
見積書を比較するときは、総額ではなく内訳を見てください。
同じ100万円でも、下地補修に十分な金額をかけている見積もりと、塗装だけで構成された見積もりでは中身がまったく違います。
| 項目 | 費用の目安 (30坪) | 内容 |
|---|---|---|
| 足場・養生 | 約15万〜25万円 | 作業用の足場の設置と、塗料の飛散を防ぐシートの設置 |
| 高圧洗浄 | 約2万〜5万円 | 外壁の汚れやコケを落とし、塗料の密着を高める |
| 下地補修・ シーリング | 約5万〜25万円 | ひび割れの補修、目地のシーリング打ち替え |
| 塗装工事 (下塗り・中塗り・上塗り) | 約40万〜80万円 | 塗料代と職人の人件費 |
| 付帯部の塗装 | 約5万〜15万円 | 雨樋、破風板、軒天などの塗装 |
足場代は、外壁塗装の総額の2割前後を占めます。
この足場代を1回で済ませられるかどうかが、生涯の維持費を大きく変えます。
習志野市で外壁塗装費用が高くなりやすいケース
同じ坪数でも、立地や住宅の状態によって費用は変わります。
習志野市では、東京湾に面した立地と、秋の降水量の多さが費用に影響することがあります。
【費用が上がりやすい4つのケース】
- 沿岸部で塩害対策が必要な場合:茜浜・香澄など海に近いエリアでは、金属部の錆びが進みやすく、下地補修の費用が増えることがあります
- 下地の傷みが進んでいる場合:ひび割れやシーリングの劣化が広範囲に及ぶと、補修費が20万円を超えることもあります
- 3階建てや狭小地の場合:足場の設置に手間がかかり、足場代が割り増しになります
- 幹線道路沿いの場合:国道14号や国道357号の周辺では、排気ガスによる汚れが付着しやすく、洗浄や下地処理に時間がかかります
工期にも注意が必要です。
船橋観測所の平年値では、10月の降水量が239.9mmと1年で最も多くなります。
秋は塗装の人気シーズンですが、雨で工事が中断しやすい時期でもあります。
また1月の日最低気温の平年値は0.4℃で、気温5℃を下回ると塗料が正しく乾かないため、冬の朝は作業を始められない日があります。
余裕を持った工期を組んでくれる業者を選ぶことが、仕上がりの品質につながります。



相場より安い見積もりが出てきたときは、足場と下地補修の金額を確認してください。
この2つを削ると総額は下がりますが、塗料が本来の耐用年数まで持たず、結果的に塗り替えの周期が早まります。
\建物の大きさと状態から費用感がわかります/
助成金が使えなくても外壁塗装費用を抑える5つの方法
助成金が使えなくても、費用を抑える方法はあります。
特に効果が大きいのは、足場代の重複を防ぐことと、見積もりの条件をそろえて比較することです。
数万円の補助を探すより、こちらのほうが金額へのインパクトは大きくなります。
外壁と屋根を同時に施工して足場代の重複を防ぐ
最も確実に効果が出るのが、外壁と屋根をまとめて施工する方法です。
足場の設置には15万円から25万円ほどかかります。
外壁と屋根を別々の年に工事すると、この費用を2回払うことになります。
同時に施工すれば足場は1回で済み、その分を工事の中身に回せます。
雨樋や破風板といった付帯部の塗装も、同じタイミングで済ませておくのが効率的です。
【足場を組むついでに済ませたい工事】
- 屋根の塗装、または屋根カバー工法
- 雨樋・破風板・軒天などの付帯部の塗装
- ベランダ・バルコニーの防水工事
- 外壁の目地シーリングの打ち替え
見積もりは塗料・塗布回数・補修範囲をそろえて比較する
相見積もりは、条件をそろえて初めて意味を持ちます。
使う塗料も塗る回数も違う見積もりを金額だけで比べても、どちらが得かは判断できません。
2社から3社に依頼するときは、次の項目をそろえて伝えてください。
【見積もり依頼時にそろえる6項目】
- 塗料のメーカー名と製品名、グレード
- 塗布回数(下塗り・中塗り・上塗りの3回塗りが基本)
- シーリングは打ち替えか、増し打ちか
- 付帯部をどこまで塗装に含めるか
- 足場・高圧洗浄・養生の費用が含まれているか
- 保証の年数と、保証の対象になる範囲
「外壁塗装一式 80万円」としか書かれていない見積書は、比較の対象になりません。
面積や単価の記載を求めても出てこない場合は、依頼先を見直したほうがよいでしょう。
塗料価格ではなく次回塗装までの総費用で選ぶ
塗料は、価格の安さだけで選ぶと損をすることがあります。
判断の基準にしたいのは、1年あたりに換算した費用です。
| 塗料 | 費用 (30坪の目安) | 耐用年数 | 1年あたりの費用 |
|---|---|---|---|
| シリコン系 | 80万円 | 12年 | 約6.7万円 |
| フッ素系 | 115万円 | 18年 | 約6.4万円 |
| 無機系 | 145万円 | 22年 | 約6.6万円 |
※中央値で試算した参考値です。実際の費用・耐用年数は建物の状態や立地により異なります。
1年あたりで見ると、グレードによる差は思ったほど大きくありません。
むしろ塗り替えのたびに発生する足場代を考えると、耐用年数の長い塗料のほうが有利になることもあります。
あと何年その家に住むかを基準に選ぶのが現実的です。
台風・雹・強風による破損は火災保険の補償内容を確認する
自然災害で外壁や屋根が破損した場合は、火災保険が使える可能性があります。
台風で雨樋が外れた、強風で飛来物が当たって外壁が割れた、といったケースが該当します。
千葉県は台風の経路になりやすく、2019年の台風では県内で多くの住宅被害が発生しました。
ただし経年劣化による色あせやひび割れは、火災保険の対象外です。
「火災保険を使えば無料で外壁塗装ができる」という勧誘には応じないでください。保険の対象になるのは、あくまで自然災害で生じた破損の修理費です。被害の有無は、契約している保険会社に直接確認しましょう。
リフォームローン・減税制度で支払い負担を分散する
まとまった資金を用意できない場合は、リフォームローンという選択肢があります。
金融機関のリフォームローンは、無担保型なら金利がおおむね年2%から4%程度です。
塗装業者が提携ローンを用意していることもあります。
また耐震改修や省エネ改修をあわせて行う場合は、所得税の控除を受けられる制度があります。
外壁塗装だけでは対象になりませんが、耐震改修や断熱改修とセットで行うなら確認しておく価値があります。



費用を抑えたいときに削ってはいけないのが、下地補修とシーリングの打ち替えです。
この2つは仕上がりの見た目には表れませんが、手を抜くと数年で塗膜が浮いてきます。削るなら、付帯部の色数やオプション工事から見直してください。
習志野市の外壁塗装に対応する「創輝塗装」


助成金が使えない習志野市では、業者選びがそのまま費用と品質を左右します。
ここでは、習志野市を対応エリアに含む「創輝塗装」を紹介します。
市川市に本社を置き、4回塗りにこだわった施工を行っている塗装店です。
\相談も見積もりも無料です/
市川市に本社を置き、習志野市を含む千葉県北西部に対応
創輝塗装は、千葉県市川市香取に事務所を構える塗装店です。
市川市を中心に、千葉県内のほか東京都・埼玉県・茨城県まで対応しています。
公開されている施工事例を見ると、市川市や浦安市に加えて、習志野市の隣にあたる船橋市でも屋根・外壁塗装を手がけています。
習志野市でも内装リフォームの施工実績があり、市内まで足を運んでいる業者であることが確認できます。
塗装業者を選ぶときは、対応エリアに入っているかどうかだけでなく、近隣で実際に施工しているかを確認すると失敗が減ります。
移動距離が短いほど、工事中の急な相談や、工事後の点検にも対応してもらいやすくなります。
創輝塗装に寄せられた口コミ・評判
実際に依頼した方の声を紹介します。
説明のわかりやすさと、工事後のフォローを評価する声が見られました。


★★★★★
屋根と壁の塗装をして頂きました。
初めての塗装で不安もありましたが、分かりやすく説明をしてくれて安心してお任せする事が出来ました。
仕上がりもとても良く、まるで新築の様に生まれ変わりました。
近所の方からも評判が良く、是非とも皆さんにオススメしたいです。
出典:Googleマップ(創輝塗装)


★★★★★
去年外壁塗装をお願いしました。凄く丁寧に分かりやすく説明して頂いて素人でも分かりやすかったです。あれから1年経過し点検にわざわざきて頂けました。メーカーさんからの保証も出るし安心です。また気になる事があったらご連絡します。ありがとうございました。
出典:Googleマップ(創輝塗装)
2件目の口コミでは、工事から1年後に点検へ訪問したことが書かれています。
塗装は工事が終わってからの期間が長い商品です。
引き渡し後に点検へ来てくれるかどうかは、業者選びで確認しておきたいポイントです。
市川市・浦安市での外壁塗装施工事例


浦安市/外壁塗装
プレマテックスのウルトラシリーズ(無機塗料)に保護トップコートを施工した事例です。色を一新し、外観の印象が大きく変わっています。
※写真は創輝塗装 公式サイトより
出典:創輝塗装 公式サイト(ギャラリー)


市川市/屋根・外壁塗装
日本ペイントのパーフェクトトップを使用し、外壁の色味を活かした落ち着きのある外観に仕上げた事例です。
※写真は創輝塗装 公式サイトより
出典:創輝塗装 公式サイト(ギャラリー)
会社の基本情報は次のとおりです。
| 事業者名 | 創輝塗装 |
|---|---|
| 所在地 | 〒272-0141 千葉県市川市香取1-6-16 |
| 電話番号 | 047-707-3728 |
| 受付時間 | 9:00〜19:00 (定休日無し) |
| 対応エリア | 千葉県全域 江戸川区、葛飾区、足立区 八潮市、三郷市、草加市、越谷市 龍ケ崎市、つくば市、神栖市、鹿島市 ※その他のエリアも応相談 |
| 対応工事 | 外壁塗装、屋根塗装、防水工事、雨樋交換、外構塗装、内装リフォーム |
| 保証 | メーカー保証と自社保証を組み合わせたアフターフォロー (保証年数は非公開) |
| インボイス 登録番号 | T4810419689832 |



塗装の品質は、塗料のグレードよりも工程の丁寧さで決まります。
4回塗りや工程ごとの写真記録は、施主が確認しにくい部分を可視化する取り組みです。見積もりの段階で、どの工程を写真で残してもらえるか聞いてみてください。
\営業電話なし・断ってもOK/
外壁塗装の助成金を利用するときに注意したい業者の勧誘
助成金は、悪質な業者の営業トークに使われやすいテーマです。
制度の内容を知らない人ほど、「補助が出る」という言葉で判断を急いでしまいます。
習志野市には外壁塗装だけに使える制度がないため、「外壁塗装に助成金が出ます」という説明を受けた時点で、まず疑ってください。
「申請すれば必ず助成金がもらえる」という説明を信用しない
補助金は、申請すれば必ず受けられるものではありません。
習志野市の2つの制度はどちらも先着順で、予算に達した時点で受付が終了します。
要件を満たしていても、受付が終わっていれば補助は受けられません。
国の制度も同じで、予算の上限に達すれば年度の途中で締め切られます。
【こう言われたら要注意】
- 「うちで契約すれば助成金が必ず下ります」
- 「申請はこちらでやるので、書類は白紙のまま預けてください」
- 「助成金のぶんを値引きしておくので、差額だけ払ってください」
補助金を前提にした値引きを提示された場合は、補助が受けられなかったときの支払額を必ず書面で確認してください。
助成金の期限を理由に契約を急がせる業者に注意する
「締め切りが近いので今日中に決めてください」という営業には応じないでください。
本当に期限が迫っているとしても、その場で契約を判断する必要はありません。
むしろ耐震改修費補助のように、契約してしまうと補助が受けられなくなる制度もあります。
急かされたときこそ、いったん持ち帰って市の担当課に確認するのが正解です。
訪問販売で契約した場合は、契約書を受け取った日を含めて8日以内であればクーリング・オフができます。
不安を感じたら、消費者ホットライン「188」に相談してください。
火災保険で外壁塗装が無料になるとは限らない
「火災保険を使えば自己負担なしで塗装できます」という勧誘もあります。
火災保険が対象にするのは、台風や強風など自然災害による破損の修理費です。
経年劣化による色あせやチョーキング、ひび割れは対象になりません。
保険金が下りるかどうかを判断するのは保険会社であり、塗装業者ではありません。
実際には損傷がないのに、被害があったように装って請求すると、保険金の詐欺にあたるおそれがあります。
「保険申請のサポート料」として高額な手数料を求める業者にも注意が必要です。
契約前に習志野市の担当窓口へ確認する
制度について確実な情報を得られるのは、市の担当課です。
業者の説明に不明な点があれば、契約する前に問い合わせてください。
| 相談したい内容 | 問い合わせ先 | 電話番号 |
|---|---|---|
| 窓の断熱改修などの補助 | 習志野市 環境部 環境保全課 | 047-453-9291 |
| 耐震改修・住宅の補助全般 | 習志野市 都市整備部 建築指導課 | 047-453-9231 |
| 訪問販売や契約のトラブル | 消費者ホットライン | 188 |
千葉県内で実際にあった手口や、行政処分を受けた業者の調べ方は、次の記事でまとめています。





制度の話を持ち出す業者がすべて悪質なわけではありません。
見分け方は簡単で、根拠となる制度名と要綱を示せるかどうかです。誠実な業者なら、対象になる工事とならない工事を自分から説明してくれます。
習志野市の外壁塗装助成金に関するよくある質問
習志野市の外壁塗装と助成金について、よく寄せられる質問をまとめました。
まとめ|習志野市では助成金だけでなく工事内容と見積もりを確認
習志野市には、外壁塗装だけを対象にした助成金はありません。
窓の断熱改修(上限8万円)、木造住宅の耐震改修(上限115万円)、国のみらいエコ住宅2026事業(最大100万円)の3つが、工事内容によって検討できる制度です。
いずれも外壁の塗り替え費用そのものは補助されません。
制度を探すことに時間をかけるより、工事の中身と見積もりを見比べたほうが、結果的に費用を抑えられます。
外壁と屋根をまとめて施工すれば、足場代の重複だけで15万円以上の差が生まれます。
【今日からできる3ステップ】
- 利用できる補助制度を確認する:断熱や耐震の工事も考えているなら、環境保全課・建築指導課に受付状況を問い合わせます
- 外壁の劣化状況を診断してもらう:チョーキングやシーリングの割れが出ていれば、塗り替えの時期です
- 工事範囲と費用が明確な見積もりを取得する:塗料名・塗布回数・補修範囲をそろえて2〜3社から取ります
\まずは費用の目安だけでも確認できます/


正直なところ、外壁塗装の業者選びってすごく難しいですよね。
「見積もりをもらっても金額がバラバラで、何が正しいのかわからない」
「ネットの口コミも本当かどうか判断できない。かといって適当に決めて100万円以上を払うのは怖い」
ペイプロは、そんな方のための無料の業者紹介サービスです。
- 習志野市に対応できる加盟業者の中から、条件に合う業者を1社ずつご紹介します
- 一括見積もりサイトのように、知らない業者から一斉に電話がかかってくることはありません
- 「まだ決めてない」「まず話だけ聞きたい」という段階でもまったく問題ありません
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現場の評判から得意な工法まで、とことん調べるのが私の仕事です!
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※本記事の制度情報は2026年7月時点の公開情報をもとにまとめています。募集期間・補助額・要件は年度ごとに変わるため、申請前に必ず習志野市および各制度の公式サイトで最新の内容をご確認ください。








